長井のブログ
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新しい工法
海外では3Dプリンターで造った住宅がかなり建っているようです。 日本でも大手ゼネコンなどが研究をしているようですが、 実用化はかなり先だと思います。 将来的に海外の技術が入ってきて 建築基準法が改正されれば、日本でも一気に広がる可能性があります。 記事を読むと、価格や工期面ではかなり有利。 日本で建てる場合、構造、防火の規... -
遠方からの訪問
わずか1時間くらいの打ち合わせのため、遠方から私を呼んでいただいたり、 反対に名古屋まで相談に来ていただける方が見えます。 今日も遠方から飛行機で名古屋まで来ていただいた方が見えます。 誰でも、どこでもよいので検査をして欲しいという問い合わせより、 私にとってはうれしいことです。 これからも本当に必要とされる依頼... -
ハウスメーカーの懐事情
検査などの費用を、業者の方から払っていただくなど 対法人との金銭の取引も多いです。 過去、対法人での支払いに関するトラブルが多く 取引が初回のケースでは前金でお願いしています。 ただ例外もあり、上場企業などの大手に関しては 後払いを承認しているケースもあります。 先日、業務が完了し、年間売上高が400億円もある 有名ハウス... -
反論意見書作成依頼
「3日の月曜までにどうしても反論の意見書が欲しい」 金曜日に弁護士から連絡があり、本日、意見書をまとめました。 日にちが無さすぎるので、断ろうと思いましたが、 相手がいい加減な主張をしていて、 依頼者側が、裁判で不利になるといけないため引き受けました。 相手業者は、よく建設業を営んでいるなと思うくらいの知識レベル。 技術... -
事例1168 「建物の動きが原因のひび割れ」
先週末、東京から帰ってきた翌日から風邪の症状が出始め、 木曜日の夕方、熱が38度以上まで上がりました。 病院で薬を処方してもらい、翌朝には平熱まで下がりましたが、 薬の影響なのか、眠く、頭が重たい状態が続いていました。 マスクなしで過ごしたことを反省しています。 ■(1)今回の事例______________ 「建物... -
遠隔検査
第5世代移動通信システム「5G」。 これを使って遠隔検査が可能になるようです。 確認申請の検査など、検査員が事務所に居ながら検査をするようになる。 確認申請の検査員は、高齢な方も見えるので 車移動や現場内を歩くことがなくなる分、負担が減るでしょう。 人手不足で社内検査員が不足している会社においても 検査員の移動がなくなる分、... -
気密測定
2年ほど前から気密測定を実施する現場が年々増えています。 注文住宅でダントツに売れている一条工務店などの影響や 高気密、高断熱住宅が増えていることで、 気密測定の認知度が上がっていると思います。 本日、測定した現場のハウスメーカー。 以前から図面に「高気密」と書かれていました。 実際はスカスカで、何度か「違うでしょ」と突... -
アンカーボルトが切れる
木造住宅のアンカーボルトのナット。 現在では、土台上にボルトを出さない納まりのため、 座金兼用のものを使う現場がほとんど。(写真) 昨年、アンカーボルトを締め付け中、ボルトが2本切れてしまった という連絡をお客さんからいただいた。 詳しく聞いてみると、電動工具での締め付けがストップした場合、 さらに締め付けるためには手で... -
事例1167 「屋根の勾配が反対」
今シーズン、名古屋の積雪は今のところなし。 生コンの凍結を心配するような気温にならないため 今年は、凍結の注意を1回も出していません。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根の勾配が反対」 _______________________ ◆写真解説 屋根の勾配が打ち合わせと反対。 最終図面を間違って作成... -
業者の態度が豹変
完成時からカビで悩まされている家。 予想以上に床下への水蒸気の流入が多く、 大修繕を行わないと改善できない見解を出した。 昨年、業者との話し合いに同席。 役員から家を買い取るような話まで出て、進展すると思っていたら 施主のところに相手の代理人になった弁護士から手紙が届いた。 今後、詳細を送ってくるようであるが、おそらく、 ... -
施工業者の見極め
新築検査に入る場合、お客様へお願いし 施工業者に検査に入る許可を取ってもらいます。 10年ほど前から第三者検査が珍しくなくなり、 あとで「許可してない」など言われることも無くなり 口頭で確認してもらっています。 今週、新築検査を依頼してきた方へ、施工者の了解を取ってもらうように お願いしたところ、施工者の社長が私と1回、... -
事例1166 「ナット締め未施工」
来週、検査機材のいくつかを点検に出す予定。 その間、代わりの機材を使えるものもあれば、ないものもあります。 機材をフルに使い1日かかる瑕疵検査は、 今日実施した現場を、今月最後とします。 瑕疵検査以外は通常通り行います。 ■(1)今回の事例______________ 「ナット締め未施工」 _____________... -
ゴゴスマ 本日放送
昨日、告知しましたゴゴスマの放送。 本日、14時半ころから放送されました。 今日の放送が決定したことを、今朝、連絡があり、 朝から夜まで現場、打ち合わせ予定が一杯だったため、 事前の告知が間に合いませんでした。 次は、大手ハウスメーカー2社の現場を撮影する予定で動いています。 -
ゴゴスマ
本日CBCで放送された欠陥住宅のVTR。 「ゴゴスマ」で再放送することが決まりました。 https://hicbc.com/tv/gogosmile/ ゴゴスマが放送されている地域は上記リンクをご確認ください。 関東地方や静岡などでも見ることが可能です。 放送日が決まりましたら、告知いたします。 ※一部の方へ本日の放送予定が18時台と伝えましたが、 最初の方で... -
CBC「チャント!」出演
3連休も出張等で全て予定を埋めていました。 明日まで移動が多いです。 CBCの夕方の報道番組「チャント!」に出演します。 先週お会いした方には、17日放送と伝えましたが、 1日早まり、明後日16日に決定しました。 内容は、昨年完成した家が不同沈下している。 地盤調査結果には、軟弱地盤で対策が必要と書かれているのに 杭などを施... -
早朝の検査
今朝は、6時半に現場入り。日が昇るのを待って配筋検査を実施。 7時台の屋外での検査は非常に寒かったです。 こんな無理な予定になるのは、現場や職人のスケジュールに余裕がないため。 ちょっとでも予定を変えることができないようです。 建築系の学生の就職先として、設計事務所や現場の人気がないのは 数年前からの傾向ですが、今のまま... -
相手の主張
大手メーカー相手の裁判。 断熱材の広い隙間を指摘したところ、 弊社の基準では8mmまでの隙間はOKという回答。 外壁のシーリング目地並みの広さ。 一般的には広すぎる。 全体に8mm隙間を設けた場合、面積比で2%の断熱欠損となる。 (使用する断熱材のサイズで計算) 2%は小さな数字ですが面積が100㎡あれば2㎡。 1M×2Mの欠損... -
トラブルになる確率が高い会社
今、トラブルになる確率が一番高い会社は○○○○○○○。 今時珍しい、あり得ないミスを連発。 ミスをしても責任は取らず、裁判所での解決を好む。 このような状況を世間は知らないため、新規受注に影響はないようだ。 反省や改善する気はない様子。 マスコミに叩かせることを検討中です。 -
事例1165 「勾配天井壁 断熱材未施工」
連休明けで現場予定が埋まっています。 来週あたりまで予定が多いです。 ■(1)今回の事例______________ 「勾配天井壁 断熱材未施工」 _______________________ ◆写真解説 勾配天井の壁、断熱材未施工。 断熱材が未施工のため、屋根の熱により壁の温度が高い。 ◆内容説明 最上階の勾... -
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年も質の向上を目標に1年間業務を遂行していきたいと思います。 昨年、新築検査において途中で大きなミスが出る現場が続出。 割合的には10%近い数字。 品質への意識が高い方が依頼した第三者検査を警戒しないなど、 品質をおろそかにしている業者を選ぶと大きなミ...