検査阻止
住んでから欠陥が発覚すると非常に大変。
完成後、紛争に発展すれば、施主、業者、双方にとって良いことがありません。
第三者検査の目的は、ミスを未然に防ぐことにあると思う。
工事中であれば、確認できる個所も多いし、是正もしやすい。
日頃、工事中の検査がもっと広がればよいと思っていますが
最近一部の大手は、検査妨害とも取れる行為をしている。例えば、
・構造や防火などの認定書を非公開。
・施主が立ち会いしないと現場に入れない。
・脅しのような誓約書にサインをしないと検査に入れない。
こんなことを何故するか、理由を聞くと
小さなことを大げさに棚上げし、もめさせる検査会社があるからだという言い分もある。
業者側に正しい知識があれば、おかしな主張は簡単に排除できるはず。
また、軽微な指摘も受けないように品質管理を強化すればよいことだと思う。
自動車業界などは、小さなミスもあってはいけないと考え、チェックを強化する。
建築業界は、いかにしてミスの発覚を防ぐかを考えている。
会社別の情報や現場公開の度合いをネットなどで公開していくと面白いかもしれません。
個々で発信している方が多いと思います。発信している皆さんがつながっていけば、
建築業界の意識も変わっていくと思います。