長井のブログ
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過密スケジュール
検査業務先週末は、予定がぎっしり埋まってしまい。やむを得ず、1日6件の予定を入れた日もありました。(目標は1日3,4件まで)途中、車を置いて、タクシーや電車で移動するなど効率的に動いたものの、日が短くなっている分、夏場より、1日の時間が短く感じます。 移動の際、タクシーアプリを開くと、システム更新に伴い、登録し直しを求められ... -
事例1235 「擁壁崩壊」
擁壁住宅に関する情報を、毎日チェックしています。 最近、壁内結露に関する内容がいろいろ出てました。違うでしょという内容も多く、特に夏型結露は多くの業者が理解できていません。 建材の組み合わせが多数あるので、一概に整理、判断するのは難しいですが、図面チェックなどで○✖が容易に付けれるようにしていきたいと思います。  ... -
業者選びで失敗しないために
業者情報この2週間、出張の連続で、事務所にいない分、書類作成が溜まっております。 建築紛争になっている家で、なぜ、その業者を選んだか聞くと土地を購入した際、不動産屋に紹介してもらったという回答が多い。 ネットやリアルの広告で多くのハウスメーカーを知ってはいるものの直接関わった方からの紹介は、強いようです。 注意が必要なのは、不... -
機嫌が悪い大工
検査業務新築検査の現場で、大工の機嫌が悪かった。現場に入った際、大工が電話で誰かに文句を言っているのが聞こえた。その後、作業が始まったと思ったら、資材は投げるし、仕事が荒い。 監督がいなかったので、構造金物未施工の指摘を伝えたら監督に言えという返事で、これに腹が立ったのか、指摘を出した後は、さらに物を投げる音などが大きくなっ... -
解決までの期間
住宅紛争緊急事態宣言が解除されるのを待っていたわけではないですが、今週と来週は、遠方への移動が多いです。 先週参加した裁判。私が欠陥検査をしたのが5年以上前。自分の中ではそんなに経過していないイメージですが、書類等を見ると間違いありません。 建築紛争は解決までの期間が長いと言われますが、5,6年かかるのは、やや長いほうです。 ... -
事例1234 「レベラー硬化不良」
コンクリート、かぶり今日午後の現場、風も入らない屋根直下にいた所、熱中症になる不安を感じました。 10月に30度超え。名古屋は今日だけでなくここ数日、続いております。 ■(1)今回の事例_____________ 「レベラー硬化不良」 _______________________ ◆写真解説 基礎レベラーの硬化不良。チョークで文字が... -
不動産購入知識
業者情報年間200件以上の物件を検査している中で、そもそも依頼先の選択を間違っている、物件の選択が悪いと思うことが多いです。 不動産は何度も買うものではなく、それは仕方がないことだと思います。 家購入際し、事前に自分自身で知識を付けることも大事。最近読んだ本、結構参考になりましたのでご紹介します。 ここまで変わる! 家の買い方 ... -
事例1233 「天井に大量の水滴」
結露この前、名神集中工事をしていたと思ったら今度は東名集中工事を行っています。 今までは2週間だった期間が、今回は3週間。高速道路を使う頻度が高いため、結構、影響を受けます。 本当に必要で工事をやっているのか、いつも疑問に思います。 ■(1)今回の事例_____________ 「天井に大量の水滴」 _________... -
高さ制限を無視
検査業務この前、欠陥住宅検査に行った現場。図面と建物を見比べると、屋根形状の違いに気づいた。 厳しい高さ制限がある土地。設計図書では、規定の高さを超えないよう、屋根の一部を下げていた。にもかかわらず、現場の屋根は図面を無視して施工。規定の高さを超えていた。 普通、高さや面積に関わることは、完了検査でチェックされる。検査済証が... -
雨漏りか結露か
雨漏り今週初め、何度かご依頼頂いている施工業者さんから雨漏り検査の依頼を受けて、現場に行きました。 簡単な雨漏り検査の依頼は来ません。今回も以下のような事前情報でした。・雨漏りしたのは、今年の冬に1回だけ。・6,7月の大雨、8月の長雨などでも雨漏りしていない。・施工業者さんの方でも水かけ試験を2日間実施、雨漏りの再現ができ... -
事例1232 「柱の割れ」
躯体構造明日の昼くらいから、愛知県も台風の影響が出そうです。 明日も朝から夕方まで現場予定を組んでいるため、影響がないと良いですが。 ■(1)今回の事例_____________ 「柱の割れ」 _______________________ ◆写真解説 集成材柱の割れ。変位が少ないはずの集成材にも関わらず、完成後に太いひび... -
検査の出戻り
検査業務先週、今週だけで新築検査の出戻りが2回ありました。(出戻りとは、工事の遅れなどで検査できずに帰ったこと) 原因は、工程に余裕がなさすぎるのと、現場の進行状況を監督が把握していない。 最近では、アプリで現場の進捗が共有できますが、遅延を職人がチャットで報告せず、情報自体がアップデートできていなかったりします。 現時点では... -
新築検査の必要性
検査業務合板などは価格の高騰が続いているようですが、先行きを予想できるようになったためか、ウッドショックの不安はやや緩和されているように思います。 先日、読んだデータによりますと、ここ10年で住宅価格は平均20%ほど上昇しているようです。さらにウッドショックによる追加費用もあります。 住宅購入者が費用を削減するため、何を削る... -
事例1231 「躯体腐朽」
雨漏りこのところ、急な予定変更、確定が多く施工会社に振り回されています。 雨が多いので仕方ないですね。 ■(1)今回の事例_____________ 「躯体腐朽」 _______________________ ◆写真解説 雨漏りによる躯体(柱、土台、筋交い)の腐朽。室内側に気密シートの施工があると発覚が遅れることがある。... -
不同沈下
地盤沈下欠陥住宅検査に行った家。床の水平を測ると、不同沈下していました。杭が施工してあるのに沈下。地盤調査か、杭の設計もしくは施工に不備があったと思います。 不同沈下の修理について、保証書の記載は、5/1000未満の傾斜は、保証対象外。 最近では、地盤は必須なため、沈下するにしてもそれほど大きくは下がりません。家全体で1,2CM下が... -
事例1230 「漆喰のかび(外壁)」
仕上げお盆休み明けから、かなりスケジュールが混んでおりました。1日の予定の上限を決めているもののやむを得ず、それ以上に入れてしまう日が多かったです。 気温の高さもあり、この時期に現場予定が多いのは厳しいです。 ■(1)今回の事例_____________ 「漆喰のかび(外壁)」_____________________... -
検査妨害
検査業務このところ検査妨害が相次いでおります。7,8月で5件もありました。 20年ほど、この仕事をしてきて、初めてではありませんが、今までは、数年に1回、あるかないかの頻度です。 事前に検査に入ることは、お客様を通じて許可を取っております。また、着手前に現場監督へ検査の概要などを伝えてあります。現場監督が、検査に入られると鬱... -
ブラックボックス
躯体構造ある大手ハウスメーカーの構造設計ミスの解明に苦労しております。 障害になっているのは「型式適合認定」。1棟ごとに構造検査する必要がなく、確認申請が容易になるシステム。 認定の内容は、メーカーに資料開示をしてもらわない限り分からず、おかしいだろうと思う設計がされていても、部外者の私が根拠を示すことができません。 先日、伺... -
中間検査飛ばし
検査業務昨日、欠陥検査に行った家。中間検査が建物完成後に実施されていた。 木造住宅の中間検査のタイミングは、建て方工事後、屋根工事完了時あたり。おそらく設計者が、完成検査申請時に中間検査を飛ばしたことに気づき慌てて検査依頼したと思われる。ほぼ同時期に実施する瑕疵保険の構造検査はどうなっているか、これから調べるところです。 不... -
水害、土砂災害
その他雨が多い夏場においても、ここまで多くの雨が降るのは、記憶にないです。何年か前は、水不足が度々あるなど、雨が少ない年も多かったです。 被害状況は、毎日ニュースをチェックしていますが、専門誌の方でも詳しく紹介されると思いますので、先月読んだ地形形成に関する本の知識と共に、今後の業務に役立てたいと思います。 大雨の原因、「...