長井のブログ
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住めない家
住宅紛争昨日の名古屋の最高気温は約40度。 夜8時でも外の温度は37度ありました。 幸い、昨日は一日、他県での検査。 滞在していた場所の最高気温は34度くらいでした。 せっかく建てた家が、住めない。 検査をした結果、住んではいけない。 換気などで入る場合でも、できるだけ建物内に長くいない、というジャッジを下しました。 何のために家を... -
電話オペレーター
その他今週、浜松西ICを出る時、ETCゲートが開かなかった。 ドアミラーにバーが当たり、ゲートを出たところで停止。 私のあと、ゲートは閉鎖せず、後ろの車はそのまま通っていた。 車をとめて、ネクスコ中日本のお客様センターへ電話した。 オペレーターが浜松西料金所に電話をするので、折り返し電話を待ってくれと言った。 私が今、浜松西I... -
事例1099 「大引きに付着したカビ」
その他岐阜県、多治見市などで40度超え。 5年ぶりだそうです。 今日は1日、1件の現場で瑕疵検査。 冷房の入った部屋と、そうでない部屋、屋外等を行ったり来たり。 体が暑さに慣れてきたためか、調子悪くなるようなことはありませんでした。 ■(1)今回の事例______________ 「大引きに付着したカビ」 ________... -
不動産ロンダリング
その他このところ最高気温日本一の岐阜県で、雨漏り検査を行ってきました。 体が暑さに慣れてきたので、それほど暑さは感じませんでした。 建物が欠陥住宅。大きな不備は目につかない個所にあり、 事実を告げなければ、買った人もおそらく分からない。 その家は、本来取り壊すべきであるが、損失が大きい。 事実を告げずに売れば、買う人はいる。 ... -
施工不備はなぜ放置されているのか
検査業務完成時や工事中の現場見学会に行って、施工不備が目についたという話をよく聞きます。 業者側は、契約を目的にイベントを開催しているのになぜ、施工不備を放置するのでしょうか。 放置している訳ではなく、例えば、基礎にひび割れやジャンカがあっても、 気にして見なければ、目に入らない。つまり、気づいていない可能性が高い。 お客を呼... -
3連休
業者情報3連休の初日に、遠方への車移動を入れてしまいました。 普段の土曜日に比べ、車が多いと思い、3連休初日であることに気づきました。 車の多さに加え、事故渋滞もあり、余裕を見て出かけたにもかかわらず、1時間遅れで到着。 帰りは、予想に反して、サービスエリアや道路もそれほど混んでいませんでした。 瑕疵の修理で不誠実な対応をされ... -
事例1098 「耐力壁下の人通口」
躯体構造名古屋はしばらく、気温35度越えが続きます。 こういう時に限って、外の検査、小屋裏の検査が多いです。 この仕事も長くやっているので、暑さ対策は万全です。 ■(1)今回の事例______________ 「耐力壁下の人通口」 _______________________ ◆写真解説 耐力壁下の基礎人通口。 柱下すぐ近く... -
2日連続の欠陥検査
検査業務昨日、今日2日間かけて、欠陥調査。 延べ床面積が大きくなると1日で終わりません。 家が大きくなると、検査料金も高くなりますし、 今回、やや遠方でもあり、交通費も加算されます。 費用が掛かりますが、検査をしないといけない事情があります。 今月、あと2件、欠陥検査を予定しています。 トラブルはたくさん発生しています。 -
海外現場の重大な懸念事項
躯体構造現地の鉄筋施工で、一番まずいのは、柱の帯筋。フックが90度。 難しい説明は省略しますが、主筋(縦に入っている鉄筋)に大きな力がかかりはらんだ際、 90度だと開きやすい。日本では135度に曲げる。 大地震が来ないという前提で、建物が造られている。 柱も細いし、鉄筋の組み方も疑問だらけ。 ここが重要だというところに鉄筋が少な... -
事例1097 「漏水によるカビ、錆」
設備久しぶりに天気になりました。 今日は暑くなるのを予想し、小屋裏は午前中に入りました。 それでも、ズボンが汗で濡れ、変色。 この時期、すぐ乾くズボン、シャツを着用しています。 ■(1)今回の事例______________ 「漏水によるカビ、錆」 _______________________ ◆写真解説 床下の漏水が原... -
海外現場の改善指示
その他雨のピークは過ぎたようです。 山崩れなどに対しては、家の中は安全ではありません。 大雨の際は、早めの非難を心がけてください。 海外の現場で、改善を強く求めたものは、鉄筋の結束線。 日本より2~3倍太いものを使っている。 太くて固いため、1箇所縛るのに、日本の5倍くらい時間... -
建売住宅の職人事情
検査業務名古屋も大雨です。日曜日まで雨の予報。 今日はニュースをチェックできていませんが、災害が起きてないとよいです。 この前、現場で大工さんに言われたことを書きます。 断熱材の検査で伺い、いくつか指示を出したところ、 「隣の大工がうらやましい。(工事中の分譲住宅) 検査が入らないから、手抜きができる。 俺は、あんたが来るから、... -
ブロック塀比較
その他大阪北部地震以降、ブロック塀の危険性が注目されています。 熱帯の地域では、ブロックが良く使われています。 住宅もビルも、梁、柱をコンクリートで造り、壁をブロックで積んでいきます。 (日本は壁も一緒にコンクリートで造ります) ↑集合住宅の2階部分。床もコンクリート。 この考え... -
現地の建築事情
その他久しぶりの更新です。 海外からサーバーへのアクセスができない設定にしているため、 滞在中の更新は出来ませんでした。 (メール送信の海外からのアクセス許可も忘れて出かけました) 設定していても、時間に余裕がなく、おそらく更新は出来なかったと思います。 現地への移動は、乗り換えの待ち時間など入れて計約9時間。 訪問した町は、... -
遠方への出張
検査業務明日から出張です。今回は海外。 乗り換えがあるので、行くだけで1日かかります。 また、今回は夜間の飛行ではないため、昼間が移動だけでつぶれます。 現地へ行って、工事中の物件の確認。改善点の提案。 職人への施工指導。次の工事の技術的な打ち合わせを行う予定。 現地の工法は、鉄筋コンクリート+ブロック。 事前の情報によると、ロ... -
事例1096 「構造用面材 釘間隔の不備」
構造用面材真夏のような暑さになりました。 建物内の検査でも、最上階は暑いです。 断熱性能が良い家は、工事中でも比較的快適です。 夏の暑さを考えますと、最上階の断熱材は厚くしておいた方が良いです。 ■(1)今回の事例______________ 「構造用面材 釘間隔の不備」 _______________________ ◆写真... -
失敗を繰り返す
検査業務午後は、別荘地で検査。 高速を降りてからの景色を見ていると、遊びに来たような気分でした。 この現場で見た瑕疵は、他でもよく起きている事例。 珍しいミスでもないのに、職人たちは、その失敗例を知る機会がない。 会社が違えば、そういうものなんだと思えますが、 同じ会社内でも、失敗情報が共有されず、同じミスが起きることがある。 ... -
非通知電話
その他今週は、裁判や欠陥住宅調査などでスケジュールがぎっしり。 毎日、早朝出発の予定です。 週の後半は遠方への出張です。 無駄に時間を取られるため、非通知の電話は取りません。 海外から電話をかけていただく際も、番号の表示をお願いします。 (海外からの電話は、番号ですぐにわかります) 弊社に非通知でかけて来る方のほとんどは、匿名... -
事例1095 「小屋裏の湿気」
結露1年の中で、5月、6月はスケジュールに多少、余裕があります。 建築業界は3月に完成のピーク。 工事遅れなどで4月までバタバタ。 それを過ぎた5,6月で一服と言う感じです。 この先、大きな事件の依頼などが複数、来ております。 また、忙しくなります。 ■(1)今回の事例______________ 「小屋裏の湿気」 __... -
瑕疵修理確認
検査業務瑕疵修理の確認に行ってきました。 新幹線の車内で書いています。 修理前から、再検査をすると、建て主さんが予告していたため、 必要以上にきちんと修理できていました。 瑕疵修理の確認で再修理を指示することもあります。 最大、確認だけで4回も行った現場もあります。 今日の現場は修理工事の管理がきちんと出来ていたと思います。 修理...