長井のブログ
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耐震強度不足を見落とした検査機関
その他指定確認検査機関の日本ERIと 横浜市のマンション住人の和解が成立。 解決金は6億6500万円。 マンションは当時に比べ審査が厳密になっていますし 今後、この例から検査機関も気をつけるでしょう。 住宅の場合は、戸数が多いのでいちいち細かく見ていられない。 長期優良住宅の申請で添付する耐震等級計算は 強度不足しているにも関わらず、審... -
事例609『基礎のズレ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今朝、羽島市IC近くの市道を走っていたら 鳩がフロントガラスにぶつかった。 高速道路の走行が多いので、1年に1回は 飛び石でフロントガラスが割れます。 鳩がどうなったか分かりませんが 今回ガラスが割れず、良かったです。 ■(1)今回の事例______ 「基礎のズレ」 ____________... -
欠陥住宅の原因
検査業務昨日、今日、長野県に居ました。 名古屋との気温差は5℃以上。肌寒く、秋を感じました。 欠陥住宅の発生理由のほとんどは、業者の知識不足です。 悪意は無く、これでいいと思って施工しているものが間違っている。 専門雑誌を講読する、講習会に出るなど 法改正や基準は自ら情報を得ないと得られません。 ですから、私のような者が検査に入り... -
最近の検査
検査業務長野県駒ヶ根市からの帰りです。 明日も同じ方面で検査があるため、2日続けて 中央道を走らないといけません。 先月検査した現場。重大な欠陥が多く、修補も大変なため、 業者側が契約解除に応じました。 無事問題が片付くと、こちらもうれしいです。 最近、この家以外に、建売の完成検査に入り 2件、大補修工事をさせました。 新築検査で... -
事例608『サイディングの施工不備』
仕上げこんにちは住宅検査カノムの長井です。 ある地方の裁判所。 明らかな法違反を容認する調停委員がいるため 無駄に私が動かないといけません。 今日も本来は書かなくてもいい 意見書の作成に追われています。 ■(1)今回の事例_________ 「サイディングの施工不備」 _________________ ◆写真解説 サイディ... -
LEDバッテリーライト
検査業務検査用のLEDバッテリーライトを新たに購入。 今まではコード付きの蛍光灯と、小型LEDスポットを使ってました。 一番容量の大きなバッテリーを組み合わせ、 HIで9時間。LOで22時間点灯します。 かなりの明るさなのに、長時間充電なしで 稼動するのは助かります。 (地元の会社 マキタ製 愛知県安城市) これなら、仕上げ検査で室内が暗... -
豪雨で大渋滞にはまりました
検査業務愛知県に豪雨が降った時、稲沢市の現場に居ました。 次に一宮市の現場へ移動する際、 あちこちで道路が冠水してましたが、何とか現場へ到着。 検査を終え、事務所へ帰る時は大渋滞。 普段、40分くらいで帰れますが、今日は2時間もかかりました。 -
事例607『基礎内に雨水が浸入』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 先週の木、金曜日。 「欠陥住宅」というキーワードの検索が 普段の数倍に跳ね上がりました。 個人レベルで操作できる数ではなく、 何があったのかは不明です。 弊社はこのキーワードに広告を出しているため 普段の20倍くらい課金されてしまいました。 ■(1)今回の事例_________ 「基礎内に... -
職人さんからよく受ける質問
その他建築業界においても下請の立場は弱い。 欠陥などの責任も全て下請がかぶるケースが多い。 最近、職人さんからこんな質問をよく受けます。 ・どんなことに気をつけたらいいのか ・基準や誤差の範囲を教えて欲しい ・ミスした場合の補修方法 クレーム防止から品質についての意識が強くなっているようです。 とてもいいことだと思います。 現場... -
皆が分からないと、さじを投げた雨漏り
雨漏りいろんな業者が検査し、原因が未だに分からない家の 雨漏り検査に行きました。 (写真は今回の内容と関係ありません) 一般的に漏れやすい箇所は、すでに調べ尽くされています。 こういったケースでは、常識では考えられない箇所を 疑う必要があります。 ここではと思う箇所があり、 そこへ水をかけたら、やはりダダ漏れ。 他にも気になる箇... -
事例606『天井断熱材の乱れ』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日、携帯電話に営業電話がかかってきた。 ホームページに休日対応用に記載してあるのを見て かけてきたようです。 携帯に営業電話をかける心理が理解できません。 ほとんどの人が怒ると思います。 ■(1)今回の事例_________ 「天井断熱材の乱れ」 _________________ ... -
指摘が多すぎる現場
検査業務ある有名メーカーの現場。 構造検査に行ったら、20ヶ所を越える不具合箇所を発見。 全て直し終わるのに、大工さん2人で2時間もかかってしまった。 社内検査、瑕疵保証検査は前日に済んでいるのに、 この状態はあきれます。 このメーカー、欠陥住宅の割合が高いことで有名です。 いつまでこんな状態を続けるつもりなんでしょうか。 -
職人不足の弊害
検査業務新築完成検査で撮影した写真。 ドア枠の下部、継いだあとがある。 大工さんが勘違いしてカットしたようですが、 この状態で引き渡されても OKするお客さんはいないでしょう。 これ以外にも、フロアーの隙間、穴、サッシへこみ など指摘が多数。数にして約400ヶ。 職人不足で、普段は依頼しない腕の悪い大工さんを 入れてしまったようです。 -
事例605『アンカーボルトの位置ズレ』
アンカーボルトこんにちは住宅検査カノムの長井です。 三重県へ移動中の車内で書いています。 午前中の現場、指摘が多すぎて 完了予定時刻を1時間も過ぎてしまいました。 大工さんが下手すぎる現場。 施主さんが気の毒です。 ■(1)今回の事例_________ 「アンカーボルトの位置ズレ」 _________________ ◆写真解説 ア... -
洪水
その他今日最後の検査を終えたのが18時半。 日が短くなっているので、すでに暗い時間。 これからは遅い時間の検査はできなくなります。 島根や大阪で、異常な量の雨が降っています。 どんな構造の建物でも、床上浸水は避けたいです。 これから土地を買う人は、 ハザードマップのチェックは必修です。 http://disapotal.gsi.go.jp/viewer/ 土地を... -
床下検査での懸念事項
検査業務中古住宅の床下で「蛇の抜け殻」を発見。 床下検査で嫌なことは、大きな生き物との遭遇。 特に、蛇がいたら嫌だなと思っています。 狭い床下、すばやい相手に対し逃げられません。 今回は、抜け殻だけで、蛇は居なくて良かったです。 -
事例604『床下断熱材の変色』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 毎日現場が暑く、事務所に戻ってから 書類を書く仕事が、はかどりません。 今日も夕方までずっと現場だったので このあと、仕事がどこまでできるか想像が付きます。 ■(1)今回の事例_______ 「床下断熱材の変色」 _______________ ◆写真解説 床下断熱材の変色。裏表を間... -
基礎のクラック
検査業務名古屋の最高気温は38度超。 ここ3日くらい、ものすごく暑いです。 写真のような幅1mm弱のひび割れ。 現場を歩いていれば、ほとんどの人が気づきます。 下の写真はひび割れ幅が0.1mm。 細すぎて、写真では位置が分かりません。 現場でも、ひび割れを探す気で基礎を見ないと気づかない。 基礎の収縮クラックは0.2mm程度の幅がほとんど... -
現場の危険
その他屋根から職人が落ちて大怪我をし、 元請と下請の監督が書類送検された記事が 今朝の新聞に載っていた。 吹き抜けから職人が落ちたなど、 最近、現場での事故の話をよく聞きます。 事故が起きる原因の一つは、安全管理の欠如。 吹き抜けがあれば、手すりを設ける。 足場が危険であれば、危険な状態を無くす。 当たり前のことができていません... -
事例603『換気ダクトの穴』
設備こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日から新築現場の検査予定が多い。 お盆休みを終えて、本格的に現場が動き出したようです。 ■(1)今回の事例________ 「換気ダクトの穴」 ________________ ◆写真解説 換気扇ダクトに天井点検口の金物がささり、穴が空いている。 汚れた空気が天井裏へ排出される。 ...