長井のブログ
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欠陥住宅事例22
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「鉄骨造 梁接合部の不備」を紹介します。 ■今回の事例____________________ ・鉄骨造 梁、柱接合部の間違い ダイアフラム(局部変形防止材)が付いていない ________________________ 鉄骨造では柱と梁の接... -
「号外」 トラブルにならないための施主の心構え
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回はいつもの欠陥事例紹介とは違った内容を お伝えします。 テーマ「トラブルにならないための施主の心構え」 良くわからない家造り、建築業界の常識 ちょっと知っておくだけで トラブルは減ります 思い当たる事をまとめました。 1、希望を客観化、具体化する ... -
欠陥住宅事例21
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「鉄骨造 梁接合部の不備」を紹介します。 ■今回の事例_____________________ ・全てボルトで接合する部分に溶接接合がある ・高力ボルト使用部に「普通のボルト」が使われている _________________________ 鉄骨造の... -
欠陥住宅事例20
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「軒先金物の釘の不備」を紹介します。 ■今回の事例______________________ ・台風時など屋根が「あおられて浮かないようにする金具」 の固定釘が基準と違う 公庫仕様 5.5.5 たる木の欄に規定がある __________________... -
欠陥住宅事例19
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「基礎工事の配管不備」を紹介します。 ■今回の事例_____________________ ・設備配管が鉄筋にテープで固定されている ・設備配管が近接して並んでいる ・配管を通すために後からコンクリートを壊している (専門用語ではつり) ____________... -
欠陥住宅事例18
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「筋交い端部の金物の不備」を紹介します。 ■今回の事例_____________________ ・筋交いの端部に必ず取り付ける金物が 間違って付いている(平成12年告示1460号に違反) __________________________ 写真を見て頂... -
欠陥住宅事例17
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「床束の固定不良」を紹介します。 ■今回の事例_____________________ ・床束と木部(大引き)の固定方法の間違い 製造メーカーの指示どうりでない □床束とは・・1階の床を基礎から支える柱のようなもの 昔は木製でしたが現在は「鋼製... -
欠陥住宅事例16
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は「木造住宅の金物の緩み」を紹介します。 ■今回の事例_____________________ ・ナットの緩み?締め忘れ? □緩んだというより締められていない状況のナットを 多数発見! __________________________ 小屋裏は梁... -
欠陥住宅事例15
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は木造の小屋組の不備を紹介します。 ※小屋組とは最上階天井裏部、屋根を形成する構造体のこと ■今回の事例______________________ ・振れ止めの施行忘れ □建築基準法施行令第46条の3項違反 参考に法律文を記載します。 「床組及び小屋は... -
欠陥住宅事例14
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は木造の構造金物ビス打ち忘れを紹介します。 ※構造金物とは筋交いや柱の端部を緊結する金物のこと ■今回の事例____________________ ・構造金物を固定するビスの打ち忘れ □メーカーの規定どうりのビスを使い、 規定どうりの本数を使うことが必要。 ... -
欠陥住宅事例13
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は水道屋による基礎の鉄筋切断の例です。 ■今回の事例____________________ ・配管するのに鉄筋が邪魔で鉄筋を切断 □配管がずれない場合は補強の鉄筋を入れる必要がある がそれもされていない。 ________________________... -
欠陥住宅事例12
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は外張り断熱材の事例を紹介いたします。 ■今回の事例___________________ ・外張り断熱材の未施工部分あり □家全体を覆う必要があるが部分的に施工忘れも多い。 _______________________ 写真の解説をしますと バルコニ... -
欠陥住宅事例11
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日伺った基礎検査の事例を紹介いたします。 ■今回の事例_____________________ ・鉄筋のコンクリートかぶり不足 (かぶり・・・鉄筋廻りの外側のコンクリート厚) □規定の6CM以上の未確保 3CM程度の箇所多数 _____________... -
号外 新聞記事の解説
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は号外です! (いつもの欠陥住宅事例ではありません) 7日土曜日の新聞1面に欠陥住宅裁判の記事が 載ってました。 私は中日新聞と日経新聞を取っていますが両方 とも1面と社会面両方に載るなど大きく取り上げ られていました。 しかし、内容が結構難しく感じたため私なりに 解説さ... -
欠陥住宅事例10
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 先週行った2×4の躯体検査の事例を紹介いたします。 ■今回の事例_______________________ ・電気屋さんによる 2階床根太(床を受ける木材)の穴あけ不備 □2階の床根太 「部分的に集中して穴を開けた」 ________________... -
欠陥住宅事例9
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回ご紹介する事例は3件に1件くらいは起きている 事例で、職人やメーカーの認識の不足がひきおこしている 重大な欠陥です。 ■今回の事例______________________ ・基礎工事の欠陥 □鉄筋に剥離材が付着 (剥離材とは・・コンクリートを付きにくくする油。... -
欠陥住宅事例8
ブログ「欠陥住宅」の原因は? ・「図面の間違い」 ・「監督、職人の勘違いによる施工」 ・「故意の手抜き」など要因のほとんどは 現場にあります。 広い意味で捕らえると現在90%以上の家は欠陥住宅です。 欠陥住宅は防衛方法は? 購入者自身が意識を持って行動する事で・・ ... -
欠陥住宅事例7
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日は確認申請について書きましたが 今回、確認申請に関連する壁量設計の間違いを紹介します。 ■今回の事例______________________ ・木造住宅の耐震偽装 1、壁量(地震や風の力を受ける壁)不足 _________________________... -
欠陥住宅事例6
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は雨漏りで躯体の一部が腐食した現場に行きました 内容はまだお伝えできないので過去の例を1つ紹介します。 ■今回の事例______________________ ・確認申請と違う建物が建っている 1、確認申請は2棟の分譲なのに現場は3棟建っている ______... -
欠陥住宅事例5
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は在来工法の耐力壁不足の例を紹介します。 (耐力壁とは地震や風などの水平力を受ける壁のこと) ■今回の不備_______________________ ・筋交い以外の耐力壁の施工が間違っている 1、外部の構造用面材(ダイライト) 上側外周に釘打ちなし ...