住宅紛争– category –

私が作成した欠陥住宅検査の書類に対する業者の回答でよくあるのは、建築基準法などの基準の解釈が間違っている。 普段、法律や基準とは無関係で、指摘を受け、何とか逃れようと、いろいろ調べ、自社に都合がよい捉え方になるのでしょう。 こちらが反論で間違いを指摘し、それ以上言い訳できなくなると、次は話をすり替える作戦に出るパター...

裁判で出した意見書に対する反論が、相手方からきました。資料を数多く揃え、全ての内容において、私の意見を否定し、間違った意見だ、と結論付けています。 しかし、相手の反論内容を見ると、まともにこちらの言っていることに対し、反論できてない。内容をそらして、正しくないと書いてあるだけ。 これは、毎度のパターンで、だから裁判は...

長い期間争っている事案。大手ハウスメーカーから反論が来ました。まともなことは、ほとんど書かれてなく、弁護士が勝手に書いているのかと思える内容。 非を認めると損害が大きいため、時間稼ぎが続いています。 🔳１　今回の事例＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿「フローリング損傷」＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◆写真解説...

急なご連絡ですいません。本日、１８時１５分から４５分の間CBCテレビ、チャントで、カビだらけの家を放送します。 見逃し配信のリンクは、明日以降、分かり次第告知します。 https://youtu.be/atD2WK4m5pg?si=FmAPQc7d0ZHNh9r8

先月、ロケを行った現場。お蔵入りが決定しました。 理由は、相手側にも取材が入り、ＴＶ撮影を知った相手ハウスメーカーから、建て替えを条件に放送中止の懇願があったためです。 ２年超、交渉を続け、話し合いでは無理だと判断し、訴状を出す手前の状態でした。（TV撮影が決まり、提訴を保留していました） 業者の過失は明らかで、倒壊しな...

現在サポートしている裁判で、かなり裁判所の判断がひどいものがあります。その裁判に参加してきました。 この裁判、重大な瑕疵を早々に切り、細かな瑕疵の審議に時間をかけている。主張している重大な瑕疵において過去、建て替えの判例がいくつか出ています。この瑕疵を認めると、建て替えになるので、流れとして、そうなっています。 まだ...

今週、報道番組のTVのロケを予定しています。 ロケ対象は、明らかな設計ミスがあり、重大な不具合が出ているにも関わらず、メーカーが責任を取らない家。 時間をかけ、話し合いをしてきましたが、決裂。裁判しか選択肢がないと思っていたところ、丁度よいタイミングで放送できそうです。 先回の放送は、ヤフーニュースまで取り上げて頂きまし...

マンション以外、１棟の建物としては過去最高額の裁判の準備をしています。 大手設計事務所に依頼をし、それなりの建設会社が施工しても、信じられないミス、不具合が起きます。ミスを認め、修理をしていましたが、途中で放棄されてしまいました。 修理が途中のため、建物は使えません。高額な金額をかけて造った建物が使えないのは、建築主...

リフォーム施工の不備で呼ばれるケースが増えています。 施工不備の原因は、業者のレベルが低いことが多く建設業許可がない業者に依頼している例もある。（金額、工事内容によっては無許可でも可能） レベルの低い業者は、職人からも好まれないのか、最近の人手不足で、職人を確保できず、本職でない人に工事をさせたり、職人あっせんサイト...

このところ、検査で構造に重大な問題が発覚し、建てかえ請求する予定の現場がいくつかあります。 建てかえとなると、業者は負担が大きいため、建てかえ回避、請求費用削減を目的に、ほぼ１００％裁判で対抗してきます。 過失が明らかなら、業者が負けると思われがちですが、そうではありません。 裁判においては、とんでもない判断をされるこ...

欠陥工事の被害者の方から、相談窓口が分からず、私にたどり着くまで苦労したとよく言われます。 役所に行っても、無駄ですし、SNSで回答を求めている方も見えますが、良い回答が得られる可能性は低いです。 揉めてから相談をしても、手遅れ、又はあまり得しないのケースが多いです。相談するのであれば、契約時にアドバイスを受けることをお...

調査してから半年以上経過している現場の反論が先週送られてきました。 内容は、かなりひどいです。責任を一切取りたくないので、こういう書き方になりますが、これを公開されたらまずいと思わないのでしょうか。ここはもともと、不具合が起きても、責任を取らないメーカーの一つ。 直接の話し合いで、建て替えさせたこともありますが、それ...

昼過ぎまで外にいましたが、結構な大雨です。被害が出ていないと良いですが。 いろいろな依頼がある中で、最近はリフォームの不具合が続きました。 昔から言えることですが、リフォーム業者のレベルは、新築に比べると、全般的に低いです。 今回、素人集団の会社が施工した、それにお金を払う価値はないだろうという、信じられない施工を見た...

裁判中の物件。初回の反論が来ました。毎度のこと、確認申請の中間検査に合格している。検査済証が下りている。瑕疵保険の検査が合格しているという内容が多い。 今の時代、これらに合格していることは、当たり前で、合格していない家の方が珍しい。ミスは明らかで、これ以外の反論が思いつかないと思います。 お決まりの反論なので、これに...

完成した家が、希望した仕様や性能と違うという揉め事が多いです。 内容は、耐震性や省エネ性、バリアフリー等。 紛争になっている例のパターンは１，建築主の要求に対し、営業や設計者が理解を　　誤る。建築主の伝え方が悪いか、担当者が　　無知で、違う理解をする。２，建築主の要求内容を、図面化する途中で、　　誤る。変更などに対応...

欠陥検査で構造瑕疵が発覚。施工者が廃業しているため、保険会社へ弁護士から保険適用になるか問い合わせをしたところ、「実際に何か現象が起きていなければ対象外」との返事が来た。 構造耐力に関しては、大地震などが来て壊れないと保険の対象にならないようです。それでも、大地震時に破壊した場合は、住宅瑕疵担保責任保険ではなく、任意...

今現在、紛争処理をサポートしている物件のうち、一昨年、検査した現場にたくさん動きがあります。 話し合いの最中、これから裁判、裁判途中と状況は、いろいろです。 指摘内容にもよりますが、住宅紛争は、解決までに時間を要します。最近、話し合いに参加した現場も、検査してから２年。未だ、合意に至っておりません。 同じく２年前に検査...

建物が完成（実際は内部仕上げ工事の大半が未施工）。確認申請の検査済証も下り、請負代金も払い、登記も完了、それでも請負業者が建物を渡さない現場があります。 渡さない理由は、追加代金の未払い。 追加代金と言っても、引き渡し間際に請求されたもので、金額も一千万超。自社の打ち合わせ、設計ミスによるものの補修費用と安請負した結...

裁判中の物件において、意見書に対する反論が返ってきました。先月、今月は数が多いです。 数回、読み返しましたが意味がよくわからない。弁護士もわからないと言っていたので、私の読解力の問題でもなさそうです。 非を認めてしまえば、それで終わってしまうので、相手はいろいろ考え、主張してきます。 一見、まともな反論に見えるあたりは...

裁判中の物件。検査での指摘内容について反論が来たため、内容を確認したところ、全く、内容が嚙み合っていませんでした。 裁判中のため、内容は公開できませんが、例えば、基礎で鉄筋のことを指摘しているのに、コンクリートについての資料を出して、問題がないと言っている。 おそらく、建築会社は裁判を全て弁護士に任せ、技術的な協力を...