長井のブログ
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偽一級建築士
その他調査が進むにつれ、偽一級建築士の発覚はまだまだ増えそうです。 積水ハウスや住友林業の子会社の社員がいたことにはびっくりしました。 会社が資格重視なんでしょう。 建築士会に入っている建築士は全体の10パーセントくらいと聞いています。他の資格のように建築士も強制加入として、県単位で照合を容易にするなどの対策が必要でしょう。 A... -
事例507『梁下端の破損』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中、積水ハウスの現場へ行ってきました。 業界最大手のプライドがあり、毎回検査に入ると 指摘が出ないよう、かなり気を使って頂いています。 精度や仕事の綺麗さが印象的な現場でした。 ■(1)今回の事例________ 「梁下端の破損」 ________________ ◆写真解説... -
図面の間違い
検査業務新築検査の前に図面のチェックを行います。 最近間違いが多いのは、 ・フラット35の仕様に適合していない。 (特に外壁通気などの外部工事) ・アンカーボルトの不足。 ・ホールダウンボルトの埋込み長さ不足。 ・コンクリート呼び強度不足など。 希に構造がNGのケースもある。 今年だけですでに2件あり、プランの変更を要し、 確認申請... -
工事監理者の必要性
住宅紛争昨日、仲裁あっせんの欠陥箇所の確認に立ち会った。 項目が多かったので4時間も現場にいました。 そこで出ていた話の一つが「工事監理」 工事監理者というと、一般の人は現場監督をイメージするが、 実際は建築士の資格が必要であるため、設計者と同じ場合が多い。 工事監理で品質検査がきちんと行われ、工事中の記録などが 提出されていれば... -
事例506『筋交い金物ビス施工忘れ』
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今朝出社したら、複合機が紙詰まりをおこしていた。 いつもならすぐ直るのに、今回はなかなか直らない。 いろいろ開けて見ていたら30分くらい時間が過ぎていた。 せっかくいつもより30分早く出社したのに 複合機の修理に時間を費やすとは思ってもいませんでした。 ■(1)今回の事例_______... -
認定取得で責任回避
防火静岡市の現場へ移動中の新幹線の中で書いてます。 最近、新聞を賑わした「間仕切り壁の耐火認定」。 短いビス+どうぶちなしで、昨日あたり大臣認定を取ったようです。 これで住友林業や、東日本ハウスは補修しなくて済むでしょう。 両社共に、上手く逃げれたイメージを持ってしまうのは、私だけではないはず。 重大なものを見落とし、何年も... -
住宅工事仕様書
その他フラット35住宅工事仕様書 平成24年改訂版が今年10月に発売になる。 http://www.inoueshoin.co.jp/shinkan/shiyosho24.html 今回より、民間の出版社から発売され 表紙も一新されるようです。 また、一部の書店でも販売するようで、 消費者にとって身近なものになりそうです。 この住宅工事仕様書は、建築基準法だけではカバーしきれな... -
事例505『コンクリート強度不足』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 かなり前もって予定を伝えてくれるメーカーが いくつかあります。 普段はほとんど変更がないのですが、 9月上旬の予定はかなり動いています。 天候不順でもないですし、職人が忙しいのでしょうか。 ■(1)今回の事例________ 「コンクリート強度不足」 _______________ ... -
最強の台風、沖縄直撃
その他過去最強の台風が沖縄を通過しました。 住宅が全壊した地区もあるようですが、 タマホームの進出も最近であるなど、 沖縄はもともと台風を想定して家は鉄筋コンクリート造が多い。 そのためか、ニュースを見る限り被害は少ないようです。 異常気象である現在では、 本州でも今後、最強の台風が来るかもしれません。 その時に想定外だと言わせ... -
相次ぐ不適合施工の発覚
業者情報私が最初にアキュラホームで指摘をした 防火壁の大臣認定不適合施工の問題が 住友林業や東日本ハウスにまで波及した。 国土交通省が情報提供を求めているから、 今後大手だけでなく、中小へ波及していく可能性が高い。 主な対象は、防火、準防火地域内の木造3階建ての戸建、集合住宅。 外装材、サッシと防火関連の不適合が近年相次いだため ... -
事例504『屋根の腐朽』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 スマートフォンを使い出して3年ほど経ちます。 今ではスマートフォンのシェアはかなり高く、 当社のホームページもようやくスマートフォン版ができます。 最終チェックなどをしている最中で、 来週あたりから見れるようになる予定です。 ■(1)今回の事例________ 「屋根の腐朽」 _____... -
広告は嘘を付く
その他広告を誇大表現していまう。 どこでもありがちな話だと思います。 マンション販売の広告で、景品表示法に基づき 措置命令を受けた会社があります。 株式会社コスモスイニシアが、分譲マンション4物件を一般消費者に 販売するに当たり、パンフレット及び新聞折り込みチラシにおいて行 った表示について、以下のとおり、景品表示法に違反する... -
構造偽装発見
検査業務今朝は尾張旭市役所へ寄ってから事務所に出社。 市役所内はエアコンが止めてあり 職員はうちわで扇ぎながら仕事をしていました。 片手だけで何の仕事をしているか、気になりました。 -----------------------------... -
今月2件目、裁判終結
住宅紛争今月2件目、関わっていた裁判が終結。 事の発端は、確認申請を工務店の下請けとして 請け負う建築士のミスでした。 建築士事務所はたくさんありますが、その多くは 工務店やハウスメーカーの下請け仕事をしている事務所が大半です。 数をこなすために、さらに下請けに出したり アルバイトを使うことなども珍しくないようです。 家の法規チェ... -
事例503『スラブ筋かぶり不足』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 午後、2日ぶりに事務所の椅子に座りました。 1日でも事務所を空けると、連絡などいろんな仕事がたまります。 確認しないといけない書類も大量に送られて来ているので 数日は溜まった仕事に追われそうです。 ■(1)今回の事例________ 「スラブ筋かぶり不足」 _______________... -
セミナー開催
その他セミナーのご案内 「今しか聞けない検査の極み」 公益社団法人 愛知建築士会が主催なので どちらかといえば設計者、施工者向けのセミナー。 それでも長期優良住宅仕様違反、防火違反など 最近多い欠陥事例をいくつか紹介するので これから家を建てようとする方も参考になることが多い内容です。 ◆日時:9月29日(土)、10月27日(土... -
住宅は買うよりも賃貸がいい?
その他・「住宅は買うよりも賃貸がいい」 ・「買えば自分の持ち家になるのだから、多少の苦労は厭わない という人もいますが、それは幻想です」 「これから世界で起こること」 中原圭介著 東洋経済新報社 これから20年、お金に困らない生き方と考え方の章に書いてありました。 賃貸か持ち家か。一概にどちらがいいとは決められません。 人それ... -
適正な検査料金はいくら?
検査業務検査料金の高さで検査を断念する人は多くいます。 料金が高いと言われることが圧倒的に多いですが、 時々お問い合わせいただくお客さんから 「他社に比べ検査料金が安い」言われます。 他社に比べ安い理由は、 自社で受注し、自社スタッフで検査をする直営であること。 そのため、中間マージンが必要ありません。 また、新築検査や建築紛争で... -
事例502『筋交いの割れ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日の名古屋の予想最高気温は35度。 この猛暑日の午後、屋根裏に入ります。 慣れているとはいえ、辛い作業です。 ■(1)今回の事例________ 「筋交いの割れ」 ________________ ◆写真解説 筋交いの割れ。裏側にある金物のビス施工により割れた。 これでは金物によ... -
浦安液状化訴訟
その他今朝ブログを更新したあと、下記のニュースが目に留まった。 「浦安液状化 87人三井不動産など提訴 19億円賠償請求」 毎日新聞の記事によると 大震災による液状化被害を巡る同社相手の訴訟4件では最大規模。 液状化被害を予見できたか、また対策が十分だったかが争点になる。 今現在でも液状化対策を考慮している家は少ない。 それ以前...