長井のブログ
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フロンヴィルホームズ名古屋(名古屋市)
業者情報確か今から20年くらい前、輸入住宅ブームがあった。 私もハウスメーカーを退職したあと、 一時、輸入住宅がメインの工務店で仕事をしていました。 ブームが終わった15年ほど前を中心に 多くの輸入住宅を造る建築会社が倒産により消えた。 私が居た会社も急激な仕事の落ち込みから、同時期に倒産しています。 そのような経緯があり、今残って... -
雨漏り保証の時効に注意
雨漏り今年は雨漏り調査の依頼が昨年に比べ少ない。 台風が少ないからでしょうか。 台風時など風が強い時にしか漏らない雨漏りは 原因特定が難しく、放置されやすい。 また、年に1,2度しか雨漏りしないため 住んでいる方も、催促するのを忘れてしまう。 先日お電話頂いた方は、18年雨漏りが止まらないと言ってました。 ↑雨漏りで外壁の合板... -
(株)大脇 名古屋市
業者情報㈱大脇さん 名古屋市中区 http://www.j-kukan.co.jp/ 先日7回の新築検査完了。 この会社の特徴は、設計の細かい配慮でしょう。 内外部共、細部のちょっとした事までこだわっています。 その他の印象として、 現場監督の野原さん以下、大工さんたちの人柄がよかった。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサイト→こちら -
事例510『天井断熱材の隙間』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日は一日、書類書きに徹しました。 さすがに夕方になると集中力が切れてかけてきたので 本を読み出したところ、こんどはそっちに夢中になり 寝るまでに3冊も読んでしまいました。 仕事でも何でも集中すると効率がいいですね。 ■(1)今回の事例________ 「天井断熱材の隙間」 ______... -
見積数量を騙されている?
その他以前、大○ハウジングで契約したお客さんが 自分でクロスの面積を計算したら、 約2倍の数字が計上されていると言っていました。 先日瑕疵検査に行った現場も、 クロスの見積面積が実面積の1.3倍から1.7倍、計上されていた。 クロスなどは材料を捨てる分があるので、数量か単価にロスを見込む。 面積にロスを考慮すれば1.3倍はまだ許... -
私が大手ハウスメーカーを辞めた理由
その他私は20代の頃、大手ハウスメーカーで現場監督をやっていました。 (設計はつまらなそうだったので現場を希望しました) 大手で働いていると、自社商品や基準だけ詳しくなり 他が分からなくなる。 せっかく一級建築士の資格を取ったので もっと他を勉強したいと思い20代後半で会社を辞めました。 今でも検査で大手の技術者を見ていると 過去の... -
急な検査依頼が多いです
検査業務工事中、現場を見て品質が不安になり、途中から検査を依頼してくる方が多い。 最初から依頼しなかった理由を聞くと 業者から「第三者検査が入るから大丈夫」と言われたことが最も多い。 業者が言う第三者検査とは、業者側が手配をする瑕疵保険や性能評価の検査。 瑕疵保険よりしっかり検査する性能評価の検査でも 細かな所までは見てくれませ... -
事例509『天井下地切断』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 仕事がたまっているので、今週は1時間くらい早出してます。 今日は夜、雨が降ったせいか、朝は涼しいですね。 ■(1)今回の事例________ 「天井下地切断」 ________________ ◆写真解説 ダウンライトの開口により天井下地が切断され、補強などがされていない。 ケー... -
大手ハウスメーカーの基準は適当?
検査業務週末、新潟へ出張してました。 現場と車での移動が大半を占め、PCやスマホを触る時間がなく 2日ぶりの更新になりました。 --------------------------------------- 先日、大手ハウスメーカ... -
事例508『筋交い金物施工忘れ』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は一日現場。 帰りも遅くなりそうなので、早めの発信です。 ■(1)今回の事例________ 「筋交い金物施工忘れ」 ________________ ◆写真解説 事例556のような筋交い端部の固定金物がない。 建築基準法違反。 故意ではなく、計2ヶ所付け忘れたようです。 ◆内容説... -
一級建築士の悪事の数々
業者情報偽一級建築士よりある意味悪質な一級建築士の偽装工作。 構造計算書のNGとOKを切り貼りして改ざんした、 確認済証を偽装した 確認申請の交付を受けずに工事したなどで、 それに関わった長谷工コーポレーションや東京セキスイハイム、 東日本ハウスの社員が処分を受けています。 http://www.mlit.go.jp/common/000222577.pdf この業界は、大手... -
無暖房・無冷房・無結露の家
その他住宅本の新刊をいくつか読んだ中で、 これは読む価値があるというものを一つ紹介します。 建築士が読んでも非常に勉強になります。 「無暖房・無冷房・無結露 究極断熱の家をつくる」 山本順三著 さくら舎 山本さんは断熱屋さん。年は75歳くらいの方で ベテラン故に、非常に説得力がある。 内容はセルローズファイバーを使った自社シ... -
偽一級建築士
その他調査が進むにつれ、偽一級建築士の発覚はまだまだ増えそうです。 積水ハウスや住友林業の子会社の社員がいたことにはびっくりしました。 会社が資格重視なんでしょう。 建築士会に入っている建築士は全体の10パーセントくらいと聞いています。他の資格のように建築士も強制加入として、県単位で照合を容易にするなどの対策が必要でしょう。 A... -
事例507『梁下端の破損』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中、積水ハウスの現場へ行ってきました。 業界最大手のプライドがあり、毎回検査に入ると 指摘が出ないよう、かなり気を使って頂いています。 精度や仕事の綺麗さが印象的な現場でした。 ■(1)今回の事例________ 「梁下端の破損」 ________________ ◆写真解説... -
図面の間違い
検査業務新築検査の前に図面のチェックを行います。 最近間違いが多いのは、 ・フラット35の仕様に適合していない。 (特に外壁通気などの外部工事) ・アンカーボルトの不足。 ・ホールダウンボルトの埋込み長さ不足。 ・コンクリート呼び強度不足など。 希に構造がNGのケースもある。 今年だけですでに2件あり、プランの変更を要し、 確認申請... -
工事監理者の必要性
住宅紛争昨日、仲裁あっせんの欠陥箇所の確認に立ち会った。 項目が多かったので4時間も現場にいました。 そこで出ていた話の一つが「工事監理」 工事監理者というと、一般の人は現場監督をイメージするが、 実際は建築士の資格が必要であるため、設計者と同じ場合が多い。 工事監理で品質検査がきちんと行われ、工事中の記録などが 提出されていれば... -
事例506『筋交い金物ビス施工忘れ』
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今朝出社したら、複合機が紙詰まりをおこしていた。 いつもならすぐ直るのに、今回はなかなか直らない。 いろいろ開けて見ていたら30分くらい時間が過ぎていた。 せっかくいつもより30分早く出社したのに 複合機の修理に時間を費やすとは思ってもいませんでした。 ■(1)今回の事例_______... -
認定取得で責任回避
防火静岡市の現場へ移動中の新幹線の中で書いてます。 最近、新聞を賑わした「間仕切り壁の耐火認定」。 短いビス+どうぶちなしで、昨日あたり大臣認定を取ったようです。 これで住友林業や、東日本ハウスは補修しなくて済むでしょう。 両社共に、上手く逃げれたイメージを持ってしまうのは、私だけではないはず。 重大なものを見落とし、何年も... -
住宅工事仕様書
その他フラット35住宅工事仕様書 平成24年改訂版が今年10月に発売になる。 http://www.inoueshoin.co.jp/shinkan/shiyosho24.html 今回より、民間の出版社から発売され 表紙も一新されるようです。 また、一部の書店でも販売するようで、 消費者にとって身近なものになりそうです。 この住宅工事仕様書は、建築基準法だけではカバーしきれな... -
事例505『コンクリート強度不足』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 かなり前もって予定を伝えてくれるメーカーが いくつかあります。 普段はほとんど変更がないのですが、 9月上旬の予定はかなり動いています。 天候不順でもないですし、職人が忙しいのでしょうか。 ■(1)今回の事例________ 「コンクリート強度不足」 _______________ ...