長井のブログ
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事例571『サッシからの雨漏り』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日は現場検査4件+雑誌記事の打ち合わせなどで ブログを更新できないくらい、夜は時間がありませんでした。 今日も検査3件など、このところ現場予定が混みあっています。 現場予定が忙しいと、書類がたまります。 先週行った瑕疵検査、中古住宅検査などの書類は まだ終わっていません。 ここ2,3... -
忙しくなると品質が下がる
検査業務住宅着工数が増え、職人が不足すると、下記のような理由で 品質が下がるということを言ってきました。 ・職人が納期に追われ、仕事が雑になる。 ・下手な職人でも使わざるえない。 今まで品質が良かったメーカーでも、 最近、雑な工事が目立ち始めています。 (参考画像: アンカーボルトのズレ 本文の内容と関係ない現場です) 今後、決... -
検査に行って、大工仕事
検査業務昨日、中古住宅検査に行った現場は、床下点検口がない。 点検口がないと、床下を確認できません。 すでに、所有権が依頼者へ移っていて、 床も全面張り替えるつもりなので、 穴をあけてよいと言われたため、あけました。 丸ノコを握ったのは、何年ぶりでしょうか、 意外と、きれいにあきました。 これだけのために大工さんを呼んでも 余分に... -
事例570『床合板のカビ』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 GWが近づいています。 前半の27日~29日は検査可能です。 ただし、高速道路の渋滞が予想されるので、一部の地域は お断りさせていただいています。 渋滞がひどい地域 ・三重県 四日市から西。(東名阪) ・愛知県 岡崎から東。(東名) その他、名神 一宮IC、一宮JC間を通るルート。 (大垣市方... -
検査判断
検査業務基礎配筋検査での出来事。 瑕疵保険の検査員が明らかに間違っている指摘をしていました。 (写真は内容と関係ありません) その指摘内容は過剰な判断。 耐力がマイナスになることではないので、私は黙っていました。 検査員が帰ったあと、「今までそんなこと言われたことがない」 と基礎屋さんはやや不満気味。 「あれはやらなくてもいい」と... -
床下が湿気ている現場
検査業務昨日、床下に入った瞬間、かなりの湿気を感じた。 強力なくもり止めを塗っている保護めがねもくもった。 奥まで入っていくと、床合板の裏側にカビを発見。 合板の含水率を測ると30%くらいあった。 (通常は15%くらい) 基礎断熱にして床下を密閉する場合は、湿気がこもらないように 機械換気を入れるか、開閉式の換気孔をつけましょう... -
事例569『パンチング アウト』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今週、新たな楽しみができました。 それはこのブログの面白い写真を見ること。 http://ameblo.jp/tosboistudio/ 写真だけ見ていると、ふざけているように見えますが 記事の内容は時々深いです。 坪井さんは今年2月に上場した「買取王国」の元副社長。 今月、会社を辞めてフリーとなり新たなブロ... -
利他的な業者
住宅紛争瑕疵検査で欠陥を指摘した2つの現場。 たまたま相手業者が長年続いている工務店。 対応が正反対だったので紹介します。 A社(創業約100年) 「こんな家を造って恥ずかしい。原因はどうであれ 会社、いや最高責任者である私(社長)が個人的に責任を取ります」 B社(創業約40年) 「下請けのミスであり、責任は施工した下請け会社にある。 訴... -
太陽光発電の将来
その他大手や有名メーカーの新築住宅の屋根には、 かなりの確率でソーラーパネルが設置されている。 自動車充電用のコンセントも付いている家も多くなった。 将来、自然エネルギー発電や電気自動車が主流になる。 私もこの本を読むまでは、そう思ってました。 アメリカの世界戦略に乗って、日本経済は大復活する!/東洋経済新報社 ¥1,575Amazon.co.... -
見えない箇所は手を抜かれやすい
検査業務高所など、普段の目線で見えない箇所は手を抜かれやすい。 写真はキッチンのレンジフード上。 クロスが真っ直ぐ切られていなく、一部で下地が見える。 掃除をする時は見える箇所。 手を抜いていい場所ではありません。 完成時のチェックでは、1Mくらいの脚立があると 高いところもチェックできます。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト... -
事例568『アンカーボルト ナット欠落』
アンカーボルトこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は移動の多い1日でした。 朝、給油まで300KMもあるから、 今日はガソリンを入れないでいいと思っていたのに 帰りの高速道路で給油ランプが付いた。 満タンで700Km以上走るのに、 週2回は給油しています。 ■(1)今回の事例_________ 「アンカーボルト ナット欠落」 _________... -
真理をねじ曲げる言い分
住宅紛争ある弁護士からの回答書に 「告示に違反しても問題がない」みたいなことが書いてあった。 今まで多くの紛争を行ってきて、そんな話は聞いたことがない。 国土交通省大臣が発する告示は、法律を補完するものです。 国土交通省の担当者へ聞くまでもなく、告示は守らないといけません。 私の仕事の中で、相手の反論や言い訳を聞く時が一番嫌です... -
鉄筋探査の精度
検査業務鉄筋探査は、非破壊で鉄筋の位置や距離、径を調べる機械。 非破壊ゆえに、本当に正常に動いているか気になります。 写真はテストブロック。 作業時に機械が正常に動いているか判断できます。 これで確認すると、いつも誤差なし、もしくは1mmの誤差。 機械の正確さに驚きます。 あとは、使い方が正確であれば、精度が高い検査ができます。 ... -
事例567『鉄筋切断』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今週は現場スケジュールにやや余裕があるため、 事務所でやらないといけない仕事をピックアップしてみました。 相当な量があり、どれから片付けるか順位を付け、 今週中に終わらせようと思います。 ■(1)今回の事例________ 「鉄筋切断」 ________________ ◆写真解説 ... -
冬でも、加湿ではなく除湿が必要
結露今年の冬も、何件か結露の相談受け、 今くらいから対策工事に取り掛かります。 結露対策は、水蒸気量を減らすか、温度差を無くす。 どちらか、もしくは両方を考えます。 温度差をなくす内窓の施工は費用が高額になるため 除湿機で湿気を取る方法が人気です。 冬場は加湿するのが常識だと思っている方が実に多い。 隙間風が多く、寒い家なので... -
長年放置された雨漏り
検査業務業者が小手先の修理しかしないため 新築から10年以上、雨漏りが止まらない家。 私が検査に入り、業者の非を指摘。 ようやく根本的な補修に着手し、壁をめくると、 あちこちで躯体が腐朽していた。 (躯体の木が腐り、ボロボロになっている) 依頼者は、私に知り合うまでに非常に苦労をしたと言ってました。 どこへ相談していいか分からないし... -
10年点検
検査業務今年の夏で10年を迎える家の点検をしてきました。 はしごや脚立を使い、外壁の高所の隅々も確認。 結果、下からでは分からないシーリングの切れを発見。 その他、外壁の割れ2ヶ所、外壁の浮き2ヶ所を発見。 シーリングが切れると、外壁内に雨水が入ります。 内部に防水紙があるので通常、躯体内へ入ることはありませんが、 防水紙の施工が悪... -
事例566『間柱 未固定』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 現在、A3カラーレーザーとA3インクジェット、 2台のプリンターを使っています。 今週、カラーレーザーの主要部品交換サインが出ました。 6年くらい使っているので、買い替えも検討。 新品の価格を調べたところ、交換部品代と同じくらいでした。 今回、部品を交換しても、次、また違う部品の寿命がく... -
ゼネコン倒産
住宅紛争今週、ある中堅ゼネコンが民事再生法の適用を申請した。 負債は約140億円。 この会社は以前、会社更正法を申請しているので実質2回目の倒産。 実は、この会社が施工したマンションで、瑕疵をいくつか指摘。 話しがついて、今月下旬から修補工事をおこなう予定で、 私も立会いのスケジュールを組んでいました。 (マンションの手抜きはこ... -
新築マンションを買ってはいけない?
その他今朝、読んだ本を紹介します。 現役・三井不動産グループ社員が書いた! やっぱり「ダメマンション」を買ってはいけない/ダイヤモンド社 ¥1,470Amazon.co.jpいい新築マンションを、自分に有利な条件で購入するのは大変。 マンション購入に際し、いろいろ注意点が書かれています。業界で働いている私でも、実行するには大変だと思いました。 ...