事例974「梁接合部の割れ」
台湾へ被害をもたらした台風。
風速85mは信じられない数字です。
この規模の台風が来たら今の基準でも家は持たないでしょう。
年々、台風の威力が大きくなると予想されています。
家を持つことのリスクが上がりそうです。
■(1)今回の事例______________
「梁接合部の割れ」
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◆写真解説
接合部での梁の割れ。乾燥で木がねじれて割れた。
刻みを入れた加工部分は割れやすい。
◆内容説明
乾燥した材木を使っても組み立て後、さらに乾燥が進み
ボルトが緩んだり、割れが発生したりする。
接合部は、それぞれが違う動きをするため木が割れやすい。
もともと梁の接合部は、強度の弱点となるため、
金物で補強した上、影響が少ない箇所に設ける。
◆対策
このような現象を嫌う場合は
集成材と金物継ぎ手を利用する。
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■(2)編集後記
愛知県は交通死亡事故多発警報が発令されています。
それと関係があるのか、名古屋第二環状線などを走っていても
覆面パトカーかいつもより多い気がします。
愛知県は毎年交通死亡事故が全国NO1。
車の多さが原因の1つみたいです。
他の県を走る機会が多いですが、愛知県が特別
運転があらいなどということはありません。
やはり車の多さなどに比例して事故は起きるのでしょうか。