長井のブログ
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事例1263 「換気扇ダクトまわり、断熱材欠損」
断熱材例年に比べ、夏の結露調査依頼が少ないです。被害が減っていると、考えたいところですが、湿度、水蒸気量自体は今までと変わらないため、そうではないと思っています。 ■(1)今回の事例_____________ 「換気扇ダクトまわり、断熱材欠損」 ______________________ ◆写真解説ユニットバス換気扇... -
大工仕事
検査業務1階床に点検口をあける、現場立ち合いをしました。少々の作業は、自分でも行いますが、難易度が高いのは丸鋸を使った作業。今回は、施工業者の手配で、大工さんがあけました。 丸鋸による細かな作業は、難しくかつ、危険なため、素人が手を出さない方が、良いと思っております。もちろんDIYなら構いません。 最近はカビの検査などで壁を開け... -
TV局との付き合い方
ブログお盆休み前後は、たくさんの現場の予定が入り、夏休みは2日間のみでした。現場以外でも、いろいろ忙しく、ブログの更新も空きました。 TVの仕事をここ数年、控えております。コロナの感染の影響以外に、時間を取られ過ぎるためです。 TV局が苦情を恐れ、編集でカットする可能性を考慮し、予備的に多く撮影するので、年々、拘束時間が長くな... -
雨漏り検査
雨漏り新築してから20年超、雨漏りが止まらない現場に行ってきました。今まで、補修をしても、雨漏りを繰り返す。そうしているうちに、かなりの月日が経過した。 今回、根本の原因を特定。再発しない修理案を提案し、施工する予定です。 年数は経過していますが、当初からの施工不備があり施工者負担で修理対応する予定。 保証期間に関係なく、過... -
事例1262 「屋根タルキ破損」
躯体構造昔は台風に伴う水害が多かった記憶がありますが、最近は、台風でなくても水害が多く発生しています。 今日も、いきなり強い雨が降るなど、7,8月は暑いというよりは、雨が多い印象です。 ■(1)今回の事例_____________ 「屋根タルキ破損」 ______________________ ◆写真解説 屋根タルキの破... -
地盤調査会社の言い分
地盤沈下地盤調査の結果、地盤調査会社の判定は、「ベタ基礎、基礎補強なし」。その指示通りに施工し、不同沈下が起きた。 データを見ると、その判断はなくもないですが、私だったら、杭を打つ判断をする。 不同沈下が起きたことに対し、地盤調査会社は、「弊社に不備はありません。告示の規定に従って適切に判断した」という回答。 実際に事故が起き... -
自分勝手な宣伝動画
コンクリート、かぶりSNSに出てきたユーチューブ広告。全て間違っているわけではないですが、自社の特徴をかなり強調し、ものすごく優れているように信じこませる動画。私的には、悪質な宣伝行為だと判断します。 内容は、基礎の打ち継ぎについて。鉄骨系大手ハウスメーカー、FC店の社長(一級建築士)が出演。ベタ基礎主流の中で、自社仕様は今でも布基礎。ベタ... -
古い基準を認識したまま
業者情報2ケ月連続である県の欠陥検査に行きました。設計者、施工者は違うものの、重要な瑕疵内容を指摘。 もしかして、この地域では、建築の関係者の認識がそうなっているのか疑い、面識のある同県の業者へ聞いたところ、そのとおりであることが判明した。 指摘の内容は、1つは基準法に抵触、詳細は建築学会で規定され、広く、よく知られている基... -
事例1261 「基礎コア抜き 鉄筋切断」
コンクリート、かぶり先週は、炎天下の中で動きまわった日がありました。作業中は、汗が出るのも心地よく、もっとできる気持ちになるので、要注意です。 無理し過ぎると、帰ってから翌日にかけての反動が大きいです。 ■(1)今回の事例_____________ 「基礎コア抜き 鉄筋切断」 ______________________ ◆写真解説 ... -
メーカーに質問をして無視される
建材この仕事をやっていると、商品不良を見つけることがあります。先月検査した家で、不具合の原因として材料不良を疑いました。 そこで、専門業者数社に意見を伺うなどして、証拠を固めた上でメーカーに材料不良ではないかと、問い合わせを入れました。 ところがその後、いくら待っても返事はなく、回答を催促しても、返事はありませんでした。 ... -
問題解決の参考として
ブログ最近気にしているのは、政治と宗教の問題がどうなるか。 私が学生の頃は、身近な先輩や同級生が宗教の勧誘をしているなど、新興宗教が盛んだった時期だと思います。それで興味があるということではなく、どのマスコミが報道に積極的なのかと、この件におけるSNSの影響を知りたいためです。 欠陥住宅問題においても、SNSの影響は高まっていま... -
欠陥検査のお勧め
検査業務一時、依頼が集中した欠陥住宅検査の書類作成がようやくひと段落しました。 各現場の内容を振り返ってみると、「カビ、雨漏り、ひび割れ」などの解決が目的で検査を依頼。検査をしたら、不同沈下、構造躯体の強度不足など、建築主自身では気が付かなかった重大な不具合が発覚するパターン。 そもそも、地盤や躯体等、重要なところがきちんと... -
反論がとてもおもしろい
業者情報指摘などに対する反論。会社の規模が大きいほど面白い。内容を認めたくない場合、何等か反論しないと認めたことになるため、おかしなことを書いてくる。紛争中なので、公表はできませんが、今週だけで2社、面白い反論がきました。 反論の内容から、相手の状況が不利なのが分かります。早めに不備を認めればよいですが、大手ほど知恵がある分... -
職人の反論
検査業務新築工事中の検査。2つ前のブログに書いた「保証検査会社」が検査したあとに私が1日遅れで検査に入った。 指摘を出すと、職人からこんな反論がありました。「○○○(保証検査会社の名前)」の検査に合格したので、問題はない。 指摘内容は明らかな施工不良で、告示に違反しているため、「そうですか、では問題ないですね」とはなりません。 ... -
事例1260 「食洗機配管不備」
設備地価の分かる場所であれば、分譲住宅の値段を以前は、ほぼ当てていましたが、最近は、予想より高いことが多いです。 今日、伺った現場は予想より300万円も高かった。資材高騰以上に値段が上がっている印象です。 ■(1)今回の事例_____________ 「食洗機配管不備」 ______________________ ◆... -
保証、検査をしない保証検査会社
住宅紛争法律の規定に基づき、国土交通大臣に指定された住宅瑕疵担保責任保険法人。 ある会社は、検査ミスを追求すれば、「検査していません」といい。 保険を請求すれば、「支払いできません」と拒否する。 大口の取引がある会社には、契約を打ち切られないよう保険の支払いがよいなど、対応はいろいろ。結局は、利益確保が第一優先になっている。 ... -
偽情報
ブログラジオで住宅会社が宣伝していた内容が、あまりにおかしなことが多く、後日、HPを見てみました。 売り込み方法として、同業他社や住宅業界の批判をしていますが、あまりに不勉強のため、間違いが多い。 また、SDGsに沿った商品開発を強調していますが、それもズレた内容が多いです。 売ることだけを目的に、広告会社に丸投げしたような内容。... -
事例1259 「水漏れ」
雨漏り昨日は、6時間の長距離移動。長距離移動したあとは、疲労感から、デスクワークをやる気になりません。 移動中を休憩扱いとして、そのあと、頭を使う仕事の予定を組まないようにしています。 ■(1)今回の事例_____________ 「水漏れ」 ______________________ ◆写真解説 床下の漏水。雨漏りと... -
ミスマッチ
業者情報家へのこだわりが強いにも関わらず、依頼先を間違えてしまった方が多い。 これはある意味、仕方がないことで、業者の数が多いのと、営業トークや広告を信用してしまうからです。 大手ハウスメーカーのカタログも、嘘が平気で記載されています。けれど、メーカー側からしたら、嘘だと思っていないので(自社のことしか知らないため、会社の発... -
事例1258 「不同沈下で基礎が折れた」
躯体構造先週の土曜日の朝、新幹線内で携帯の電波が立っていないことに気づきました。 2度ほど再起動したあとに、AUの電波障害を知りました。 ネットは時々つながったのと、もう1台ソフトバンク携帯を持っているので、それほど困りませんでした。 ■(1)今回の事例_____________ 「不同沈下で基礎が折れた」 ________...