長井のブログ
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省エネ性能の嘘
その他医薬品のように住宅の広告を規制できないかと思う。 また、リコール制度も創設して欲しい。 特に省エネに関する表示はひどい。 数百万円追加して、省エネ仕様にしたのに 住んでみたら冬暖かくないし、夏涼しくないという事例が多い。 高断熱、高気密、結露しない、カビが生えない、暖かい、涼しい。 これらの表現を使う場合、裏付けがない限... -
業者VS施主
住宅紛争もめている現場での施主と業者の話し合い。 激しい言い争いで、施主が業者を言い負かす場面は 痛快であり、笑いをこらえるのに必死になります。 今までで一番印象深いのは、施主が校長先生。 業者は開き直り、強気な態度。言っていることは滅茶苦茶。 私が時々、補助しましたが、さすは校長先生。 おかしな主張をする業者を最後は完全に負か... -
雨漏り検査、耐震診断
検査業務今日伺った雨漏り検査。 資料を見る限り案外、簡単だと予測して行きましたが、 簡単ではありませんでした。 一通り、作業を行い結果が出ない。 冷静に考え直し、別の視点から予測を立て調査再開。 計2箇所の原因を解明しました。 最初から予見できればよいですが、なかなか予測は当たりません。 諦めないで、やりながら修正を加えていくこと... -
TV取材
その他夕方、TV取材を受けました。 少しでも契約に慎重になる方が増えてくれるとよいです。 放送日は分かり次第、告知しますが、愛知県は放送されません。 今日と来週のTV撮影と来週末のセミナーのため、 事務所から徒歩30秒の美容院で髪の毛をカット。 どんな感じにするかは、スタイリストさんにお任せ。 写真では分かりにくいですが、やや派手な... -
事例940「基礎天端仕上げ不良」
躯体構造弁護士との打ち合わせまで時間があるため、 名古屋市中区の弁護士事務所近くで書いています。 (送信は夜ですが・・) まわりは大勢の警察官。 近くのホテルに要人が泊まるみたいです。 ■(1)今回の事例______________ 「基礎天端仕上げ不良」 _______________________ ◆写真解説 土台右側の... -
運転免許更新
その他運転免許の更新に行ってきました。 ゴールド免許から青色への格下げで、講習を2時間も受けました。 愛知県は13年連続、死亡事故NO1。 今年は今現在2位。NO1返上のため 取り締まりも頻繁に行っているようです。 次回はゴールド免許に復活できるよう、 安全運転をこころがけたいと思います。 -
事例939「防水テープ未施工」
雨漏り急に暑くなりました。 毎年、暑さに慣れるまで、体がすっきりしません。 体調を壊さないよう、気を付けたいと思います。 ■(1)今回の事例______________ 「防水テープ未施工」 _______________________ ◆写真解説 雨漏り修理のため外壁をめくったら、窓廻りの防水テープが未施工だった。 雨が... -
雨漏り検査
検査業務午後から今シーズン初の雨漏り検査。 毎年、5月から9月は雨漏り検査が多い。 弊社に依頼がある雨漏り検査は、施工業者がお手上げした難題ばかり。 今日の現場も図面を見て、かなり難しいと予想し、検査に挑みました。 雨漏り検査は、最初に現場を見て原因を推定。 その後、水を掛ける箇所、角度、順番、時間などを決めます。 今日の現場は... -
無責任業者を紹介
業者情報欠陥住宅を造っても、責任を取らない。 近々、ある無責任業者をTVで紹介します。 大手の手抜きやミスが報道で目立ちますが、 地元の業者はそれ以上に重大なミスをたくさん犯している。 その実情を世間に広く知っていただきたい。 取材相手は、この1年間くらいに弊社が瑕疵検査に入り 重大な瑕疵を指摘しているのに逃げている業者が対象。 ... -
事例938「梁の欠損」
躯体構造雨漏りした家の外壁撤去作業を見てきました。 予想どおり、あるべきもの(防水テープ)が施工されていない。 完全な手抜きですが、施工した職人は これでいいと思って施工したと思います。 瑕疵の大半は無知が原因です。 ■(1)今回の事例______________ 「梁の欠損」 _______________________... -
耐震等級
躯体構造昨年は4件ほど、耐震等級3で契約、設計したにも関わらず 瑕疵検査の結果、手抜きにより、耐震等級1も満たしていない家があった。 (耐震等級は3が最高。1が基準法レベル) 保険の検査などがあるはずなのに、未だに構造瑕疵が多い。 手抜きをするような業者は、簡単に非を認めないため、 このうちの2件はすでに裁判になっている。 熊本... -
知りたい業者情報
業者情報新築検査を予約していただいた方へ、業者情報を教えています。 先日、アドバイスの数日後に、契約しましたと連絡をいただいた。 その業者は、ミスが多いなど一番ネガティブな情報を多く出した業者でした。 契約した理由を参考に尋ねると いいなと思っていたが、ネットでの情報がかなり悪かった。 「ミスは多いけど、責任はきちんと取る。建て... -
新しい家も倒壊・全壊
躯体構造建築学会が昨日発表した熊本県益城町を対象にした調査の速報値。 2000年以降に建った住宅のうち、倒壊・全壊したものは10~17棟。 全体数が分からないが、町の規模からすると、かなりの確率になるかもしれない。 阪神淡路大震災後の2000年に木造住宅の構造に関する基準が強化されている。 この基準を守れば大地震が来ても倒壊・全壊まではし... -
事例937「基礎のクラック」
躯体構造ここ数ヶ月続いた忙しさがひと段落しました。 それでも雑誌原稿の締め切りが迫るなど やることはたくさんあります。 ■(1)今回の事例______________ 「基礎のクラック」 _______________________ ◆写真解説 建物の基礎と擁壁が接合されている。 擁壁の動きでクラックが発生。本来は切... -
ハウスメーカー
その他三菱自動車が日産自動車の傘下に入りました。 住宅着工数が減少していくのは確実。 将来的にハウスメーカーも統合されていくのでしょうか。 現在、有名メーカー2社の商品欠陥を追求しています。 おかしいのは明らかですが、すいませんとなかなか認めません。 明快な回答がないまま、時間稼ぎが続いています。 この2社、有名な割には、商品... -
事例936「火打ち梁固定不良」
構造金物梅雨に入ったような天気。 今月に入り雨漏り検査依頼が急増。 雨漏り検査は争わないため、瑕疵検査より気が楽ですね。 ■(1)今回の事例______________ 「火打ち梁固定不良」 _______________________ ◆写真解説 鋼製火打ち梁。 専用ねじ5本で固定するところ、全個所4本の施工。 耐力不足。 ... -
検査員資格制度
検査業務GW最終日です。 いろいろと書く物が多く、遊べないGWでした。 今日の午前中は自宅近くの喫茶店、午後は事務所で原稿作成。 場所を変えるだけで、集中力が持続します。 国土交通省主導のもと、中古住宅の検査制度が広がりつつあります。 この検査員の資格制度は、国家資格ではなく民間団体が発行できます。 試験内容なども様々、建築士... -
事例935「床下の漏水」
雨漏り今日から現場に出ています。 久しぶりに1日中、同じ現場に居たため、 休み気分は吹っ飛びました。 ■(1)今回の事例______________ 「床下の漏水」 _______________________ ◆写真解説 サッシ下からの漏水。外側から水をかけると 内部の仕上げ材下の含水率が上がる。 ◆内容説明 外と中... -
事例934「サッシ取り付け不良」
仕上げ今日は打ち合わせ、相談の対応。 3月くらいから相談件数が増えています。 普段の昼間は現場に出るため 1日1件の対応になります。 ■(1)今回の事例______________ 「サッシ取り付け不良」 _______________________ ◆写真解説 サッシの取り付け精度が悪く、建付けに影響が出ている。 下枠は... -
事例933「断熱材施工不良」
断熱材GW中の平日。 学校はありますが、会社は休みの方が多いのでは。 今日は現場に出ています。 ■(1)今回の事例______________ 「断熱材施工不良」 _______________________ ◆写真解説 グラスウールの防湿材の施工がデタラメ。 柱の内側にとめつけ、継ぎ目は切りっぱなし。 これが原因で壁内に...