長井のブログ
-
事例1273 「エアコン内のカビ」
カビ欠陥住宅検査などの丸1日かかる検査は、月内の予約受付を完了。来月は、未だ日程に余裕があります。 相談類の枠も、今月はほぼ、埋まりました。 ■(1)今回の事例_____________ 「エアコン内のカビ」______________________ ◆写真解説 エアコン内のカビ。室内のカビの汚染がひどいケースでは、エアコ... -
メーカーへの質問
その他不具合施工の裏付けを取るため、メーカーに質疑を出すことがあります。 数ケ月前、大手塗料メーカーに質疑を出した際は、無視されました。 今回、構造に関わる重大な内容の質疑を建材メーカーに出したところ、即日、回答があったものの、回答は簡単なものでした。 質問する際に、こちらの情報を開示するため、メーカー側も裁判に使うのではな... -
忙しい業界
その他建築業界は、現在、景気がよい印象がありません。しかしながら、実際は忙しい会社が多く、急ぎの依頼などに対応できていないようです。ある会社は、見積もりが出るのも3ケ月待ちの状態。 年々、仕事量は減っているものの、それ以上に働いている人が減っているため、忙しいと思います。 この先、さらに60代以上の引退が増え、人手不足が深... -
事例1272 「梁、緊結不良」
構造金物検査の指摘を無視するケースが稀にあります。自分に跳ね返ってくるのに、どんな理由で無視をするのか、理由を尋ねてみたいです。 おそらく、理由はなく、ただ、やる気がないだけだと思いますが。 ■(1)今回の事例_____________ 「梁、緊結不良」 ______________________ ◆写真解説 梁接合部、... -
ブルーインパルス展示飛行
その他昨日の午後、岡崎公園近くの現場予定がありました。たまたま、愛知県政150周年記念のブルーインパルス展示飛行の通過時間前で、国道1号線は大渋滞。岡崎公園付近はものすごい人が集まっていました。 現場には通過予定時間の20分くらい前に到着。現場周囲もかなりの人混みで、何かパフォーマンスがあるかと期待し、予定5分くらい前に職... -
事例1271 「壁内結露改修」
結露今年、この時期にしては、暖かいです。例年ですと、11月10日くらいから、この地方では暖房を入れ出す家が多いですが、今年は、未だ暖房を入れていない家も多いかと思います。 天気予報をみると12月に入ると、いきなり気温が平年並みになるようです。 ■(1)今回の事例_____________ 「壁内結露改修」 _____... -
反論2
住宅紛争裁判中の物件において、意見書に対する反論が返ってきました。先月、今月は数が多いです。 数回、読み返しましたが意味がよくわからない。弁護士もわからないと言っていたので、私の読解力の問題でもなさそうです。 非を認めてしまえば、それで終わってしまうので、相手はいろいろ考え、主張してきます。 一見、まともな反論に見えるあたりは... -
反論
住宅紛争裁判中の物件。検査での指摘内容について反論が来たため、内容を確認したところ、全く、内容が嚙み合っていませんでした。 裁判中のため、内容は公開できませんが、例えば、基礎で鉄筋のことを指摘しているのに、コンクリートについての資料を出して、問題がないと言っている。 おそらく、建築会社は裁判を全て弁護士に任せ、技術的な協力を... -
事例1270 「防水紙の劣化」
雨漏り雨も少なく、空気も乾き、昼間は暖かい。今の時期、躯体組み立て、コンクリート打設をするには良い時期です。 ■(1)今回の事例_____________ 「防水紙の劣化」______________________ ◆写真解説 外壁防水紙の劣化。数年しか経っていないにも関わらず、劣化による損傷が進行している。防水紙の種類を施... -
事例1269 「床の黒ずみ」
カビ現場検査と書類作成に追われてます。先延ばしできない急ぎの対応希望が多いため、集中してしまいました。 ■(1)今回の事例_____________ 「床の黒ずみ」______________________ ◆写真解説 フローリングの黒ずみ。床下の湿気が原因で黒ずんできた。フローリングの含水率は全般に高い。 ◆... -
車買い替え
その他メインで使っている、5年20万キロ乗った軽自動車を手放しました。 車検を通し、あと5万キロくらい乗ろうと思っていましたが、車検の費用が思いのほか高額だったことと、エンジン部品の劣化も発覚したので、直前で買い替えを決断しました。 12万キロで一度、エンジンをオーバーホールしていますが、20万キロ、故障なしでした。 どこの... -
事例1268 「カビの大量繁殖」
カビ昨日もカビ原因特定に行きました。水蒸気量を測ると、空気はかなり乾燥していて季節が変化したことがわかります。 ■(1)今回の事例_____________ 「カビの大量繁殖」______________________ ◆写真解説 クロス表面に繁殖した大量のカビ。建物に原因があるにも関わらず、施工者側は、生活の仕方... -
瑕疵保険の基準
検査業務住宅瑕疵担保責任保険法人が、設計施工基準を出しているにも関わらず、基準以下の設計でも、図面審査で指摘をしないようです。基準以下の家を欠陥検査で指摘することが、たまにあります。 裁判所も保険基準を重要視しないなど、何のための基準か前から疑問に思っております。 保険制度は良いことだと思いますが、それが欠陥住宅の防止策にな... -
出張WEEK終了
検査業務この1週間、遠方の検査が続き、夜遅く帰り、翌朝、早出の繰り返し。飛行機、新幹線、車の全移動距離を合計すると約8千キロになります。ある程度、先送りも考えましたが、どの物件も急ぎで検査が集中しました。 出張先の現場に行くと「遠方から来ていただいてありがたい」と感謝の言葉をよくかけられますが、反対に遠方にも関わらず、呼んで... -
裁判所の判断
住宅紛争建て替え請求をしている裁判で、専門委員がおかしな判断をしております。よくあることですが、今回のケースは完全な誤り。構造に関する重大な基準法違反を問題ないと判断してます。 この裁判、当初から、地方で行っているので、嫌な予感がしてました。予想どおり、付いた専門委員(建築士)がダメでした。 たまには良い判断もあるので、裁判... -
久しぶりのセミナー
検査業務今日、久しぶりに大勢の方の前で講演しました。 コロナ禍でセミナーとメディアの仕事が全てストップ。また、SNSの投稿を控えているため、公表していない有益な情報がたくさんあります。そのため、話す内容を絞るのに苦労しました。 一気に元どおりとは、いきませんが、徐々にこれらの仕事もやっていこうと思います。 -
事例1267 「壁断熱材未施工」
断熱材私にたどり着くまでに苦労しましたと、最近よく言われます。 特にカビの原因調査は、頼んではみたものの、依頼した先がそもそもカビの知識がなかったなどの話を聞きます。 多くの人に必要とされる仕事ではないので、認知度があがりません。 ■(1)今回の事例_____________ 「壁断熱材未施工」________________... -
ダメ現場監督
業者情報現場監督が仕事ができる人かどうかは、検査の仕事でかかわれば、すぐに分かります。現場の点数も付けるよりも、現場監督の点数を付ける方が簡単です。 最近も、数回やり取りしただけで、その現場監督の性格や会社がどう評価しているかを当てました。 新築検査においてのデータですが、ダメな現場監督の割合は7割くらいです。人気が少なく、... -
専門家らしく見せる
検査業務建築士の資格がなく、無資格のため当然、建築士事務所登録もしていない者が、欠陥住宅の調査鑑定をしている例が2件ありました。 2つの例ともに、さほど詳しくないのに専門家を装い、依頼者を信頼させ、業務を請け負う。 やっているうちに、依頼者も能力がないことに気づきますが、紛争事は相手方がいるので、すぐに能力の無さを見抜かれま... -
業者選び(耐震、省エネ)
業者情報9月の後半ということもあり、スケジュールが混み合っております。ただ、欠陥検査は一段落し、精密検査機材を校正に出しました。 営業力の弱い工務店さんが、今、トレンドである耐震等級3、省エネ、床下暖房仕様などを手掛けるケースが増えています。高い技術力がなくても、外部頼りでこの仕様を取り入れることができるため、注意が必要です...