事例966「鉄筋露出」
今日まで現場予定が入っていました。
名古屋市内の現場ばかりなので渋滞は関係ありません。
明日から月曜日まで現場予定はありません。
実質、休みです。
■(1)今回の事例______________
「鉄筋露出」
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ベタ基礎人通口、鉄筋が露出し錆びている。
スラブコンクリートを打設したあとに鉄筋を切断しているのが原因。
多い事例。
◆内容説明
完成済の住宅検査で多い指摘。
床下で錆らしきものを発見。その位置は人通口部のスラブ。
錆を削ると鉄筋の断面であることが分かる。
立ち上がりの鉄筋を一旦組んだ後に
人通口の開口の鉄筋をカットする。
カット位置が高かったり、コンクリートを打設した後に
切断すれば、鉄筋が露出する。
この状態を放置すれば、鉄筋の錆が進行する。
雨に当たらない床下である為、錆の進行は遅い。
◆対策
スラブのコンクリートを打設する前に
人通口の鉄筋をチェックする。
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■(2)編集後記
今年の夏、昼間は暑いですが、夕方からは涼しいです。
風通しが良くて、断熱の良い家は
夜はエアコンなしでも寝られる状況だと思います。
今年の夜、私の寝室でエアコンを入れたのは1日だけです。
汗びっしょりで我慢して寝ているわけではありません。
快適に寝ています。
また、自宅ある土地の標高は50M。山の上でもありません。
ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)が今後、増えるでしょう。
発電、節電で基準をクリアするのではなく、
エアコンを使わない工夫をするのも良いことだと思います。