長井のブログ
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消費税脱税事件
業者情報今日、最後に行った現場は山の中。 愛知県でも、まだ雪が残っている町があります。 「名古屋の不動産会社の社長。 消費税の脱税容疑で逮捕」のニュース。 今朝の中日新聞では名前が出ていなく、 たぶんあそこだろうと想像していたら 予想どおりでした。 (ピンと来たのが、この会社でした) 普段の行いが、家づくりにも出ます。 以前、裁判中... -
最近多い問題
躯体構造最近、2階床の傾斜の問題が多い。 1Mで9mmの傾斜 原因のほとんどは、無理な間取りと骨組の計画ミス。 木造住宅の場合、躯体の詳細は下請けに丸投げが多い。 躯体工場の担当者も構造に精通しているとは限らない。 ノーチェックのまま、躯体の構成が決められ 現場が完成してしまう家がほとんどです。 先日、検査にいった現場も、プレカッ... -
事例653『梁の穴あけ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 次から次へと新たな問題が舞い込んできます。 最近は、大きな問題はないのに、もめている事例も 増えているような気がします。 そんな事例に限って、落としどころが難しいです。 ■(1)今回の事例________ 「梁の穴あけ」 ________________ ◆写真解説 2×4の梁の中央部。... -
曲った壁
検査業務壁の下の方が曲がっている。ボードの下部を止める下地が悪い。忙しくなると、手の悪い職人でも頼まないといけない。当然、やり直しです。 -
隣の目線
その他全く窓の位置を意識してない分譲住宅。検査した家の窓からは、隣のバルコニーと窓が近接し、丸見え。田舎の一軒家じゃないんだから、少し考慮すればと思いました。使いやすさ、住みやすさは、工夫しだいで何とでもなります。 -
事例652『基礎の穴』
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 名古屋も雪が積もっています。 今日は一宮、岐阜方面へ向かいます。 早めに出かける予定です。 ■(1)今回の事例________ 「基礎の穴」 ________________ ◆写真解説 基礎の大きな穴。コンクリート打設時にできたもので 詳細な原因は不明。 埋め戻される前に発見。 ◆内容説... -
見苦しい反論
住宅紛争このところ、紛争中の相手からの反論がまとめて届いている。 反論の内容もそれぞれ。 ブランド意識が高い会社ほど上手に反論してきます。 会社のイメージを大事にしているのでしょう。 それとは反対に、乱暴かつ、でたらめで 自分勝手な反論をする会社もある。 ある相手側の建築士は、業界の人脈を使い 私に圧力をかけようとした。 私が会う... -
勉強会
その他建築士事務所協会のセミナー、あと20分後、スタートです。たくさんの事例を知っていただき、ミス防止の参考にしていただくことが目的です。今日開催する地区は、別の会で二年前にもセミナーを開催しています。勉強熱心な建築士が多いです。 -
事例651『モルタルの厚み不足』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は祝日でしたが、 朝から夕方まで計4件の現場に行きました。 現場ばかり出ているので 書類がたまっています。 ■(1)今回の事例_________ 「モルタルの厚み不足」 _________________ ◆写真解説 外壁モルタルが薄い。 下地材の上に8mm塗るところ、2.64mmしか塗ら... -
遠方の検査
検査業務朝4時出発で現場へ向かってます。気温はあまり低くないですが標高が高いので雪がいっぱい。目的地まで、あと1時間。 -
機能していない24H換気
その他シックハウス対策のため、 現在、法律で設置が義務付けらている24H換気。 部屋に給気、トイレなどに排気のタイプ、 いわゆる「第三種換気」。 実際には、給気口から空気を引っ張っていない 場合が多い。 ↓ある程度気密が高い家。 換気扇をONしても空気は入ってない。 (真ん中の四角形のものが給気口) 空気が動かないので、シックハウ... -
事例650『屋根の雨漏り』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回で欠陥写真が700番になりました。 1000を目標に始め、ここまで約8年。 あと300なので、このままのペースで約3年、 毎日掲載すれば1年で終わるところまできました。 最近もいろいろとひどい施工を撮影しています。 順番に紹介していきます。 ■(1)今回の事例________ 「屋根... -
耐震等級
躯体構造家の耐震性を判断するのに「耐震等級」がわかりやすい。 ただ、計算をせずに「耐震等級3簡易チェック済」とかの 紛らわしい表現をしている会社も多い。 その他、計算はしていても間違っている。 現場施工でミスがあるなどして 実際は耐震等級が確保されていないケースも多い。 (2階床の釘の外れ。規定の釘より細い物が使われている ため耐... -
既存不適格
その他新築マンションで、何年かしてから全面道路が広がり 土地が減った事で容積率オーバーになる事例がある。 このような建築基準法に適合しない建物を 既存不適格といいます。 住み続けるには何ら問題がありませんが、 売ろうとした場合など、問題が起きます。 買いたい人がいても、銀行がローンを承認しないため 買う人が限定されてしまいます。... -
事例649『コア抜き』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中は夕方締め切りの書類作成。 午後は検査に出かけ、夕方は弁護士との打ち合わせ。 時間に余裕がない日に限って、電話が数十件と多かった。 至急連絡を取りたいという事務所からの連絡が意外と多い。 ただし、本当に急用だったことは、皆無。 次からは信用されなくなるので 至急をあまり多用しない... -
かなり無知な業者
住宅紛争先週、欠陥検査した現場の書類を作成しています。 欠陥が多すぎて、時間がかかっています。 数多くの欠陥が発生した原因は、業者の無知からきている。 基準など何も分からずに家を造っているのでしょう。 この業者、今も何件か建てているはずです。 早く書類を突きつけて、間違いを認識させないといけません。 無知な建築業者は、多くの欠陥... -
希望した性能と違う
住宅紛争時間がかかる瑕疵検査を3日続けて行いました。 書類作成は、検査以上に時間がかかります。 しばらく書類作成に時間を取られます。 基準は満たすが、契約で特に定めた性能を 満たさないという瑕疵が多い。 例えば、12CM角の柱を約束したのに 10.5CM角を使われた。 結露しない家を注文したのに、 結露を起こしたなどの例がある。 大... -
事例648『床下の濡れ』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は雑用で半日つぶれました。 月末でもあり、やることが多いです。 ■(1)今回の事例________ 「床下の濡れ」 _________________ ◆写真解説 床下の水。雨水が基礎の打ち継ぎ部から 内部へ入ってきた。 床下が湿気て、カビ、腐朽、さびなどの原因になる。 ◆内容説明 建物... -
ハードな1日
検査業務8時から11時半まで、明日締め切りの裁判書類を作成。 裁判官があまりピンとこないらしく、 写真や図をたくさん入れて、書類を書きました。 その後現場へ移動し、13時から19時まで、6時間瑕疵検査。 朝から休憩なしだったので非常に疲れました。 さすがに、今日は仕事をする気にはなりません。 家に帰り、早めに寝ようと思います。 相変わらず... -
セミナー
その他先ほど、名古屋マリオットアソシアホテルで 講演してきました。 ある歌手がコンサートでこう言ってました。 「歌はCDでも聞ける。ここでしか聞けない話を多くする。」 それと一緒ではないですが、講演の場では、 ブログなどでは書けない、実名を出しての説明をします。 検査業務が忙しく、一般募集をする講演は、現在行っていません。 機会...