住宅紛争– category –
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エネファームの問題
家庭用燃料電池「エネファーム」。 説明より光熱費が安くならないとして、紛争になっているようです。 高額な商品なので、消費者の期待も大きいと思う。 初期は大手メーカーを中心に導入していた。 大手は断熱性能の良さをうたっているが、 実際はそれほど暖かくない家も多い。 そのあたりで想定と違った可能性もあるのでは? -
事例678『基礎の瑕疵を見逃した』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 紛争処理が忙しいです。 遠方からの問い合わせも最近、急増。 ただ、費用面で依頼できないケースも多いです。 最初だけ安く、あとが高いという手法は取っていません。 ■(1)今回の事例_________ 「基礎の瑕疵を見逃した」 _________________ ◆写真解説 瑕疵保険会社... -
お決まりの反論
現在調停中の物件。 構造欠陥の指摘に対し、業者の反論は 「瑕疵保険の構造検査に合格している」 業者は瑕疵の核心を突かれ、逃げ場がなくなると、 役所や保険会社を盾にする。 瑕疵が明快なため、役所や保険の検査が合格していても 逃げられるケースではありません。 この現場の保険会社の検査員は、ろくに現場を見ていません。 基礎の検査... -
紛争はお金がかかる
先週、今週は週末でも高速道路はそれほど混んでいないです。 ゴールデンウイーク前で、遊びに行く人が少ないのでしょうか。 欠陥住宅であることが発覚し、 相手へ損害賠償を求めるための検査の問い合わせで、 被害のひどさを訴え、何とか交通費だけ、もしくは、格安で 検査ができないかという話が時々あります。 欠陥住宅をつかんでしまった... -
トラブルの傾向
現在手持ちの裁判物件。 大手メーカーはわずかで、95%は地元の小さな工務店。 会社の規模が小さいと、多額の修理費が出ません。 だから裁判で、損害額を多少でも減らそうとします。 小さな工務店は数が多く、いい悪いもばらけています。 数が多いだけに、見極めも難しいです。 業者を選べない建築条件付きでのトラブルも多い。 業者に対し... -
代金持ち逃げ
住宅ローンは、自分の口座に銀行から振り込まれる。 原則はそうですが、銀行から直接、業者の口座へ 振り込まれることもあります。 業者への直接振り込みは危険です。 工事が終わってないのに、お金が振り込まれたら 残りの工事をしなくなった。 減額工事があったのに、返金に応じない。 などのトラブルが現実に起きています。 住宅ローンを... -
最低基準の家?
瑕疵論争になると基準法を盾にする業者が多い。 フラットや建築学会の仕様書に沿わない工事、 瑕疵保険、製造メーカーの基準に違反する工事、 また、契約内容と違う工事をしていても 「基準法には違反していない」と主張する。 過去に「基準法施行令」を、政令だから無視できると 言った業者もいます。 基準法の法律条文は、詳細なことまで書... -
でたらめな見積書
午前中、裁判物件の構造瑕疵部分だけの、 修理見積もりのチェックを行いました。 こちらが主張する金額は約200万円。 相手方の値段は約20万円。 金額が10倍違います。 珍しいことではありません。どこもいつも、こんな感じ。 相手方は、実際に工事を請け負うわけではないので リスクがなく、何とでも書けます。 こんな書類が出てくる... -
書類の捏造
出てきた書類が、正しいと信じてはいけない。 指摘した瑕疵に対し、業者から回答があった。 根拠を付け、問題がないという見解が来ましたが その根拠が架空で、実際には存在しない文献でした。 また、現場検査で構造の不備を疑い、 業者へ構造計算書の提示を求めていた。 ようやく届いた書面は、計算式が書いてある部分が全てなく 計算結果の... -
間違った認識
細かなもめごとも多く寄せられます。 その中には瑕疵に対し、お互いが間違った認識をして もめているケースがあります。 いろいろ説明をしていくと、納得していただけます。 例えば、基礎のひび割れ。 躯体の耐久性などに影響を及ぼすひびもありますが、 放っておいても問題のないひび割れもあります。 業者側に正しい知識があれば、早期に解... -
マンション偽装事件
瑕疵検査に行く途中です。フライデーの住友不動産の記事。札幌市役所の対応に疑問を投げかけています。役所は市民の味方と思っている方が多い。欠陥住宅を掴んでしまい、役所へ駆け込む人が多いが、解決した話を聞いたことがない。行政が厳しく線引きしだしたら、建築業界は大混乱する。見て見ぬふりして、バランスを取っているのが現状です... -
見苦しい反論
このところ、紛争中の相手からの反論がまとめて届いている。 反論の内容もそれぞれ。 ブランド意識が高い会社ほど上手に反論してきます。 会社のイメージを大事にしているのでしょう。 それとは反対に、乱暴かつ、でたらめで 自分勝手な反論をする会社もある。 ある相手側の建築士は、業界の人脈を使い 私に圧力をかけようとした。 私が会う... -
かなり無知な業者
先週、欠陥検査した現場の書類を作成しています。 欠陥が多すぎて、時間がかかっています。 数多くの欠陥が発生した原因は、業者の無知からきている。 基準など何も分からずに家を造っているのでしょう。 この業者、今も何件か建てているはずです。 早く書類を突きつけて、間違いを認識させないといけません。 無知な建築業者は、多くの欠陥... -
希望した性能と違う
時間がかかる瑕疵検査を3日続けて行いました。 書類作成は、検査以上に時間がかかります。 しばらく書類作成に時間を取られます。 基準は満たすが、契約で特に定めた性能を 満たさないという瑕疵が多い。 例えば、12CM角の柱を約束したのに 10.5CM角を使われた。 結露しない家を注文したのに、 結露を起こしたなどの例がある。 大... -
住宅紛争 無料相談窓口
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター の住まいダイヤルへ寄せられた相談件数。 24年度は2万件もあったそうです。 最近、新聞でもこの相談窓口の広告をよく目にします。 また新築入居後、ダイレクトメールも届くようです。 紛争を掘り起こしているみたいで、 建築業者にとっては、迷惑な話でしょう。 -
大嘘つき業者
欠陥住宅検査で、構造の計算ミスを指摘した。 業者からの回答は、 「弊社は間違っていない、何人かの建築士に聞いたけど 間違っているのはカノムだ」と言ってきた。 根拠も示さず、数が多い方が正しいということ主張し 施主を信じ込ませようとしたようです。 指摘した部分は、計算式に入力する係数など。 私が間違っているとすると、 木造の... -
わるいやつら
サラ金、ヤミ金、提携弁護士などのことを書いた わるいやつら (集英社新書)/集英社 ¥735Amazon.co.jp 宇都宮健児著を読みました。 住宅業界。「わるいやつら」は、今ではあまり存在しません。ここ5年くらい、暴力団関係者が出てくることも無くなりました。 しいていえば、中古住宅を安く仕入れ、傾いていても、シロアリに喰われていても... -
シロアリ被害に対する業者の考え
昨日の続き。 弊社の報告書を強く否認しないといけない ひとつに「シロアリ被害」がある。 この家はリフォーム済みの中古住宅。 業者はシロアリ被害を隠して売った。 こちらは、食害がひどい部材の交換と シロアリが再発しないような根本的な修補を 求めているのに対し、 相手側は、駆除してシロアリがいなくなれば 瑕疵ではないという反論を... -
中立性、信頼性とは
欠陥住宅裁判の相手側からの準備書面で毎回書かれること。 原告は、甲4(検査報告書)を中立な専門家による検査結果であると 主張しているが、下記のように、カノムの中立性、調査、報告書内容の 信頼性は極めて疑わしい。 まずは、私の書いた報告書を攻撃して 否定するところから始まります。 相手に不利な瑕疵について書いてある以上、 厳... -
業者の言い訳
欠陥検査報告書に対する業者の回答が来た。 金物の施工がないなど、重大な構造欠陥について 図面や工事写真で証明することなく、 「中間検査」、「瑕疵保険の検査」は合格しているから 瑕疵はないと反論してきた。 (構造金物:本文とは別の現場の写真) 国の認定機関が行う検査、 素人なら「ハイそうなんですか」と納得するかもしれませんが...