長井のブログ
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早期紛争解決のコツ
住宅紛争医者を信用していない訳ではないが、 レーシックの手術であったり、造影剤を入れてのMRI撮影など、 私は初めての医療行為に対し不安になる。 不安になればなるほど、自分でいろいろ調べ、 結果、情報を取りすぎて、混乱してしまう。 紛争中のお客さんもこの傾向が強い。 近く和解が成立しそうなAさんは、単純な事例にも関わらず、 まわり... -
空家急増
その他昨日、新幹線の中で読んだ本 「空家急増の真実」 米山秀隆著 日本経済新聞出版社 空き家の急増は、いろんな雑誌などでも取り上げられている話題で、 何となく知っていることだと思います。 今後、新築に対する税制優遇を減らし 中古住宅の流通を増やそうという流れになるようです。 中古住宅購入、特に戸建ては築年数が浅くても注意が必要... -
事例488『ねじ山の出』
構造金物こんにちは住宅検査カノムの長井です。 6月も下旬。今年は暑くなるのが遅いような気がします。 事務所のエアコンを1回も入れていません。 毎年この時期になれば、すでに入れているはず。 現場へ出る仕事、涼しいほうが助かります。 ■(1)今回の事例________ 「ねじ山の出」 ________________ ◆写真解説 ... -
基礎をぶっ壊す
検査業務今月だけで3件、基礎を壊す現場に関わった。 かなり悪い施工でしたが、補修でも何とかなりそうなレベル。 それでも業者が思い切って壊す決断をしました。 基礎を壊せば材料が無駄になるし、工期も延びる。 また、解体の振動で近所迷惑にもなり、いいことはない。 これらの現場を見て思うのは、 瑕疵保証の検査などは何を検査しているのだろう... -
悪事をコソコソ出来なくなる時代
検査業務工事前から当社に検査を依頼してくる方は、 契約する業者の見極めも鋭く、関心させられることも多い。 おかしな業者と契約していないため、検査をしても 指摘は少なく、大半はスムーズに行く。 それとは反対に、紛争になってから依頼を受けるケースは苦労します。 先週の例を紹介しますと、 ある業者が、常識に欠ける行為を平然と行っていた... -
事例487『2階床の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 天気予報が、ころころ変わり 現場の関係者は大変な時期です。 当社も基礎や、躯体の検査は影響を受けます。 梅雨が明けるまで仕方がないです。 ■(1)今回の事例________ 「2階床の不備」 ________________ ◆写真解説 2階床、床鳴りがひどく、調査をしたら、合板施工が... -
ミスを犯し、逃げに徹する建築士
住宅紛争題名のとおり、とんでもない建築士がいる。 適当な図面を書いた結果、 耐震性能が不足している建物が完成してしまった。 施主さんは当初、気がつかず住んでいましたが、 ある時、家全体に不安を持ち、当社へ検査を依頼してきた。 検査の結果、耐震性能の不足他、 欠陥だらけの家であることが発覚した。 建築士と業者はミスを認めず、 検査報... -
台風による雨漏り
雨漏り今晩、欠陥住宅被害東海ネットの例会で15分だけ話をします。 この会は、全国各地にネットワークがあり、弁護士を中心に活動が盛んです。 知名度がもっと広がり、いい加減な業者にとっての脅威になれば、 欠陥住宅の抑制ができると思います。 ------------------&... -
事例486『別の外壁塗厚不足』
仕上げこんにちは住宅検査カノムの長井です。 名古屋は台風が直撃しそうです。 すでに雨風が強く、 先ほど駅から事務所まで4分ほど歩いただけで 靴とズボンがかなり濡れました。 建物被害などが出ないことを祈ります。 ■(1)今回の事例________ 「別の外壁塗厚不足」 ________________ ◆写真解説 外壁塗厚不足(53... -
修補工事
住宅紛争先月検査した現場、指摘した瑕疵を直す工事をしている。 ある項目の原因は、仕上げを撤去しないと箇所が特定できない。 全て撤去すると費用がたくさんかかるので、 少しずつ段階をおって撤去するという方法を業者が選んだ。 結果として、業者の勘が悪く、最後の箇所で原因が発覚。 それなら、最初から全部撤去したほうが安く済んだようだ。 ... -
白熱電球廃止
その他毎朝、1時間くらいキッチンに立っています。 継続的に体重管理をしている自分の朝ごはんと、 高校生の娘と一緒に、娘の弁当を作るためです。 土日も部活動があるため、朝寝坊はできません。 ----------------------------... -
大手S社の問題
業者情報私が今までに一番多く検査したハウスメーカーはS社。 実はS社は過去、評判が悪すぎた。 昔の多くのお客さんが、ネットに被害や悪口を書き込んだため それを見た契約済みのお客さんが不安になり、 当社へ検査を申し込んできたようです。 ここ数年、S社の品質はかなり上がった。 社内の体制をきちんと整えた結果でしょう。 業界のトップクラス... -
事例485『外壁のひび割れ』
仕上げこんにちは住宅検査カノムの長井です。 朝1件目の現場に居たとき、 今日中に現場を見て欲しいという依頼を、事務所から伝言で受けた。 昼までに事務所に戻り、書類を送るという弁護士との約束があったが、 かなり困ってみえるようだったので、急遽現場へ行きました。 最近の新築検査。 このように何かあってから依頼してくる方が多くなってい... -
LIXILを知る
その他3つほどの書類の締め切りに追われています。 もともと、早めに出すほうですが、今回は現場予定が忙しく遅れ気味。 また、スタッフの風邪がうつったようで、体調不良もあり進みません。 それでも、締め切りは延びません。期限はあと2日です。 ------------------&... -
事例484『壁仕上げ厚さ不足』
仕上げこんにちは住宅検査カノムの長井です。 欠陥調査の書類作成に追われています。 瑕疵内容が多いほど時間がかかります。 先週1件、比較的指摘が少ない現場があった以外は 平均7,8項目の瑕疵があります。 ■(1)今回の事例________ 「壁仕上げ厚さ不足」 ________________ ◆写真解説 壁塗厚不足。20mm必... -
今日も欠陥検査
検査業務今日も戸建て住宅の欠陥検査に行ってきました。 図面が不十分なため、これから計算などして、 確認する事項もありますが、結果はいろいろありました。 検査する現場、ほぼ100%に近い確率で何か問題がある。 造る側も買う側も、何か対策を講じないと、 トラブルの当事者なる可能性は高いです。 トラブルになった方は皆言います。 「最初に... -
断熱材の不備
断熱材今日はほぼ1日、欠陥検査の書類を書いていました。 それでもまだ終わらず、たくさんの量が残っています。 書いている最中に思ったこと、 検査で多い指摘に「断熱材の不備」がある。 それも、大工さんが施工するグラスウールとロックウールの2種類に集中している。 (真ん中より少し上、大きな隙間がある) ウレタン吹きつけやセルロースファ... -
事例483『雨漏りによる躯体の腐朽』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 住宅ローンの金利が低下しています。 消費税が上がる可能性もあり、今が買い時かもしれません。 しかし、焦ってはいけません。 適当な業者選びは、欠陥住宅をつかむ可能性が高いです。 大きな買い物、慎重に事を進めましょう。 ■(1)今回の事例________ 「雨漏りによる躯体の腐朽」 ____... -
決着
住宅紛争東名阪集中工事による渋滞に、行き帰り共1時間以上も 巻き込まれながら検査に行ってきました。 疲れたので、今日はこれを書いたら帰ろうと思います。 -------------------------------------... -
アキュラホーム耐火性能不足
防火今朝の新聞記事「380棟耐火性能不足か アキュラホーム施工」 名古屋市で4月に違反が発覚というのは、 私が施主さんから依頼を受けて、検査し見つけました。 内容を公表し、遡って対応するアキュラホームは偉い。 全て修補すると何十億円かかるでしょう。 世間では当たり前かもしれませんが、建築業界の ほとんどの業者は過去のミスを遡りま...