長井のブログ
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事例479『筋交い端部の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日、三重県まで行った帰り ガソリンの残量が少ないことに気づいた。 事務所までの距離は、ナビの表示で58KM。 車に表示されるガス欠までの距離は83KM。 御在所SAで給油しなくても帰れると判断し、走っていたら、 桑名を過ぎた付近から、ガス欠までの距離表示が早く減りだし、 名古屋西ICでついに... -
時効
住宅紛争入居1、2年経過後、家に細かな不備が出てきたことをきっかけに 当社に調査依頼をし、いろいろな欠陥が発覚するケースが多い。 その後の業者との交渉で一番困ることが 瑕疵は認めるが、時効で責任はないと言う回答。 構造や雨漏りの10年保証以外の項目は、 契約書に記載がある瑕疵担保期間を過ぎれば 時効となり、業者が責任を負わない。 ... -
大成建設ハウジング
業者情報工場で製作したコンクリートパネル(PCパネル)を 現場で組み立てる工法の会社。 基礎配筋から躯体構造まで 現在3回検査に入りました。 この会社に初めて検査に入った訳ではありませんが、 かなり私の検査を警戒していただいて、 指摘ゼロが続いています。 品質管理をきちんと行えば、完璧に近い家ができる。 それを証明している現場です。 ... -
事例478『鉄筋継ぎ手の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中は書類作成。 午後は裁判、現場検査、私用。 現在21時過ぎ、ようやく一息つきました。 ■(1)今回の事例________ 「鉄筋継ぎ手の不備」 ________________ ◆写真解説 基礎の角部、鉄筋がつながっていない。 大地震時に破壊しやすい。 ◆内容説明 鉄筋の長... -
ペーパー建築士
住宅紛争司法試験に受かったものの、 最終的に弁護士登録をしない人が増えているそうです。 弁護士登録すると、弁護士会の高い年会費を払わないといけなく 仕事があまりなければ、金銭的に厳しいなどが理由のようです。 建築士の場合、 建築士会は任意加入のため、入らなくても建築士活動ができる。 だから、毎年の年会費のような負担はなく、 別の仕... -
社会貢献
その他年に数件ではあるが、 お金がないから無料で検査して欲しいとか、 無償で裁判をサポートして欲しいという話がある。 こういう方はまず、NPOを名乗る検査組織へ相談している。 NPOだから無償と思うようで、断られ当社へ連絡してきます。 当社でも無料対応はしていません。 欠陥住宅被害救済で、一般から寄付や支援金を集めることは無理... -
事例477『基礎連続貫通』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は朝一番で三重県南部まで行ってきました。 高速を走っていると、トラックが風であおられ ふらふらしている状況を何度か見ました。 今月は風が強い日が多い気がします。 ■(1)今回の事例________ 「基礎連続貫通」 ________________ ◆写真解説 基礎の連続穴あ... -
欠陥予防
住宅紛争午後、証人として法廷に立たないといけない。 仕事ではあるが、好き好んで行く訳ではない。 資料を再確認したり、午前中から気が重い。 健康に気をつけていれば 病気になりにくいと同じで、 品質に気を配り丁寧に施工していれば、 建築紛争なんてまず起きない。 しかし、痛い目か怖い目に会わないと、なかなか予防できるものではない。 私は... -
完成一発検査
検査業務お客さんが何かを感じ、当社に検査を依頼してくると 必ずと言っていいほど、補修費が多くかかる瑕疵を発見する。 今日行った現場も、防水不備による水漏れ、断熱材入忘れ、防火違反など いろいろあった。 瑕疵の原因の大半は「無知」 工事中、瑕疵を目の前にしても、職人、監督。だれも気づかない。 検査があっても、細部まで見ない。 見たと... -
事例476『断熱材の隙間』
断熱材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中、書類を仕上げ、 午後は雨の中、検査に行ってきました。 雨の日は移動も、検査も大変です。 ■(1)今回の事例________ 「断熱材の隙間」 ________________ ◆写真解説 壁断熱材の隙間(約10CM)。 断熱材は必要な部分に隙間なく施工するのが基本。 ◆内容説... -
ホテル火災
その他広島のホテル火災。 行政指導の甘さや、消防の査察がなかったことが問題になっている。 近年、ビルを検査すると、高い確率で、防火違反を見つける。 その原因は、建物の防火に関する規定は厳しくなり、法も複雑化している。 監理不十分で、施工者の理解が悪いと、基準どおりの施工ができない。 耐震不備が大地震が来るまで分からないように、... -
フラット35仕様書
住宅紛争欠陥調査の指摘に対する反論が業者から来た。 簡単に紹介すると 「基準法を守っていれば、公庫仕様を守る必要はないと考えています」 裁判中なら珍しい反論ではありません。 まだ、話し合いの途中での回答。 この業者は、そこそこ名前が通った会社。 認めてしまうと大補修になるため、安易に発言したようです。 住宅金融支援機構が監修してい... -
アシストコーポレーション(小牧市)
業者情報初めて工事中の検査に入りました。 基礎から躯体の検査まで、指摘らしい指摘はなし。 現場監督さんがきちんと細部まで確認しています。 優秀な監督と腕のいい職人の組み合わせ。 品質確保で大事なことです。 住宅検査カノムのサイト→こちら 住宅業界の内情を広く知っていただくため 人気ブログランキングに参加しています。 ↓ポチっと応... -
事例475『配管固定不良』
設備こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は、事務所での時間を多く取って 紛争処理関係の書類を一気に片付ける予定です。 私の意見が重要視される事件もあり プレッシャーを感じています。 ■(1)今回の事例________ 「配管固定不良」 ________________ ◆写真解説 配管の固定不良。 専用固定具を使わず... -
愛知県のある分譲メーカー
業者情報今日2件目の検査に行った現場。 隣も新築工事中。 何気なく隣の外部工事を見ていたら、明らかな手抜きを発見。 どこの会社の現場だろうかと思い、工事看板を見たら、 知っている会社だった。 この会社、過去に欠陥住宅を何軒も造り、 多額の補修費を払うなど、痛い目にあっている。 あれから、5年くらい経つでしょうか 何も前と変わってな... -
責任逃れ
検査業務連休前の新築検査で、壁断熱材の一部未施工を指摘した。 すでに壁はふさがれている状態。 赤外線カメラで撮影し、発覚しました。 昨日、業者から是正工事の報告があった。 工事はきちんと終えましたが、 最後に余分な一言があった。 「あとから断熱材を入れるつもりだった」 故意ではないことを言いたかったと思いますが あまりにバカな発言... -
事例474『配管の間隔』
設備こんにちは住宅検査カノムの長井です。 午前中、家を持ち上げる工事をしている 現場に立ち会ってきました。 家が持ち上がる。 油圧ジャッキの力はすごいですね。 ■(1)今回の事例________ 「配管の間隔」 ________________ ◆写真解説 基礎配管貫通穴の間隔が狭い。 耐力低下や矢印部にコンクリートがまわ... -
竜巻被害
その他竜巻の被害状況をニュースで見た。 日本でここまでの竜巻被害は、私の記憶にない。 木造や軽量鉄骨で、いくら地震に強いといっても、 屋根が飛んだりしたら、どうしようもない。 今後、コンクリート住宅の人気が高くなるかも知れません。 コンクリート住宅を供給している会社は現在少ない。 今後、猛アピールするのではと思います。 私が検査... -
欠陥を宣伝?
業者情報休み明け、明日の朝は現場直行。 連休中の雑務を処理するため、 今日は少し仕事しました。 ---------------------------------------- 以前検査したあるメーカーの現場... -
業者が失踪
検査業務偶然だと思いますが、同様の話が先週末だけで2件あった。 建築途中に業者が失踪。 その後、破産宣告が届いた。 過払いしている。現場の金額算定できないか。 近年の住宅着工数減は落ち着き、 業者の倒産も少なくなったと思っていました。 やはり契約時に油断してはいけません。 業者選び、契約は慎重に行いましょう。 住宅検査カノムのサイ...