事例948「グラスウールの施工不備」
知らない人から
昨日TVに出てました?と声を掛けられました。
「そうです」と返事をしたら、
「大変な仕事ですね。頑張ってください」と言われた。
うれしいお言葉です。
■(1)今回の事例______________
「グラスウールの施工不備」
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◆写真解説
グラスウールの施工不備。
壁内に押し込こみ、防湿材の留めつけも悪い。
基本を無視した施工。
◆内容説明
狭い箇所への施工は、袋入りになっているGWの中身を出して充填。
室内側は防湿材を施工する。
これらの作業が面倒なのか、袋入りのまま小さく切ったものを
押し込んでいる。
防湿材をきちんと施工しないと壁内結露の懸念がある。
◆対策
石こうボードを貼る前に、断熱材の施工状況をチェックする。
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■(2)編集後記
裁判相手の業者のデータを整理すると
圧倒的に小規模の業者が多い。
おおよその目安として、年間20棟以内。社員10人以下。
やはり、原因は無知であり。
修理するだけのお金がないため責任が取れない。
ただし、小規模の業者が皆悪いというわけではない。
きちんと責任を取る業者もいる。
また、大手でも安心できない。
一部の大手は、責任を取らない。
最近、いろいろな会社を見ていて思うことは、
評判を大事にして、成長を続けようとしている地元の会社は、
お客さんを大事にしている。
だから、人気があるし、成長していると思う。