長井のブログ
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事例976「換気扇ダクトのつぶれ」
設備今日の午前中は耐震診断2件。 築40,50年前の建物を見る機会は、なかなかありません。 いろいろ手間ですが、勉強になります。 ■(1)今回の事例______________ 「換気扇ダクトのつぶれ」 _______________________ ◆写真解説 キッチン換気扇ダクトがつぶれている。 外のフードからのぞいて... -
台風16号
検査業務台風16号が来るのは分かっていましたが、今日は全て予定どおり。 午前中、滋賀県に向かう途中、すでに四日市あたりは強い雨。 帰りはさらに激しく降っていました。 台風が近づいてきた夕方は、伊勢湾岸道の名古屋港付近を通過。 ここは普段から風が強い場所。こういう日には通るのを避けたい道です。 視界が悪いと疲れが増します。今日は早... -
ミスを次に生かさない会社
検査業務今日、予定していた雨漏り検査は、朝の天気予報、雨雲レーダーを見て延期。 延期を決めたら雨が止んで、午前中は雨が降らなかった。 延期したおかげで、事務所での仕事がだいぶ片付きました。 東海地方の比較的有名な分譲住宅メーカー。 半年ほど前、完成検査に入り、指摘に対し大掛かりな修理を行った。 先日、別の現場の完成検査に... -
ホルムアルデヒド測定
仕上げ床下に入るとき、雨ガッパを着る人が多い。私は暑さ対策で、布つなぎを着ます。 今日は気温がやや低かったので、雨ガッパで床下に入りました。 いつもの3倍くらい汗が出ました。 ホルムアルデヒドを測定する機械。 正規の方法で、部屋単位で測るものから ホルムアルデヒドが何から、どれだけ出ているか、分かるものにかえました。 あ... -
喧嘩を売られる
検査業務完成1回だけの検査での出来事。 立ち合いした不動産屋の社長は、検査が嫌なようで 「うちの用事が済んだら鍵をかう」 「お客さんが頼んだだけでうちは関係ない」 指摘をするたびに「それは言われなくても分かっている」 などという発言を連発。 気に障るので「喧嘩売ってますか」と聞いてみた。 当然、お客が近くにいる手前、そうだとは言わ... -
事例975「ひどいジャンカ」
コンクリート、かぶり明日からの3連休。 昼間の予定は全て埋まりました。 時期的に完成検査の依頼が多いです。 ■(1)今回の事例______________ 「ひどいジャンカ」 _______________________ ◆写真解説 程度として、ひどい方のジャンカ。 強度はもちろん耐久性にも影響が出る。 ◆内容説明 素人がコンクリー... -
事例974「梁接合部の割れ」
躯体構造台湾へ被害をもたらした台風。 風速85mは信じられない数字です。 この規模の台風が来たら今の基準でも家は持たないでしょう。 年々、台風の威力が大きくなると予想されています。 家を持つことのリスクが上がりそうです。 ■(1)今回の事例______________ 「梁接合部の割れ」 __________________... -
壁、天井のひび割れ
仕上げクロスのひび割れ。 2年目まではたいてい修理をしてくれる。 ただし、修理をしても、原因が下地の動きである場合、ほぼ100%再発する。 壁や天井のひび割れを防ぐ材料があります。 検査の時に見て、これは効果があると思いました。 https://www.okuji.co.jp/product02.html これから建てる方、選んでみてはいかがでしょうか。 -
外壁の温度
断熱材いろんな締め切りに追われて、気が重い毎日。 明日締め切りの原稿を完成させたので、少し楽になりました。 日が当たる外壁の温度。 写真真ん中から左は白色の外壁(約32度)。右は茶色の外壁(約37度)。 温度は5℃ほど違います。 真夏、黒色になると白色との差が10℃になることもあります。 色によっては、外壁の温度が高温にな... -
社内検査の外注
検査業務出張帰りの新幹線の中で書いています。 施工不良や法令違反でお客とトラブルになったのがきっかけで 現場検査を外注へ出すケースがあるようです。 それは良いことですが、検査費用が完全施主負担であればどうかと思う。 前に欠陥検査で見た見積書は、第三者検査料が40万円も計上されていた。 施主に40万円負担してもらい、自社は10万円... -
事例973「打継部からの雨漏り」
雨漏り晴れていますが、久しぶりに涼しいです。 気温の変化で体調を崩さないように気を付けたいと思います。 ■(1)今回の事例______________ 「打継部からの雨漏り」 _______________________ ◆写真解説 マンションの打継目地のシーリングを撤去すると内部が濡れていた。 ここからの雨漏り例が多い... -
事例972「構造用合板欠落」
構造用面材今日の昼前、空が暗くなり、雷が鳴り始めたと思ったら 強い雨が降ってきました。 最近はスマホで雨雲の動きが確認できます。 今日みたいな日はあらかじめ調べておくとよいですね。 ■(1)今回の事例______________ 「構造用合板欠落」 _______________________ ◆写真解説 石膏ボードの... -
今後の流行り
その他すでに認識している方が多いと思うますが、 今後、住宅で人気が出るのは「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー)」でしょう。 業界では略して「ゼッチ」と呼ばれています。 ZEHとは、住宅における空調や給湯、換気、照明などのエネルギー消費量と 太陽光発電などによる「創エネ」を差し引いて、年間の一次エネルギー 消費量が正味ゼロ又はマ... -
基準法の解説本
その他今週は書類と原稿の締め切りに追われています。 週末の現場予定も多いので、効率よく仕事しないといけません。 建築基準法を自分勝手な方へ理解している建築業者がいます。 法律はその条文を読むだけでは、意味が良くわからないことがあるので間違いが起きやすい。 建築関係の読者が多いので、私が参考にしている本を紹介します。 「建築基準... -
防犯対策
その他週末、遠方への瑕疵検査などでまたまた、ブログ更新をさぼりました。 バールでこじ開けられた玄関ドアを見ました。 新築の家で、新しい玄関ドアです。 これを見て思ったことは、「ドアメーカーはバール対策をしないのか?」 いくら鍵やガラスを強化しても、バールでこじ開けられたら全く意味がないです。 泥棒によっては防犯カメラ、... -
決断
検査業務最近、瑕疵検査に伺った家。建てた会社は上場企業。 何度か検査に入ったことがあり、基本的なことはきちんとできている会社でした。 依頼を受けたとき、「大きな問題は出ないと思います」と依頼者に伝えました。 それでも依頼者は、見える箇所が雑だから、 問題が無い可能性が高くても検査して欲しいと申し込みされました。 検査の結果、たく... -
無知な有資格者
業者情報今年は構造設計、計算ミスを多く指摘している。 ミスの傾向として一級建築士は凡ミスが多い。 二級建築士は根本的に間違っている例が多い。 実務での知識は試験勉強だけでは十分でないため、一級だから知識があるとは限らない。 二級建築士が大きなミスを犯す原因は、法律、基準に無関心で 自己流で仕事をしている人が多いと推測する。 こう... -
事例971「鉄筋切断」
躯体構造このところ現場に出過ぎで、休みなしで仕事をしても 書類などの仕事が減っていかない状況でした。 そのため今週、新築検査以外の現場予定を先延ばし又は、お断りをして 書類などの仕事を片付けました。 今後も定期的に仕事を片付ける週を設けるかもしれません。 ■(1)今回の事例______________ 「鉄筋切断」 ____... -
事例970「気流止め未施工」
断熱材台風10号が東北地方に被害をもたらしそうです。 名古屋はほとんど影響がありませんでした。 大きな被害が出ないとよいですが。 ■(1)今回の事例______________ 「気流止め未施工」 _______________________ ◆写真解説 2階間仕切り壁上、気流止め未施工。 気流止めがないと部屋の空気がここ... -
地盤の知識
その他建築士、建築業者は地盤について知識がないため、 地盤については、地盤調査会社に全て一任し、自分で判断しようとしない。 よくある例で、県が造成した宅地を業者が買い、地盤沈下が起きると県を訴える。 そもそも地盤の知識があれば、何か対策を講じるでしょうし、その宅地を買わないでしょう。 今現在、空き家問題が増える一方で、宅地開...