長井のブログ
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事例567『鉄筋切断』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今週は現場スケジュールにやや余裕があるため、 事務所でやらないといけない仕事をピックアップしてみました。 相当な量があり、どれから片付けるか順位を付け、 今週中に終わらせようと思います。 ■(1)今回の事例________ 「鉄筋切断」 ________________ ◆写真解説 ... -
冬でも、加湿ではなく除湿が必要
結露今年の冬も、何件か結露の相談受け、 今くらいから対策工事に取り掛かります。 結露対策は、水蒸気量を減らすか、温度差を無くす。 どちらか、もしくは両方を考えます。 温度差をなくす内窓の施工は費用が高額になるため 除湿機で湿気を取る方法が人気です。 冬場は加湿するのが常識だと思っている方が実に多い。 隙間風が多く、寒い家なので... -
長年放置された雨漏り
検査業務業者が小手先の修理しかしないため 新築から10年以上、雨漏りが止まらない家。 私が検査に入り、業者の非を指摘。 ようやく根本的な補修に着手し、壁をめくると、 あちこちで躯体が腐朽していた。 (躯体の木が腐り、ボロボロになっている) 依頼者は、私に知り合うまでに非常に苦労をしたと言ってました。 どこへ相談していいか分からないし... -
10年点検
検査業務今年の夏で10年を迎える家の点検をしてきました。 はしごや脚立を使い、外壁の高所の隅々も確認。 結果、下からでは分からないシーリングの切れを発見。 その他、外壁の割れ2ヶ所、外壁の浮き2ヶ所を発見。 シーリングが切れると、外壁内に雨水が入ります。 内部に防水紙があるので通常、躯体内へ入ることはありませんが、 防水紙の施工が悪... -
事例566『間柱 未固定』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 現在、A3カラーレーザーとA3インクジェット、 2台のプリンターを使っています。 今週、カラーレーザーの主要部品交換サインが出ました。 6年くらい使っているので、買い替えも検討。 新品の価格を調べたところ、交換部品代と同じくらいでした。 今回、部品を交換しても、次、また違う部品の寿命がく... -
ゼネコン倒産
住宅紛争今週、ある中堅ゼネコンが民事再生法の適用を申請した。 負債は約140億円。 この会社は以前、会社更正法を申請しているので実質2回目の倒産。 実は、この会社が施工したマンションで、瑕疵をいくつか指摘。 話しがついて、今月下旬から修補工事をおこなう予定で、 私も立会いのスケジュールを組んでいました。 (マンションの手抜きはこ... -
新築マンションを買ってはいけない?
その他今朝、読んだ本を紹介します。 現役・三井不動産グループ社員が書いた! やっぱり「ダメマンション」を買ってはいけない/ダイヤモンド社 ¥1,470Amazon.co.jpいい新築マンションを、自分に有利な条件で購入するのは大変。 マンション購入に際し、いろいろ注意点が書かれています。業界で働いている私でも、実行するには大変だと思いました。 ... -
事例565『鉄筋の結束不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 中央道の終点、小牧JC近く。 数キロに渡り、両側に桜の木があります。 昨日、現場の帰りに通った際、満開の桜を見ることができました。 ■(1)今回の事例_________ 「鉄筋の結束不備」 _________________ ◆写真解説 主筋と補助筋が離れている。 正規の状態ではな... -
検査会社のスタッフの条件
その他買ってから1年くらいのスマホの調子が悪く、 昨日、ドコモのアンドロイドからauのアイフォンへ変えました。 アンドロイドからアイフォンへの移転、設定は結構面倒。 半日くらい時間をかけてしまいました。 新しい年度が始まりました。 当社は今月、新規の検査アシスタントを募集します。 (働く時間などは希望に沿います) 外注の建築士など... -
住宅ブームの弊害
検査業務昨日検査に行った現場で、職人と話をして感じたこと。 仕事が他でもたくさんあるから、 ・さっさと効率よく現場を終わらせたい。 ・儲けられるときに儲けておきたい。 最近は、職人の立場が強くなりつつある。 元請は職人がいないと、建物が完成しないため 下手に出ざる得ない状況にあります。 こんな状況ですと、手抜きや欠陥が増えるでしょ... -
事例564『壁断熱材欠落・・・マンション』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 3月決算で追い込みの現場も多いようです。 当社も法人設立が4月だったため、3月決算。 建築関係は3月末が忙しいので、 今考えると、4月などにしておけばよかったと思います。 ■(1)今回の事例_________ 「壁断熱材欠落・・・マンション」 _________________ ◆... -
まだまだ出てくる 偽一級建築士
その他新たに7名の非一級建築士による一級建築士詐称があったことを 国土交通省が、おととい公表しました。 最初の発覚のニュースから、皆が疑うようになり 照合がすすんでいるようです。 詐称が多い背景として、以下のことが考えられます。 ・一般の人は、能力に関係なく一級建築士という肩書きを信用する。 ・一級建築士の数は、他の国家資格に比... -
外出が続く時のメール対応
その他昨日、今日、ほとんど1日中外出。今もまだ新幹線で名古屋に帰る途中です。 外出が多くても、メールは全てスマートフォンに転送しているので、随時目を通しています。 検査を依頼していただいた方は、相談フリー。外出先でも、長文にならなければ早めに返事を書きます。 Android携帯からの投稿 -
事例563『構造金物 取り付け位置の不備』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 <耐震強度偽装>行政責任を認めず 最高裁判決 予想どおりの判決が今日出ました。 「建築物の安全性は一次的には建築士が確保すべきだ。 自治体は、建築士が義務に従っている前提で審査する」 業者がよく口にする 「確認申請、中間、完成検査があるから欠陥の心配はない」 という話を信用してはいけな... -
現場の環境対策
その他現場を検査していて、最近気づいたことがあります。 それは、床養生材の変化。 かつては使い捨てタイプで、大量のゴミになっていました。 今では、ほとんどの現場が何度も使いまわしできる レンタル養生に変わっています。 大手ハウスメーカーでは、極力ゴミも出さないようにしています。 今後も環境対策は進んでいくのでしょう。 住宅検査カ... -
仕上げを見て思ったこと
検査業務3月末ということで、完成時の検査が続いています。 完成時の検査では、仕上げも細かく見ます。 仕上げを見ると、職人の腕の良し悪しがよく分かります。 結局、品質は施工する職人によって左右される。 職人を自社の社員として抱えている会社は皆無。 ほぼ100%下請けなので、誰が工事するかで品質は変わります。 評判がいい工務店へ依頼... -
事例562『基礎天端の精度不良』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 先月、入れ替えたウイルスソフト。 ウイルス感知は、ものすごく優秀です。 ただ、ウイルスを感知するたびに、安全を取って ネット回線が数秒切断されてしまいます。 影響を受けるのは、光電話。 電話中に回線を切られると、話も一時止まります。 少し調整が必要のようです。 ■(1)今回の事例____... -
紛争解決は時間がかかる
住宅紛争2ヶ月ほど前に瑕疵検査をした現場。 現在、業者と修補の折衝中で、 こちらからいろいろ指示を出して、返事待ちの状態。 施主さんは、業者の返事が遅いと不安になられています。 瑕疵検査をした結果、修補が大変な場合は 解決までに相当な時間を要します。 施主側は、簡単な修補では納得できませんし、 相手は安く簡単に済ませようとするため... -
建築知識 4月号
その他今月号で資料提供したため、1冊いただきました。 チラッと見たら記事が面白く、時間がないのに、 現場へ行くギリギリまで、読みふけってしまいました。 一級建築士のお金、職、経営ヒントなどについて かなりの情報がまとめられています。 専門誌ですので、建築士に方にお勧めです。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサ... -
事例561『筋交いのカットミス』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日はかなり暖かくなるようです。 午前、午後合計2件、 屋根裏、床下の検査があります。 午後の屋根裏は暑くなりそうです。 ■(1)今回の事例________ 「筋交いのカットミス」 ________________ ◆写真解説 筋交いのカットミス。 短く切りすぎて、柱との間に隙間が...