長井のブログ
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中古マンション、住宅、購入時のチェックポイント
その他事務所の大家さんの猫。 冬場は風のない所で、ひなたぼっこ。 中古マンション、住宅の購入も増えているようです。 購入時のチェックポイントとして、 施工業者の責任がある築20年までの物件であれば、 施工業者の存在をチェックした方がよいです。 10年くらい前を中心に結構、業者が倒産しています。 また、今存在していても、民事再生後... -
欠陥住宅を買わないための、消費者が自らチェックできる方法2
ブログ1月8日の続き。 約14年前、住宅においても地盤調査が義務づけられたため 最近の新築物件は、地盤沈下が激減している。 そのため、床の水平をチェックした方が良いのは 築10年以上の中古住宅。 ただし、築年数に関係なく、2階床の傾斜の問題は 案外多いため、新築でも水平をチェックした方が安心です。 我々プロはレーザーレベルを使っ... -
事例642『屋根材の継ぎ手』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は寒いですね。 午前中に行った現場2件とも、 水たまりが凍っていました。 この時期のコンクリート打ちは、 気温に気をつけないといけません。 ■(1)今回の事例_________ 「屋根材の継ぎ手」 __________________ ◆写真解説 ガルバニウムの屋根材。 長さを間違えて... -
動画による実名を出した告白
業者情報TV局に頼らなくても、簡単に動画が発信できる。 場合によっては、その情報が拡散する。 建築業者がこれを見たら、怖くなるでしょう。 建築関係者の皆さん。 今の時代、こういうのも「あり」と認識し、 品質確保を疎かにしてはいけません。 -
欠陥住宅を買わないための、消費者が自らチェックできる方法
その他欠陥住宅を買わないための、 消費者が自らチェックできる方法について、 メディア関係の方から訪ねられました。 その答えをまとめると、 一つ目は、「まず、仕上げをチェックする」 細かく見るのが面倒なら、大工さんの腕の良し悪しが 分かりやすい、玄関、階段をチェックすると良い。 見えるところの仕事が雑であれば、隠れている構造などは... -
事例641『基礎断熱材未施工』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 普段なかなか休みが取れないため 年末年始はたくさん遊びました。 体の疲れは残っていませんが、筋肉痛が少し残っています。 今年は運動不足解消を心がけたいと思います。 ■(1)今回の事例________ 「基礎断熱材未施工」 _________________ ◆写真解説 人通口部で段差に... -
職人の違いで品質は変わる
検査業務今年初の検査に行ってきました。 (写真は現場イメージです) 今日検査したメーカーは、11月にも別の現場検査に入りました。 2つの現場の出来は、かなり違いがあります。 基礎は前の現場の方が良い。 大工工事と外壁工事は今日見た現場が良い。 品質の統一化は難しい。 やはり、職人によって左右されると改めて思いました。 -
不審なメールにご注意
その他今日まで事務所は休み。私は朝から一人出社。静かな環境で、年末に完成できなかった書類の作成をしました。 休み中のメールを確認していると、怪しいメールがいくつか入ってました。正月休みに何でメールがあるの?と疑ったので開かずに済みました。 一つはこれ。三菱東京UFJのHPを見たら注意喚起されています。また、よく見ると発送先... -
新年のご挨拶
ブログ明けましておめでとうござます。 本年もよろしくお願いいたします。 検査の方は、今年も引き続き、依頼された仕事を 地道にこなしていきたいと思います。 -
検査以外のことも求められる
その他今日からは完全に休み。帰省する実家がない私は、コンビニもない離島で新年を迎えます。年末にパソコンを買い替えようと、機種選びをしていたら、選択肢が多く何を買っていいのか、分からなくなってきた。2、3年しか使わないパソコンでも失敗したくないから迷うのでしょう。ですから、家購入はもっと迷うはずとふと、考えてしまいました。今... -
ヒンシュクの達人
その他今日は午前中、自宅の大掃除。 午後からは事務所で雑用を片付けています。 最近読んだ本 ヒンシュクの達人(小学館新書)/小学館 Amazon.co.jp漫才などの大会で、重鎮の審査員が、若手に仕事を取られないため、本当におもしろい人を優勝させない。 漫才がうまくても、客にうけるとは限らない。 今の若手の方が技術的には上。 こんな理由でビ... -
外注検査
検査業務名古屋は初雪。 伊勢湾岸道の名古屋港あたりは大雪で、 気温3,4度しかない中、長島のジェットコースターに、 大勢の人が乗っているのには驚きました。 このところ、外注の検査員を入れている 中堅工務店が増えています。 昨日構造検査に行った現場は、監督検査、会社の外注検査員 の検査、JIOの検査、当社の検査の4重チェック。 ここ... -
事例640『ホールダウンボルトのずれ』
アンカーボルトこんにちは住宅検査カノムの長井です。 明日土曜日まで現場に出ます。 日曜日は少し雑用を片付け、 5日(日)まで休みの予定です。 ■(1)今回の事例________ 「ホールダウンボルトのずれ」 _________________ ◆写真解説 ホールダウンボルトのずれ。 基礎端に寄りすぎてコンクリートにヒビが入っている。 ... -
わるいやつら
住宅紛争サラ金、ヤミ金、提携弁護士などのことを書いた わるいやつら (集英社新書)/集英社 ¥735Amazon.co.jp 宇都宮健児著を読みました。 住宅業界。「わるいやつら」は、今ではあまり存在しません。ここ5年くらい、暴力団関係者が出てくることも無くなりました。 しいていえば、中古住宅を安く仕入れ、傾いていても、シロアリに喰われていても... -
事例639『基礎の位置ずれ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 建築資材が不足しているようです。 物によっては在庫が無く、数週間待ち。 これから3月までこのような状況が続くでしょう。 ■(1)今回の事例________ 「基礎の位置ずれ」 _________________ ◆写真解説 約10CM、基礎屋さんが位置を間違えて施工した。 このあと、基... -
省エネ対策等級4でも暖かくない
断熱材伊勢市に向かう途中。今のところ、道路は空いています。省エネ対策等級4にしたのに寒い。という相談をよく受けます。断熱材の性能が良くても、隙間風が入る。トレードオフを使い断熱材の性能を落としていることなどが原因です。省エネ対策等級の施工規準に、気密のことはあまり記載がありませんが、後からできない部分だけに、工事中、気密に... -
基礎が補修だらけ
コンクリート、かぶり完成時の検査で床下をチェック。ベタ基礎のスラブに補修跡がたくさん。これは、ヒビ割れを補修したものと思われます。かえって目立ちますが、ヒビを放置するよりはましです。コンクリート打設で手を抜くとヒビは入りやすいです。 -
事例638『大引きの欠損』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日完成の検査に行った現場。 職人さんが立ち会いました。 以前から何度か弊社に指摘を受けているようで、 今回は、自主検査をして完璧ですと 最初に自己申告がありました。 他者評価があることで、職人の気持ちも引き締まるようです。 ■(1)今回の事例________ 「大引きの欠損」 ____... -
火事
防火今、事務所前の家が火事。私はぎりぎり、駐車場に入れましたが、スタッフは足止めくらってます。凄い勢いで燃えてます。木造住宅の防火対策の重要性を感じます。 -
事例637『アンカーボルト位置の不備』
アンカーボルトこんにちは住宅検査カノムの長井です。 冬至近くなり、日が落ちるのが早いです。 そんな時期なのに夕方5時からとかに 検査依頼をしてくる現場があります。 やはり今年は、異常なくらい現場は忙しいのでしょう。 ■(1)今回の事例__________ 「アンカーボルト位置の不備」 __________________ ◆写真解説 ...