長井のブログ
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事例917「省令準耐火構造の不備」
防火早朝、高速道路を走行中、私の前を走っていた大型トラックの 右前輪がバースト。 タイヤの破片が飛び散り、ホイールだけになった車輪からは 白い煙が出た。 車間距離を取っていたため 飛び散ったタイヤも避け、車も無傷。 もう少し車間距離を詰めていたら 巻き込まれていたかもしれません。 ■(1)今回の事例___________... -
工事中の第三者検査
検査業務瑕疵検査に行ってきました。 そこは工事中に40万円も払い第三者検査を入れた現場。 それなのに見落としてはいけない基準法違反や 重要な約定仕様違反などを見落としている。 それ以外にも検査報告書の写真に瑕疵の部分がたくさん写っている。 建築基準法などを細部まで理解していない人が検査したと思います。 弊社の5回検査(18万円)... -
住友不動産のマンション、鉄筋一部切断?
その他今朝の新聞で読んだニュース。 横浜市のマンション。配管を通す穴をあけ忘れたのか、工事中に基礎梁をコア抜き、 その際、23ケ所で鉄筋を切った疑いがある。 施工会社の熊谷組は横浜市に「構造耐力に影響を及ぼす可能性がある」などと報告。 市は同社に早急な調査を指示した。 戸建てでは、ニュースにならないようなことも マンションの場... -
事例916「床の傾斜」
仕上げ裁判の現場立ち合い、直接交渉などで 職人が出てくることが多い。 元請けが職人へ責任をかぶせ、自力で何とかしろと 命令しているのでしょう。 下請けの立場は弱いです。 ■(1)今回の事例______________ 「床の傾斜」 _______________________ ◆写真解説 床の角の傾斜。50CMの距離で約1... -
事例915「アルミダクトの穴」
設備今月はブログを更新できない日が多い。 スケジュールの組み方が下手なので 毎日、時間の余裕がなくなります。 ■(1)今回の事例______________ 「アルミダクトの穴」 _______________________ ◆写真解説 ユニットバスの換気扇アルミダクト。 鋼製の天井下地の角で穴があいた。 排気漏れで天井... -
事例914「土留めブロックの沈下」
地盤沈下このところ週に1,2回は遠方へ出かけています。 今日は朝9時に事務所を出て、300KM超先の現場に4時間。 新幹線を使ったため、夜9時には事務所に戻りました。 毎日スケジュールが混んでいるため、遠方へ出かけても よほどのことがない限り、日帰りです。 ■(1)今回の事例______________ 「土留めブロックの... -
広告の嘘
住宅紛争今週、相談を受けた内容はひどい事例ばかり。 この業界の営業は、売るためには平気で嘘をつく。 また、広告やカタログも誇大表示が多い。 そんなことをやるのは悪徳業者だろうと思う方が多いはず。 いや、一部の有名メーカーです。 今や省エネ性能では、中小工務店に負けるため、 嘘でもつかないと仕事が取れないのかもしれません。 それにし... -
画期的な検査機械
検査業務建築業者がビビる機械が今年中に出るかもしれません。 100%ではないですが、60~70%くらいは 欠陥を見抜けると予想しています。 そうなると、職人の心理的には、手抜きが出来なくなる。 弊社が開発しているのではありません。 私は意見を出しているだけです。 試作品が出来たら私が現場でテストを行います。 欠陥の発見ではなく、既... -
事例913「土留めブロックの傾斜」
その他このところ、現場監督が忙しすぎて ミスが出るケースが増えている。 ひどい現場になると、ほとんど顔も出さず職人任せ。 住宅会社はどこも忙しそうです。 ■(1)今回の事例______________ 「土留めブロックの傾斜」 _______________________ ◆写真解説 建物際、土留めブロックの傾斜。 埋め戻... -
住宅の構造計算ミス
躯体構造過去に起きたマンション偽装事件。 構造計算の偽装を役所などが見抜けなかった。 現在は法が改正され、高さ20mを超える鉄筋コンクリート造の建築物など 一定規模以上の建築物については、構造計算適合性判定があり 間違いがないかチェックをされている。 それ以外、3階建て住宅などは今でも適合性判定がないため、 偽装や間違いが頻発して... -
事例912「屋根材のカビ」
結露日本テレビ「鉄腕DASH」の製作会社から 写真の提供を求められました。 昨年もドラマなどいくつかTV局に写真提供しました。 TV局はネットで情報検索しています。 探しているキーワードで画像が出てくるためだと思います。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根材のカビ」 ___________________... -
事例911「大引き貫通」
躯体構造本日、ダブルブッキングをやってしまいました。 そのため、比較的余裕な1日だったはずが、 バタバタの1日になりました。 再発防止策を考えないといけません。 ■(1)今回の事例______________ 「大引き貫通」 _______________________ ◆写真解説 1階床の荷重を支える鋼製大引き。 トイレの... -
事例910 「配置ミス」
ブログ書類作成業務がたまっていたため、 ここ数日は、現場予定を多少調整していました。 書類の処理もひと段落。 明日は1日、欠陥検査です。 ■(1)今回の事例______________ 「配置ミス」 _______________________ ◆写真解説 境界からの距離を間違えて基礎を施工。 位置出しを間違えたのが原因。 ... -
事例909「屋根断熱の施工不備」
断熱材事務所内の整理を行いました。 物の位置を少し変えたりして、使いやすいようにアレンジ。 大事な書類を預かったりするので 常に整理整頓を心がけています。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根断熱の施工不備」 _______________________ ◆写真解説 屋根断熱材の落下。原因は接着不良。 野... -
サッシの雨漏り
雨漏りサッシの雨漏り事例の情報を集めています。 新日軽(現LIXIL)の掃き出しサッシ、 10年から15年前、アルプラ70、アルプラクラス。 工務店さんからでも、建て主さんからでも構いません。 雨漏りして修理したという事例があれば教えてください。 -
台湾の地震
その他台湾の地震で16階建てのマンションが倒れました。 ニュースで塗装缶などの混入を伝えています。 画像ではよくわかりませんが、鉄筋の施工もおかしいと思います。 日本では空き缶を入れるようなことは考えられません。 コンクリートの代金を浮かすには、相当な数を入れないといけない。 ただ、何も混入しないかといえばそうとも言えない。 ... -
屋根裏からの音
その他午後から行った完成済の住宅。 小屋裏収納から時々、何かを叩くような音がする。 職人がいるのではないかと思える音。 小屋裏収納へ上がると誰もいない。 隣の家かと思い、隣の家を見ると職人は来ていない。外も静か。 音の原因は、強風によって小屋裏収納の壁、屋根通気部で何かが動いている。 はっきりした原因は壁や天井をめくらないと分... -
事例908「蒸発阻害」
躯体構造書類作成に追われています。 これから始まる裁判がいくつかあり 裁判所へ出す書類を週明けまでに作成しないといけません。 どれも構造に問題がある物件ばかり、 大きな地震が来れば、倒壊する恐れがあるものもあります。 ■(1)今回の事例______________ 「蒸発阻害」 _______________________... -
事例907「筋交い金物欠落」
構造金物昨日、出版社へ出向き、編集部の中に入っていくと 清原逮捕の話でざわついていました。 そのあと検査会社などが集まる会議に参加。 インスペクションの新たな仕組み作り、 ハウスメーカーの瑕疵の情報交換をしました。 今朝は、別の出版社で打ち合わせをしたあと 名古屋に戻り、現場へ行きます。 ■(1)今回の事例_________... -
5枚ガラスの窓が発売される
その他2020年「省エネ基準適合住宅の義務化」で、 家の省エネ化が加速しています。 その省エネ基準自体、それほど高くなく、 ぎりぎり、基準に適合させると、住んでから省エネは感じないでしょう。 一部のハウスメーカーは、基準を少しクリアしただけなのに 大げさに省エネ性をうたっている。 騙されないように気を付けましょう。 LIXILが、か...