住宅紛争– category –
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3倍返し
ある国では、重大な欠陥住宅を売った場合、3倍の価格で買い戻す法律があるようです。 日本はそんな法律はありません。どちらかと言えば、 業者が責任逃れできるようになっている。 最近、3倍返してもらっても良いくらい、ひどい瑕疵がある物件の 相手側の主張を読んで、笑ってしまった。 こちらが指摘した瑕疵に対し、言い訳ができない箇所... -
脅し
以前、簡易裁判所から特別送達で訴訟告知書が送られてきた。 瑕疵検査後、裁判になっている相手が出したもの。 内容を簡単に説明すると、「お前にも責任があり、裁判結果次第では、 お前を訴えるぞ」という内容。 心理的に圧力をかける。裁判に協力する気を無くさせる目的だと思います。 優秀な弁護士に依頼し、反論などを準備している間に裁... -
親会社
親会社が他業界で有名企業である住宅メーカーがある。 子会社の不祥事を親会社がどう処理するか。 1件だけの処理であれば対応するが、商品欠陥に関することで 被害が大きくなる場合は隠蔽する傾向がある。 今度、世界でも有名なあの会社に子会社の不祥事を告知する予定。 子会社は、三菱自動車の燃費不正に似たことを行っている。 ただ、ミ... -
リコール
先月、瑕疵検査に入り、設計ミスによる不具合を指摘した家がある。 業者は、簡単に修理しようとしていたが、 発生原因を示し、その方法では直らないと指摘した。 最悪、紛争に発展するかと予想していましたが、 先日、業者側から根本的な修理案が提示され、無事解決しそうです。 その業者は、検査した家だけでなく、過去同じ施工をした家、全... -
TVの内容
今日夕方の報道番組に出演しました。約15分くらいの内容。 老人ホームの風呂の排水が垂れ流し。 防水施工を忘れたため基礎内に水がたまる。 業者は改善策として、基礎に穴を開け、雑排水を屋外へ垂れ流し。 基礎に穴を開けたとき、鉄筋を6本ほど切断している。 現在、不衛生でかつ、基礎の強度不足が懸念される。 また、放送されませんで... -
逃げる業者
重大な欠陥を造りながら、逃げる業者がいる。 逃げられる環境がいけないと思う。 行政は業者に強く指示できない。 担当者が強いとそうではないが、ほとんどは関わりたくない態度。 また、相談したところで、たらい回しに会う可能性が高い。 また、裁判を行っても「基準法違反=修理が必要だ」とならないことも多い。 建てる前に業者を見極め... -
業者VS施主
もめている現場での施主と業者の話し合い。 激しい言い争いで、施主が業者を言い負かす場面は 痛快であり、笑いをこらえるのに必死になります。 今までで一番印象深いのは、施主が校長先生。 業者は開き直り、強気な態度。言っていることは滅茶苦茶。 私が時々、補助しましたが、さすは校長先生。 おかしな主張をする業者を最後は完全に負か... -
請負契約解除
工事着手前に業者とトラブルになり、相談を受けた方。 危ない感じがしたため、請負契約解除を勧めたが そのまま工事を開始。検査依頼もなかった。 その方から、工事中に大きなトラブルが発生したという連絡があった。 契約を交わしたあとに契約解除をすると 違約金を取られるため、契約解除はハードルが高い。 ただし、いい加減な業者であれ... -
スリット問題
今朝は早朝に事務所を出て、北陸に向かっています。 標高1000Mを超える箇所を通るため、まだスタットレスタイヤを履いています。 名古屋の高級分譲マンションで、建物の損傷や損壊を防ぐ「耐震スリット」の 未施工、不具合が見つかった件。 新聞が大きく取り上げましたが、いまさらという感じです。 過去、マンションの検査に入り、スリ... -
マンション建て替え
瑕疵検査に向かう途中です。 今日から2日間、大阪メンバーと合同でずっと現場に入ります。 横浜西区のマンション、住友不動産と熊谷組が 全棟建て替え提案、慰謝料200万円を提示。 こうなったきっかけは、傾斜と基礎の鉄筋を切断、 また補強筋もないという施工不備。 傾斜は入居者でも気づくことはできるが 鉄筋の切断はプロが調べない限... -
広告の嘘
今週、相談を受けた内容はひどい事例ばかり。 この業界の営業は、売るためには平気で嘘をつく。 また、広告やカタログも誇大表示が多い。 そんなことをやるのは悪徳業者だろうと思う方が多いはず。 いや、一部の有名メーカーです。 今や省エネ性能では、中小工務店に負けるため、 嘘でもつかないと仕事が取れないのかもしれません。 それにし... -
TV撮影
午後、TVの撮影がありました。 紹介する内容は、建設業の許可を得ず、建設業を営んでいる 業者が建てた欠陥住宅。 意外と思うかもしれませんが、案外、無許可業者は多いです。 建設業の許可を得るには下記の条件が必要。 1.経営業務の管理責任者が常勤でいること。 2.専任技術者を営業所ごとに常勤で置いていること。 3.請負契約に関... -
役所による瑕疵確認
今日の午前中は岐阜県、午後から静岡県。 帰りは東名の渋滞や事務所付近で事故が相次ぎ、 予定より1時間くらい遅れて事務所に到着。 今日締め切りの原稿が一つあり、焦っています。 基準法違反の告発に対する、役所の現場確認に立ち会いました。 今まで見てきた中では、業者側に厳しい見解を聞くことが出来ました。 (書類は後日出てきます... -
裁判の相談
今日は現場3件と裁判の打ち合わせ。 さらに月末で事務仕事も膨大にあり、余裕がない1日でした。 打ち合わせをした裁判は、重大な瑕疵がゼロ。 建物が危険で住めないと主張している割には、ひとつも根拠をしめしていない。 また、瑕疵の現象が大げさにねつ造されているか、測定ミスをしている。 こんなことでは今後、苦戦が予想される。 ちょ... -
質の悪い建築業者
このところスケジュールが過密で、写真更新頻度が減っています。 明日はまたTV撮影。放送日は分かり次第、告知いたします。 瑕疵検査に行った家の80代の建築主から聞いた話。 工事中、打ち合わせどおりでない施工を指摘したところ 業者の代表から「先が短いから長くは住めない、何でもいいだろう。 黙って任せておけ」と言われた。 建築... -
業者から警戒される
今日2件目の現場、検査が終わり車に乗ろうとした時、 自転車を引き、ふらついたおじいさんが、こっちへ歩いてきた。 「大丈夫ですか」と声をかけると、「もう歩けない」と言う返事。 現場横に座らせたら、ぐったりしはじめた。 熱中症を疑い、他の職人さんたちと共に、救急車を呼ぼうか様子を伺っていたら ただの酔っ払いであることが判明。 ... -
高裁、完全勝訴
高裁判決で完全勝訴。 1審でも勝訴、高裁でも同じ結果でした。 いい結果で裁判に勝ったとはいえ、ご本人は 費やした時間、経費を考えると手放しでは喜べません。 争いが無い方が一番良いです。 これから家を買う人は、買う前に依頼をしてください。 この裁判、非常にシンプルに立証を重ねました。 こちらの主張も正直に、大げさでもなく。 そ... -
こんな家は危ない
先月出演したジョブチューンの台本に 「デザイナーズ住宅は危ない」というセリフが書いてあった。 事前打ち合わせを行ったが、それは私が提案したものではない。 TV局の情報では、世間はそう思っているようです。 同じ建築士を責めたくないですが、それは間違いではありません。 先日瑕疵検査に行った家は、まさにデザイナーズ住宅。 検査... -
安易な紹介を受けない
家を建てるのが目的で土地を買った人に 仲介した不動産業者が建築屋を紹介するケースがある。 紹介してもらえば、業者を探す手間は省けますが、 自分の希望に合った業者に知り合えるとは限りません。 不動産は紹介に関するトラブルも多い。 業者を何社か紹介してもらい、最終的に自分で探した業者と契約した方が、 あっせん業者から高額な手... -
住宅紛争の基本
欠陥住宅の相談を受けた家で、雨漏り、カビ、契約違反など 一つの現象だけで紛争を行っているケースがある。 そのような現場にあとで行く機会があり、構造瑕疵などを見つけることがある。 裁判などの紛争の場で、途中から瑕疵を追加することもできますが、 タイミングによっては、受け付けてもらえないこともあります。 過去に、小さな瑕疵で...