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まだまだ出てくる 偽一級建築士
新たに7名の非一級建築士による一級建築士詐称があったことを 国土交通省が、おととい公表しました。 最初の発覚のニュースから、皆が疑うようになり 照合がすすんでいるようです。 詐称が多い背景として、以下のことが考えられます。 ・一般の人は、能力に関係なく一級建築士という肩書きを信用する。 ・一級建築士の数は、他の国家資格に比... -
外出が続く時のメール対応
昨日、今日、ほとんど1日中外出。今もまだ新幹線で名古屋に帰る途中です。 外出が多くても、メールは全てスマートフォンに転送しているので、随時目を通しています。 検査を依頼していただいた方は、相談フリー。外出先でも、長文にならなければ早めに返事を書きます。 Android携帯からの投稿 -
現場の環境対策
現場を検査していて、最近気づいたことがあります。 それは、床養生材の変化。 かつては使い捨てタイプで、大量のゴミになっていました。 今では、ほとんどの現場が何度も使いまわしできる レンタル養生に変わっています。 大手ハウスメーカーでは、極力ゴミも出さないようにしています。 今後も環境対策は進んでいくのでしょう。 住宅検査カ... -
建築知識 4月号
今月号で資料提供したため、1冊いただきました。 チラッと見たら記事が面白く、時間がないのに、 現場へ行くギリギリまで、読みふけってしまいました。 一級建築士のお金、職、経営ヒントなどについて かなりの情報がまとめられています。 専門誌ですので、建築士に方にお勧めです。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサ... -
携帯免許証
一級建築士の免許証をようやく携帯型へ変えました。 (今まではA4サイズの紙) 現在、設計業を行っていない当社では、 提示の機会がほとんどありません。 それでも、建築士会などが切り替えを促しているため 切り替えました。 昨年、偽一級建築士のニュースが話題になったこともあるので これからは必要に応じて、提示したいと思います。 住... -
分譲住宅を建てる順番
事務所の近くで、何箇所か工事中の 分譲住宅現場の共通点を見つけました。 まずは北側を建て、売れるまで南側を建てない。 1区画の土地の広さは30坪を切る。 そこに4LDKの2階建てと駐車場2台を取ると、 境界ぎりぎりに家を建てないと納まらない。 先、又は、同時に南側を建ててしまうと、 北側の1階は1年中、日が当たらない。 販売時... -
春は火災が多い
今日、愛知県だけで2件の火災死亡事故があったようです。 また、現場への移動中、消防車に2回遭遇しました。 この時期、空気が乾燥し、風も強いので火災が起きやすい。 既存の家では、火災警報器の普及率が低い。 親や友人などの家に付いていなければ、取り付けをすすめましょう。 ホームセンターやスーパーで買えます。 (住宅用火災警報... -
住宅に関する専門家
今日は、防犯の専門家 柴山明輝さんと http://www.sumai-anzen.net/ 臭いの専門家 におい刑事 松林宏治さん http://www.201110.gr.jp/greeting.html と昼食を一緒に食べました。 今週はじめ、音の問題が飛び込んで来たり、 当社では対応できない専門外の問題が増えています。 音以外に臭いの問題も多いです。 検査した家のお客さんから泥... -
欠陥住宅が減らない?
昨日も瑕疵検査に行ってきました。 検査をしながらいつも思うことは、 「無知な上、適当な工事をする業者が多い」 失敗し痛い目に会わないと、 業者の意識は変わらないでしょう。 先週、建築士向けのセミナーに呼ばれ講演。 たくさんの紛争事例や、多いミスの内容などを話しました。 いろんな欠陥事例を知ることで、知識を得てもらう。 他人... -
不動産屋の裏側
前例のない瑕疵の書類作成に苦戦しています。すこし休憩しようと、デスクの上にあった本を読み出したら、一気に全て読んでしまいました。 題名は「狭小住宅」分譲住宅を売る営業マンが主人公です。狭小邸宅/集英社 ¥1,260Amazon.co.jp 不動産営業の裏側をリアルに描いています。 不動産屋のイメージがとても悪くなる内容です。 不動産購入の... -
事例551『外壁の凍害』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は1日現場へ出てました。 検査は3件でしたが、 移動距離が長かったため、時間がかかりました。 溜まっている書類を書く時間が、なかなかありません。 ■(1)今回の事例________ 「外壁の凍害」 ________________ ◆写真解説 サイディングの凍害。 浴室窓から伝... -
欠陥を減らすには
先週末、グループホームの火災で4名が亡くなった事件。 防火戸やスプリンクラーの未設置などが指摘されています。 防火関連の施工ミスはものすごく多い。 実際、商業施設などの欠陥調査へ行くと 100%に近い確率で、防火関連の施工不備があります。 施工不備になる原因は、設計図書での表記不足や 現場監督、職人の無知からです。 職人は、案... -
事例549『屋根裏に大量の鳥の糞』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 新築検査を依頼してきた方の契約書などを見ると、 未だに違法、又はスレスレのことをやっている業者がいる。 不動産の購入は、大半の方が初めて。 だから、おかしいと思わず契約してしまうようです。 ■(1)今回の事例_________ 「屋根裏に大量の鳥の糞」 ________________... -
低炭素住宅
昨年末「低炭素住宅」の認定制度が始まった。 まだ業界内でもあまり認知されていませんが、 長期優良住宅のように、徐々に広まっていくでしょう。 40年後の世界を予想した本に、 CO2削減は重要な課題になると書かれています。 2052 ~今後40年のグローバル予測/日経BP社 ¥2,310Amazon.co.jp 今後、低炭素住宅はハウスメーカーを中心に 標準仕... -
責任転嫁
「住宅瑕疵担保保証」 業者にとって、都合がいい存在のようです。 これから工事が始まる施主に対しては 「保険会社の検査があるので、欠陥の心配は要らない」といい、 欠陥住宅で、もめた場合には、 「保険会社の検査は合格。だから欠陥ではない」という。 先日も工事写真を見て、あきらかに間違っている 基礎の施工を指摘したら、弁護士から... -
サンゲツ 下請け代金不当減額
インテリア専門商社最大手のサンゲツが代金を不当減額 5億円超、下請法違反 というニュース。この業界では珍しくない。 当社でも、検査の結果、業者が料金を支払うケースもある。 今まで2度ほど、こんなことがありました。 注文書が送られてきて、その金額どおり請求をしても 振り込まれる金額が少ない。 理由を聞くと、安全協力費など何ら... -
事例544『基礎下に廃材を捨てられた』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 正月休み明けのバタバタが、ようやく一服しそうです。 歯医者(定期的なケア)や、散髪なども 時間を作って行って来ようと思います。 ■(1)今回の事例________ 「基礎下に廃材を捨てられた」 ________________ ◆写真解説 基礎底に建材のゴミを隠した。 材料分析は... -
新しいものは不具合が出やすい
ボーイング787のトラブルが相次いでいます。 新しいものは実際に動かしてみて、いろいろ不具合が分かるようです。 建築も同様です。 高層ビルで新技術で施工したら雨漏りがひどいとか、 割れない塗り材のはずが、ヒビだらけなど 昔から新しい工法、材料での不具合は相次いでいます。 最近では、結露、カビ、雨漏りなど、 メーカーが想定し... -
エコハウスのウソ
以前、大きな窓+吹き抜けがエコだという工務店の社長がいました。 かなり自信げに言っていましたが、これを否定する本に出会いました。 エコハウスのウソ/日経BP社東京大学準教授 前 真之 著 ¥2,100Amazon.co.jp勧められるままにエコ計画を進め、実際住んでみて 言っていたことと違う、というトラブルが最近多くなっています。 今後、エ... -
住宅メーカーが忙しくなってきた
アベノミクスへの期待、消費税UPによる受注増の予想、 日経平均に連動。いろんな要因からだと思いますが、 住宅メーカーや分譲業者の株価も軒並み上がっています。 (積水ハウスの株価チャート 昨年11月~現在) ※ちなみに私は住宅、建設関連の株は所持していません 年々、新築の仕事が右肩下がりに減っていく中、 ひさしぶりに業者にとって...