長井のブログ
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事例552『「防水テープ 接着不良』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今週は、紛争書類の作成に追われています。 完成のノルマは、今週あと1件でしたが、、 弁護士から急に書類を頼まれたので、計2件となりました。 週末の余裕時間がなくなってしまいました。 ■(1)今回の事例________ 「防水テープ 接着不良」 ________________ ◆写真... -
学習効果の最大化
検査業務私の尊敬する人が、いいことを言っていました。 「学習効果は間違えたり、失敗した時に最大化される」 確かにそう思います。 ミスや間違ったことは、強く印象に残ります。 思い返すと、先入観からのミス、間違いが多いです。 例えば、 ・配置のズレ 基礎の配筋検査のとき、以前は配置を間違う訳ないという先入観から 配置寸法のチェック... -
職人の独り言
検査業務態度の悪い職人がいた。 基準法違反を指摘。 素直に是正に応じたのですが、作業をしながら 「面倒だ」、「このくらい良いじゃないか」など 小さな声でぶつぶつ言っていた。 わざと私に聞こえるように言ったのかもしれません。 そんなので動揺する私ではありません。 次の検査でも厳しく接したいと思います。 昨日も書きましたが、特定の職種... -
事例551『外壁の凍害』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は1日現場へ出てました。 検査は3件でしたが、 移動距離が長かったため、時間がかかりました。 溜まっている書類を書く時間が、なかなかありません。 ■(1)今回の事例________ 「外壁の凍害」 ________________ ◆写真解説 サイディングの凍害。 浴室窓から伝... -
欠陥を減らすには
その他先週末、グループホームの火災で4名が亡くなった事件。 防火戸やスプリンクラーの未設置などが指摘されています。 防火関連の施工ミスはものすごく多い。 実際、商業施設などの欠陥調査へ行くと 100%に近い確率で、防火関連の施工不備があります。 施工不備になる原因は、設計図書での表記不足や 現場監督、職人の無知からです。 職人は、案... -
床下滞在時間記録 更新
検査業務今日の午後、2時間半くらい、ずっと床下にいました。 長時間入っていた理由は、 基礎のひび割れ数があまりに多かった。 その数、計200超。 (約1Mの距離でひびが10本) 無理な姿勢をしていたので、首が痛い。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサイト→こちら -
事例550『防火施工の不備』
防火こんにちは住宅検査カノムの長井です。 あっせん仲裁に立ち会ってきました。 今日は特に、何かをしたわけではありませんが 双方の緊張感を感じ、何だか疲れました。 ■(1)今回の事例______ 「防火施工の不備」 ______________ ◆写真解説 省令準耐火仕様の家。 間仕切り壁上の防火被覆材をたくさんの配管が貫... -
簡易耐火プレート
防火「省令準耐火仕様」の施工で、間違いで多いのが コンセントなどの開口処理。 コンセントやスイッチ部は、 写真のような簡易耐火プレートを取り付けるか 内部のボックスを鋼製にしないといけない。 ↑住友林業の現場で撮影。大手はきちんと施工しています。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサイト→こちら -
予算を抑えた検査依頼方法
検査業務新築検査において、たくさん検査に入ってもらいたいけど 金額は抑えたいという人は多い。 その場合は、図面チェックと要所の4回検査を依頼し、 その他は、自分でチェックするという方法があります。 おかしい思うところの写真をメールで送り 判断を仰ぐことができます。 検査を依頼していただくと、写真判定は何度でもOK。 (入居後も対応。... -
事例549『屋根裏に大量の鳥の糞』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 新築検査を依頼してきた方の契約書などを見ると、 未だに違法、又はスレスレのことをやっている業者がいる。 不動産の購入は、大半の方が初めて。 だから、おかしいと思わず契約してしまうようです。 ■(1)今回の事例_________ 「屋根裏に大量の鳥の糞」 ________________... -
危険な建物
検査業務検査に行った現場近くの建物。 鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが割れていた。 補修に費用がかかるために、 危険は承知の上で所有者が放置しているのでしょう。 百貨店・旅館等、大勢の人が利用する一定規模以上の特殊建築物 や建築設備、昇降機等には、法律で定期的な調査、検査の報告義務が あります。 この建物は、小規模な店舗、事務所... -
免震装置の効果は?
躯体構造昨日、北海道で震度5強の地震がありました。 テレビニュースで物が倒れている映像を見て、 以前、本で読んだ免震装置についての地震学者のコメント を思い出しました。 「免震装置ができてから実際に揺れて、 役に立ったという実例がないので、何とも言えない。 神戸地震で専門家が大丈夫と言っていた高速道路が倒壊した」 神戸の地震では主... -
滅茶苦茶な現場
検査業務・構造計算書と現場が不整合だらけ。 ・図面に記載された内容より、性能が落ちる材料の使用。 ・数々の手抜き。 とにかく全てが滅茶苦茶な現場。 未だにそんなことがあるのかと、言われそうですが 現実に今、検査しています。 指摘を受け、直す業者も大変ですが、 たくさん指摘する私。指摘の内容を聞いて不安になる施主さん。 皆が大変な思... -
事例548『壁のカビ』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 検査料金が他社よりかなり安いと お客さんから、よく言われます。 大手ハウスメーカーの家が高い理由と同じで、 経費や中間マージンの差であり、 検査員の報酬で比べると、当社が名古屋では一番高いと思います。 ある検査会社の50代の検査員(一級建築士)の年収を 聞いたことがあります。 その方に... -
現場事故をよく耳にします
検査業務監督が吹き抜けから落ちた、職人が足場から落ちたなど 最近、現場での事故をよく耳にする。 怖い足場や、吹き抜けに手すりがないなど 検査に行くと、危険な箇所をたくさん目にします。 安全対策にお金、時間をかけてられないのでしょう。 現場は「安全第一」 こんな看板を出している現場が多いですが、 本音は「利益」や「工期」が第一でしょ... -
事例547『制震装置のビス抜け』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は午後に検査が集中。 各現場、いろいろ問題があったので、 予定より、かなり時間が食い込みました。 検査に行って指摘がないと楽ですが、 そんな現場は、わずかしかありません。 ■(1)今回の事例_______ 「制震装置のビス抜け」 _______________ ◆写真解説 制震装... -
先週は基礎のレベル不良、壁の倒れを指摘
検査業務躯体構造検査などで水平、垂直を測定する。 (レーザーを使い水平を測定する) 測定の結果、問題があるケースは 水平精度で100件中1件くらい。 垂直精度は50件中1件くらい。 確率としては少ないが、傾斜は、あとあと直すことが 困難なため、検査で必ず計測を行います。 先週の検査では、壁の倒れと、 基礎の水平精度の悪さを指摘しま... -
低炭素住宅
その他昨年末「低炭素住宅」の認定制度が始まった。 まだ業界内でもあまり認知されていませんが、 長期優良住宅のように、徐々に広まっていくでしょう。 40年後の世界を予想した本に、 CO2削減は重要な課題になると書かれています。 2052 ~今後40年のグローバル予測/日経BP社 ¥2,310Amazon.co.jp 今後、低炭素住宅はハウスメーカーを中心に 標準仕... -
事例546『構造金物のビスの不備』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 ある業者の担当者で、とてもいい加減な人がいます。 現場の工程をほとんど把握していなく それを信用し検査に行くと、出戻ります。 スタッフには、文句を言うのではなく 自分から予定を確かめないとダメだと言っています。 自己防衛は何事においても大事です。 ■(1)今回の事例_______ 「構造... -
責任転嫁
その他「住宅瑕疵担保保証」 業者にとって、都合がいい存在のようです。 これから工事が始まる施主に対しては 「保険会社の検査があるので、欠陥の心配は要らない」といい、 欠陥住宅で、もめた場合には、 「保険会社の検査は合格。だから欠陥ではない」という。 先日も工事写真を見て、あきらかに間違っている 基礎の施工を指摘したら、弁護士から...