長井のブログ
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裁判でのいろいろな苦労
住宅紛争昨日の岩山健一さんのブログ。 http://ameblo.jp/jikenbo100/entry-11529055424.html 書いてあることは、まさにそのとおり。 調停委員や、紛争審査会の専門委員で あきらかに現場知識の少ない人が存在する。 今やっている裁判でも、釘の種類もよく分かってない調停委員がいます。 建築は材料や工法がたくさんあるため、 一級建築士でも知らな... -
市役所職人の細かなチェック
その他今日も現場予定が多く、バタバタしています。 GW休んだので、連休明けからしばらく休みなしです。 知人の自宅の耐震補強計画を請負い、 市の補助金を申請したいということで、 先日、名古屋市役所へ事前協議に行ってきました。 私は今まで5件くらは、耐震補強工事補助金申請を行いました。 名古屋市に出すのは今回初めて。 30分くらいで終わ... -
事例575『雨漏りによる躯体の腐朽』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 数学が大の苦手な高校生の娘。 この夏、3つのジャニーズのコンサートや 友達とディズニーランドなどへ行くため、最近、 バイト代やコンサート代、交通費の計算ばかりしている。 計算嫌いだった過去が信じられません。 興味があればやる。実に分かりやすい。 ■(1)今回の事例_________ 「雨... -
ゲンキー元社員不正受領 当社にも誘いがあった。
その他ドラッグストアチェーンのゲンキー元社員が 7千万不正受領 店舗工事金を水増しという今朝のニュース。 報道によると08年からとあるが、10年前くらい、まだ設計をしていた頃、 私のところにも設計をして欲しいと言う話がきた。 話を持ってきた人は、以前世話になった知人。 金銭不正の内容を聞いたので、やんわり断りました。 簡単にシステム... -
床が傾いた中古住宅の購入判断
地盤沈下中古住宅の検査に行くと、大半の家で床の傾斜を指摘する。 レベル差をミリ単位で記録すると、許容範囲内でも数字が大きく見えるため 少々の傾斜でも驚かれることが多い。 ちなみに、品確法の床の基準は3mの距離で18mm以上のレベル差で 瑕疵の可能性が高いとなっている。 つまり、全体が一様に傾斜している間口10Mの家なら、 端から端... -
事例574『シーリングの穴』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日の午前中、検査に行った現場は、 監督さんが検査予定を忘れていて、現場に来なかった。 別の業者さんは、「明日の検査、予定どおりお願いします」と 電話をかけてきましたが、こちらは聞いてない。 連休を挟み、現場を段取りする人たちは、いろいろ忙しいようです。 ■(1)今回の事例______... -
これから虫が活発になる時期
その他シロアリなど虫の相談も結構多いです。 (雨漏りした壁内にいた虫) 床下にもぐれば、蜘蛛、ゴキブリに遭遇するケースは多い。 その他、アリ、ムカデなどもよく見ます。 気密をかなり高めれば、窓やドア以外からの侵入は無くなります。 虫が嫌いでしたら、設計時に対策をしましょう。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサ... -
壁はもろい
その他建築家にとって大事な右手を骨折している今井さん。 http://imaiarchi.com/index.html 石膏ボードの壁を、拳で打ち抜くつもりが、 ちょうど柱の位置を突いてしまい、手の骨を折ったようです。 (普段から何かとユニークな人です) 内壁は、衝撃を想定していません。 そのため、コンクリート住宅以外の壁は空洞で、 表面の石膏ボードはもろく... -
事例573『断熱材 欠損』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 ◆GW後半の休みのご案内 3日~6日・・・休みです。 ただ、6日は次の日の準備があるので、 午後は少し事務所に出ます。 ■(1)今回の事例_________ 「断熱材 欠損」 _________________ ◆写真解説 写真は換気パイプまわりの断熱欠損。 高性能グラスウールは防湿シート... -
傾いた家を黙って売る
検査業務この3連休は休みなしでした。それでも、 先週末から続いた寝不足は解消しました。 今日、検査した中古住宅。最大約3CM傾いていました。 不同沈下は、基礎や躯体の荷重が地面にかかった瞬間から 沈下が始まります。つまり、工事中に大きく傾きます。 この現場も仕上げの変位を見れば、完成時には すでに大きく傾斜していたことが、よく分か... -
1件落着
住宅紛争すでに保証が切れている家。 ダメなのを覚悟で、検査をし、書類を業者へ送りつけた。 一昨日、依頼者からメールで報告がありました。 「書類の内容がきいたようです。業者が補修に応じてくれます」 依頼者自身の交渉で、逃げてばかりだった業者。 事の重大性、危険性を書類に書き、明快にしたことで、 責任を感じ、補修に応じたようです。 世... -
事例572『基礎の切断』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 GW中に引渡しの現場が多いようで、 完成時の検査が、月末にかけて多いです。 昨日も、屋根裏に入りました。 暑いですが、まだ我慢できる暑さです。 ■(1)今回の事例________ 「基礎の切断」 ________________ ◆写真解説 基礎の一部をあとから切断。 鉄筋の断面が露... -
行政が欠陥確認に来た
検査業務行政による現場監査に立ち会いました。 この家は、私が検査し、基準法違反などを指摘。 施主が行政へ相談したため、確認に来ました。 このあと、監理した建築士に指導が入るでしょう。 愛知県や名古屋市などは指導に積極的です。 建築士の皆さんは、監理業務を怠らないように 気をつけてください。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こ... -
キンドル購入
その他Kindle Paperwhite を購入しました。 昨日、深夜に帰宅し早速1冊本を購入、 なかなか使いやすいですし、文字も見やすいです。 本は数が多くなると、結構場所を取ります。 今までは、20冊から30冊くらいづつ定期的に処分してました。 捨てられない本は専門書。事務所で結構場所を取るので、 毎年、改定される専門書などが電子書籍化され... -
事例571『サッシからの雨漏り』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日は現場検査4件+雑誌記事の打ち合わせなどで ブログを更新できないくらい、夜は時間がありませんでした。 今日も検査3件など、このところ現場予定が混みあっています。 現場予定が忙しいと、書類がたまります。 先週行った瑕疵検査、中古住宅検査などの書類は まだ終わっていません。 ここ2,3... -
忙しくなると品質が下がる
検査業務住宅着工数が増え、職人が不足すると、下記のような理由で 品質が下がるということを言ってきました。 ・職人が納期に追われ、仕事が雑になる。 ・下手な職人でも使わざるえない。 今まで品質が良かったメーカーでも、 最近、雑な工事が目立ち始めています。 (参考画像: アンカーボルトのズレ 本文の内容と関係ない現場です) 今後、決... -
検査に行って、大工仕事
検査業務昨日、中古住宅検査に行った現場は、床下点検口がない。 点検口がないと、床下を確認できません。 すでに、所有権が依頼者へ移っていて、 床も全面張り替えるつもりなので、 穴をあけてよいと言われたため、あけました。 丸ノコを握ったのは、何年ぶりでしょうか、 意外と、きれいにあきました。 これだけのために大工さんを呼んでも 余分に... -
事例570『床合板のカビ』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 GWが近づいています。 前半の27日~29日は検査可能です。 ただし、高速道路の渋滞が予想されるので、一部の地域は お断りさせていただいています。 渋滞がひどい地域 ・三重県 四日市から西。(東名阪) ・愛知県 岡崎から東。(東名) その他、名神 一宮IC、一宮JC間を通るルート。 (大垣市方... -
検査判断
検査業務基礎配筋検査での出来事。 瑕疵保険の検査員が明らかに間違っている指摘をしていました。 (写真は内容と関係ありません) その指摘内容は過剰な判断。 耐力がマイナスになることではないので、私は黙っていました。 検査員が帰ったあと、「今までそんなこと言われたことがない」 と基礎屋さんはやや不満気味。 「あれはやらなくてもいい」と... -
床下が湿気ている現場
検査業務昨日、床下に入った瞬間、かなりの湿気を感じた。 強力なくもり止めを塗っている保護めがねもくもった。 奥まで入っていくと、床合板の裏側にカビを発見。 合板の含水率を測ると30%くらいあった。 (通常は15%くらい) 基礎断熱にして床下を密閉する場合は、湿気がこもらないように 機械換気を入れるか、開閉式の換気孔をつけましょう...