長井のブログ
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事例986「壁の大きなひび割れ」
コンクリート、かぶり今週はいくつか締め切りごとが集中しています。 やり切れるか不安になるくらいの量です。 そんな時、週末予定していた遠方への欠陥検査の延期が決定。 全て納期を守れそうです。 ■(1)今回の事例______________ 「壁の大きなひび割れ」 _______________________ ◆写真解説 マンションの壁に発... -
収納スペース
その他土曜日は検査、打ち合わせ予定が5つ。日曜日は3つ。 忙しい週末でした。 今、静岡県へ欠陥検査に行く途中。今日も1日現場です。 建売住宅の家で、庭に物入れが置いてある家が多い。 収納が足らない証拠です。 注文住宅では玄関横に収納を付ける家が多いことからも 収納を必要としている方が多いことが分かります。 1畳ほどでも収納を設け... -
ありえない欠陥工事
検査業務鳥取での地震発生時。三重県で欠陥検査中。 動いていたので揺れを感じることはできませんでした。 今日検査した家で、ありえない施工が発覚しました。 外国でコンクリートの中に空き缶が入っていたのと変わらないレベル。 とにかく、買い手のことなど考えていない施工。 職人のモラルが低く、社内検査も行われていない。 施工したのは一部上... -
事例985「スラブ筋 加工ミス」
躯体構造明日から瑕疵検査が続きます。 また受け持つ紛争ごとが増えそうです。 瑕疵検査は1日現場に入りっぱなしになるため 連絡業務などが遅れると思います。 ■(1)今回の事例______________ 「スラブ筋加工ミス」 _______________________ ◆写真解説 ベタ基礎スラブ筋の端部。 本来立ち上がりの鉄... -
検査代を業者が負担
検査業務このところ、重大な瑕疵を指摘する現場が多い。 検査で重大な瑕疵が発覚した場合、 紛争にならなければ、是正確認費用や検査代を業者が負担するケースがほとんど。 紛争になった場合は、相手へ検査代を請求します。 瑕疵検査だけでなく、新築の検査や完成1回だけの検査でも同様です。 現場の品質に不安を感じたら、検査を入れるアクションを... -
断熱材が薄い省エネ住宅
断熱材新築検査の図面チェックをしていて、おかしな点に気づいた。 長期優良住宅を選択しているのに、断熱材が薄い。 10年くらい前の一般的な建売住宅の断熱仕様になっている。 基準自体が変わってきていて、計算によって算出する性能規定を選択すれば 仕様規定より断熱材を薄くできる。今回は床と天井が半減されていた。 構造においては、仕様規... -
事例984「フローリングの山」
仕上げ朝一番目に入った現場で、もめごとがあり 1時間予定オーバー。 その後、予定をぎっしり入れていたため、 余裕のない1日になりました。 ■(1)今回の事例______________ 「フローリングの山」 _______________________ ◆写真解説 フローリングの膨らみ。最大約2CM隆起している。 材料が伸... -
筋肉痛
検査業務昨日の午前中は屋上のある3階建ての検査。階段を何往復かした。 午後は2件の戸建て住宅の現場を歩き回った。 今日は敷地が広いマンションの検査。 歩き過ぎたのか、先ほどから足が張り、痛みが出てきた。 戸建て住宅の検査に体が慣れているため、建物が大きくなると 歩く距離が増え、足に痛みが出やすい。 電車通勤にするなど、強制的に運... -
事例983「構造用合板釘打ち不備」
ブログ事務所に電話をかけてきて、外出している私を呼び出し 無料で瑕疵のジャッジを仰ごうとした人がおりました。 「今すぐ電話をくれ」と自分勝手なことを言っていたようで 私は対応する気を無くしました。 こちらの報酬体系や仕事のことを配慮してくれる方であれば、 1回くらいは無料対応しています。 電話を取り次いだ担当者に無料の電話相談... -
TV取材
その他約2時間ほどのTV撮影が終了。 たぶん、東海地方では放送されません。 答えにくいことを聞かれました。そのあたりはさすがTV局。 言い切ってしまえば、TV受けは良いですが、 見ている方に誤解や過度な期待を与えてはいけません。 真実を伝えるには、自分で発信するのが一番です。 -
ヘルメット着用と品質の関係
その他住宅現場でのヘルメット着用率は近年、高い。 何か事故があってはいけないため、飛来・落下の可能性が少なくても ヘルメット着用を強制する会社が増えている。 一部上場メーカーの現場で、監督と職人全員がヘルメットを着用していない現場を見た。 これは、会社での決まり事を守れない。職人をきちんと指導できないことを表している。 この方... -
事例982「2階床合板釘未施工」
躯体構造今週、TVの撮影があります。 このところTVで欠陥住宅を取り上げる頻度が上がっています。 住宅購入時、気を付けてもらうきっかけになればよいと思います。 ■(1)今回の事例______________ 「2階床合板釘未施工」 _______________________ ◆写真解説 2階床合板釘未施工。釘の未施工は耐... -
2日連続で喧嘩を売られる
検査業務昨日、喧嘩を売ってきたのはハウスメーカーの検査担当の社員。 今日は現場監督。 1社は上場企業、もう1社は中堅の会社。 施主が依頼した検査でどんな奴が来るかと思ていたら、 見た目、弱そうな奴が来た。一発かましてやるかと思ったのでしょう。 こういう奴の現場ほど、重大な指摘がたくさん出る。 自分の仕事に自信がないため、先制攻撃... -
階段の音
仕上げ風もなく、久しぶりのいい天気です。 移動中に書いています。 階段の床なりの多くは、蹴込板と段板との干渉で音が出ます。 その防止策は、大工さん任せになっているケースがほとんど。 写真は裏側に合板をあて、蹴込板を補強しているケース。 いい大工さんに当たれば、あとあとのことを考えてきちんと施工してくれます。 こういったことが標... -
脅し
住宅紛争以前、簡易裁判所から特別送達で訴訟告知書が送られてきた。 瑕疵検査後、裁判になっている相手が出したもの。 内容を簡単に説明すると、「お前にも責任があり、裁判結果次第では、 お前を訴えるぞ」という内容。 心理的に圧力をかける。裁判に協力する気を無くさせる目的だと思います。 優秀な弁護士に依頼し、反論などを準備している間に裁... -
事例981「壁内の水」
断熱材夕方、名古屋でも強い風が吹きました。 天気予報を見ると、週末はまた雨。 梅雨に雨があまり降らず、9月10月に雨が多い。 今回紹介する事例は、雨の多い時期によくある事例です。 ■(1)今回の事例______________ 「壁内の水」 _______________________ ◆写真解説 雨の中、躯体を組み立て。... -
道具、機材の整備
その他現場予定の合間に、計測機械の電池交換、補正。 くたびれてきた道具の買い替えを行いました。 前からやろうと思っていて、先延ばしにしていたこと。 1個づつ行っていると、次は何時になるか分からないので まとめて一気に行いました。 機材の補正は、年に1,2回なので、やり方を覚えれません。 説明書を見ながら、間違えば最初からやり直... -
事例980「床下の水漏れ」
設備また台風が来ています。 予想進路などは日々変わります。 まめに天気予報をチェックし、台風に備えてください。 ■(1)今回の事例______________ 「床下の水漏れ」 _______________________ ◆写真解説 床下の水漏れに気づかず放置すると、床下がかなり不衛生な状態になる。 室内の悪臭、カビな... -
事例979「ユニットバス気流止め未施工」
断熱材昨日の夜、パソコンを再起動したら ウインドウズ10のアップデートが始まった。 すぐに終わると思ったら完了までに2時間くらいかかりました。 他に書類を読むくらいしかやることがなく 予定が大幅に狂いました。 ■(1)今回の事例______________ 「ユニットバス気流止め未施工」 _________________... -
連絡手段
その他宿泊先のホテルを早めに出て、朝一番で現地にて裁判の打ち合わせ。 時間ぎりぎりまで現場に居て、在来線と新幹線で次の現場へ移動。 新築検査を終えて、一息つく間もなく事務所に戻りました。 今日のような時間に余裕がない日は、電話よりメールなどでの連絡が助かります。 電車移動中に返事ができるからです。 私の周りを見渡すと、仕事が忙...