長井のブログ
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事例604『床下断熱材の変色』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 毎日現場が暑く、事務所に戻ってから 書類を書く仕事が、はかどりません。 今日も夕方までずっと現場だったので このあと、仕事がどこまでできるか想像が付きます。 ■(1)今回の事例_______ 「床下断熱材の変色」 _______________ ◆写真解説 床下断熱材の変色。裏表を間... -
基礎のクラック
検査業務名古屋の最高気温は38度超。 ここ3日くらい、ものすごく暑いです。 写真のような幅1mm弱のひび割れ。 現場を歩いていれば、ほとんどの人が気づきます。 下の写真はひび割れ幅が0.1mm。 細すぎて、写真では位置が分かりません。 現場でも、ひび割れを探す気で基礎を見ないと気づかない。 基礎の収縮クラックは0.2mm程度の幅がほとんど... -
現場の危険
その他屋根から職人が落ちて大怪我をし、 元請と下請の監督が書類送検された記事が 今朝の新聞に載っていた。 吹き抜けから職人が落ちたなど、 最近、現場での事故の話をよく聞きます。 事故が起きる原因の一つは、安全管理の欠如。 吹き抜けがあれば、手すりを設ける。 足場が危険であれば、危険な状態を無くす。 当たり前のことができていません... -
事例603『換気ダクトの穴』
設備こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日から新築現場の検査予定が多い。 お盆休みを終えて、本格的に現場が動き出したようです。 ■(1)今回の事例________ 「換気ダクトの穴」 ________________ ◆写真解説 換気扇ダクトに天井点検口の金物がささり、穴が空いている。 汚れた空気が天井裏へ排出される。 ... -
ホームページは嘘だらけ?
検査業務問い合わせいただいたお客さんに、 ○○という検査会社を知っていますかと尋ねられた。 知っていても、細かなことまで言わないようにしています。 外部の人が全てを知るわけも無いですし、 批判すれば、自社を勧めるみたいになるからです。 今回、尋ねられた関東の会社は聞き覚えがある会社でした。 記憶を確かめるためネットで調べると、やは... -
ホルムアルデヒド
検査業務夏は、いくらF☆☆☆☆の建材を使っていても ホルムアルデヒドの室内濃度が高くなります。 先日測定した部屋の濃度 0.045ppm。 基準値(0.08ppm)を超えていませんが、 人によっては気になるレベルです。 先日紹介したホルムアルデヒドを吸収分解する 石膏ボードなど、事前の対策が有効です。 http://ameblo.jp/kanomu-kensa/entry-11590413787.html -
欠陥検査
検査業務今日の現場も暑かった。名古屋は気温35度超。 (ジャンカ発見) 一日暑いところにいると、事務所に帰ってからの 事務仕事が長くできません。 ピークは超えたとはいえ、まだ気温35度くらいが続くようです。 体調管理に気をつけたいと思います。 -
事例602『雑な釘打ち』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 検査の都合で、お盆休みは3日間だけ。 初日は息子とスタッフの子供を川へ連れて行き、 昨日は伊豆の海を潜ってきました。 いつもながら、のんびりしない休日を過ごしました。 ■(1)今回の事例________ 「雑な釘打ち」 ________________ ◆写真解説 2×4、床根太を受... -
お盆休み
その他裁判所に出す書類がたくさん溜まっています。 どれも調べ物などに時間がかかりそうなものばかり。 締め切りが気になりますが、明日から3日間(15日まで)休みます。 -
ピンク色の室内
その他今日も猛暑の中、これから1日欠陥検査です。 先日、工事中の現場に入って、ものすごく違和感を感じました。 壁が全面ピンク↓ これは吉野石膏のホルムアルデヒドを吸収分解 するせっこうボードで、名称はハイクリーンボード。 以前、ホルムアルデヒドが発生する家があり、 吸着シートで対策を講じたことがありました。 原理はよく分かりません... -
事例601『鉄筋かぶり不足』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 ここ最近の暑さはこたえます。 室内に居ても暑い。 かがんでいて立つと、頭がくらくらしますし、 ズボンまで汗で濡れます。 1日現場に居る職人さんは強いですね。 ■(1)今回の事例_________ 「鉄筋かぶり不足」 _________________ ◆写真解説 一目瞭然な鉄筋のかぶり... -
仕上げのチェック
仕上げ階段手すりが曲ってる。手すりとしての機能は果たしているが、見た目が悪い。見る角度によっては分からないし、気にしないと目に入らない。完成時の仕上げチェックは、いろんな角度から見ることが重要です。 -
事例600『床合板固定不良』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 このところ、裁判関係の依頼が殺到しています。新規以外は、裁判の進行によって業務が出るため、 いきなり依頼が来ることがほとんど。来週のお盆休みを多少減らさないと 期限までにやりきれない感じです。 ■(1)今回の事例_______ 「床合板固定不良」 _______________ ◆... -
配慮が行き届いたコンクリート打ち
検査業務今日、コンクリート打設に立ち会い、 ダイワハウスの細かな配慮に感心しました。 ・側溝の蓋の穴からゴミが落ちないように養生。 ・先送りのモルタルはシートの上に排出。 ・型枠表面がきれいに仕上げる道具の使用(2種類、写真) ・ベース打設時に立ち上がりの型枠に飛び散った コンクリートの掃除など、 効率を考え、少人数で急いで打つ現... -
愛知の空き巣被害急増
その他昨日の日経の夕刊。 空き巣被害 愛知急増 上半期3割増。 記事を読むと、愛知は被害額も平均を大きく上回っているようです。 検査でたくさんの新築現場を見ていますが 防犯対策が甘い家が多い。 建築士や営業マンに防犯の知識がないからでしょう。 泥棒の手口も進化します。 やはり専門家のアドバイスを受けることが 防犯カメラを付けたり... -
2度目の対決 懲りない業者
住宅紛争欠陥住宅を摘発。 施工した業者は以前、別の現場で私から指摘を受け、裁判へ発展。 地裁判決は、設計、工事の杜撰さが認められ設計者、業者の敗訴が確定した。 (構造金物の釘。規定のものではない) 会社に建築士はいない。 設計は外注。現場は職人に丸投げ。 現場監督も素人。 こんな体制でも、建築業は成り立つ。 建設業許可、確認、保険... -
事例599『基礎パッキンのズレ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日、財布を事務所に置いて出かけてしまいました。 幸い今日はアシスタントが1日一緒だったので 免許不携帯の心配はなかったです。 出かけるときに、持ち物が多かったので 忘れてしまったようです。 ■(1)今回の事例________ 「基礎パッキンのズレ」 ________________ ... -
住宅業界を揺るがすかもしれない
住宅紛争話し合いで解決できると思っていた件が、裁判へ発展することがある。 今度始まる裁判もそのパターン。 業者も一歩も引かない姿勢なので、長引きそうです。 この裁判、ある瑕疵についての判断に注目しています。 業者側が敗訴し、内容が広まれば、 住宅業界は、平常ではいられなくなるかもしれません。 内容は、タイミングを見て公表します。 -
事例598『基礎と躯体のズレ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日の午前中は、家を不安に思う方の話を聞き、 午後からは弁護士との打ち合わせ2つ。 冷房のきいた部屋にいたせいか 夕方検査に行った現場で体がだるかった。 明日は検査が4件。早めに今日は寝ようと思います。 ■(1)今回の事例________ 「基礎と躯体のズレ」 _____________... -
無事解決でほっとしました
住宅紛争大手有名ハウスメーカーが造成に失敗。 当初は、自然現象を理由に修補を拒否していたが、 私が現地を見て、書類を送りつけると修補すると言い出した。 ただ、やりかえは現実的でなく、 今後現象が進行しない修補を提案してきた。 この提案を受け入れることは、かなりの妥協になる。 最悪、裁判での決着も覚悟してました。 この件について、先...