事例944「防湿材施工不備」
梅雨入りして、コンクリート打ちや
上棟の日程に気を使うシーズンになりました。
施主さん、監督さんの気苦労が増える時期です。
■(1)今回の事例______________
「防湿材施工不備」
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◆写真解説
24H換気、吸気孔の開口。
グラスウールの防湿材カット部にテープが未施工。
室内の水蒸気が壁内へ侵入する。
◆内容説明
グラスウールやロックウールは透湿性が高いため
壁内に水蒸気が入れば、外壁側で結露を起こしやすい。
そのため、室内側の防湿材の役割は重要です。
隙間なく、防湿材を連続させることが大事。
ウレタン吹き付け、セルロースファイバーは専門職が施工を行うのに対し
グラスウール、ロックウールは大工が施工する。
断熱の専門職ではないため、細かなところへの配慮が欠ける場合が多い。
◆対策
断熱材施工時のチェック。
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■(2)編集後記
昨日、タイヤに釘が刺さってました。
2年連続、修理不可でタイヤ交換が必要な位置。
移動途中の修理で、予定が狂いました。
車に乗る頻度が高いので
フロントガラスのひびとパンクは年に1回ほどあります。
運が悪いと、あきらめるしかありません。