長井のブログ
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事例920「断熱材の欠落」
断熱材4人で丸2日かけて瑕疵検査を行いました。 昨日は気温が高く、午前中、屋根裏にいて かなりしんどい思いをしました。 今日はちょうどよい気温で、仕事がはかどりました。 ■(1)今回の事例______________ 「断熱材の欠落」 _______________________ ◆写真解説 壁の断熱材が一部入っていない。... -
マンション建て替え
住宅紛争瑕疵検査に向かう途中です。 今日から2日間、大阪メンバーと合同でずっと現場に入ります。 横浜西区のマンション、住友不動産と熊谷組が 全棟建て替え提案、慰謝料200万円を提示。 こうなったきっかけは、傾斜と基礎の鉄筋を切断、 また補強筋もないという施工不備。 傾斜は入居者でも気づくことはできるが 鉄筋の切断はプロが調べない限... -
検査会社は自分で選びましょう
検査業務瑕疵検査を依頼するきっかけの多くは、 この家は欠陥ではないかという疑いから。 疑いを持ったとき、大事なのは誰に調べてもらうか。 造った業者に調べてもらったり、業者があっせんする 検査会社に調べてもらうのは、お勧めしません。 そもそも、瑕疵を発見しても黙っておくこともできますし、 見えない箇所はスルーすれば、瑕疵が出る確率... -
事例919「断熱材の濡れ」
断熱材瑕疵検査後、有名メーカーが修理の約束をした現場。 なかなか工事が始まらない。 担当者が仕事ができないタイプなので、 建て主が担当者の変更を希望したがダメでした。 地元工務店の方が比較的いい人材が多い気がします。 ■(1)今回の事例______________ 「断熱材の濡れ」 ____________________... -
事例918「小屋束 緊結不良」
構造金物今日は暖かくなると期待し現場へ出掛けましたが、 意外と寒かったです。 週末は福祉施設の検査。 風邪をひいている状態で検査に入れないため いろいろ気を付けています。 ■(1)今回の事例______________ 「小屋束 緊結不良」 _______________________ ◆写真解説 屋根を支える柱。本来金物で... -
仕事の効率化
検査業務今月の週末は、かなり予定が埋まってきています。 今月、建売住宅の完成検査の予定がある方は、 早めに連絡を頂いた方が良いと思います。 このところ連絡も非常に多く、電話やメールにかなり時間を取られます。 どれだけ忙しくても、現場の検査時間を短縮する気はありません。 何とかもう少し時間を作りたいと思い、書類作成などの仕事の効率... -
事例917「省令準耐火構造の不備」
防火早朝、高速道路を走行中、私の前を走っていた大型トラックの 右前輪がバースト。 タイヤの破片が飛び散り、ホイールだけになった車輪からは 白い煙が出た。 車間距離を取っていたため 飛び散ったタイヤも避け、車も無傷。 もう少し車間距離を詰めていたら 巻き込まれていたかもしれません。 ■(1)今回の事例___________... -
工事中の第三者検査
検査業務瑕疵検査に行ってきました。 そこは工事中に40万円も払い第三者検査を入れた現場。 それなのに見落としてはいけない基準法違反や 重要な約定仕様違反などを見落としている。 それ以外にも検査報告書の写真に瑕疵の部分がたくさん写っている。 建築基準法などを細部まで理解していない人が検査したと思います。 弊社の5回検査(18万円)... -
住友不動産のマンション、鉄筋一部切断?
その他今朝の新聞で読んだニュース。 横浜市のマンション。配管を通す穴をあけ忘れたのか、工事中に基礎梁をコア抜き、 その際、23ケ所で鉄筋を切った疑いがある。 施工会社の熊谷組は横浜市に「構造耐力に影響を及ぼす可能性がある」などと報告。 市は同社に早急な調査を指示した。 戸建てでは、ニュースにならないようなことも マンションの場... -
事例916「床の傾斜」
仕上げ裁判の現場立ち合い、直接交渉などで 職人が出てくることが多い。 元請けが職人へ責任をかぶせ、自力で何とかしろと 命令しているのでしょう。 下請けの立場は弱いです。 ■(1)今回の事例______________ 「床の傾斜」 _______________________ ◆写真解説 床の角の傾斜。50CMの距離で約1... -
事例915「アルミダクトの穴」
設備今月はブログを更新できない日が多い。 スケジュールの組み方が下手なので 毎日、時間の余裕がなくなります。 ■(1)今回の事例______________ 「アルミダクトの穴」 _______________________ ◆写真解説 ユニットバスの換気扇アルミダクト。 鋼製の天井下地の角で穴があいた。 排気漏れで天井... -
事例914「土留めブロックの沈下」
地盤沈下このところ週に1,2回は遠方へ出かけています。 今日は朝9時に事務所を出て、300KM超先の現場に4時間。 新幹線を使ったため、夜9時には事務所に戻りました。 毎日スケジュールが混んでいるため、遠方へ出かけても よほどのことがない限り、日帰りです。 ■(1)今回の事例______________ 「土留めブロックの... -
広告の嘘
住宅紛争今週、相談を受けた内容はひどい事例ばかり。 この業界の営業は、売るためには平気で嘘をつく。 また、広告やカタログも誇大表示が多い。 そんなことをやるのは悪徳業者だろうと思う方が多いはず。 いや、一部の有名メーカーです。 今や省エネ性能では、中小工務店に負けるため、 嘘でもつかないと仕事が取れないのかもしれません。 それにし... -
画期的な検査機械
検査業務建築業者がビビる機械が今年中に出るかもしれません。 100%ではないですが、60~70%くらいは 欠陥を見抜けると予想しています。 そうなると、職人の心理的には、手抜きが出来なくなる。 弊社が開発しているのではありません。 私は意見を出しているだけです。 試作品が出来たら私が現場でテストを行います。 欠陥の発見ではなく、既... -
事例913「土留めブロックの傾斜」
その他このところ、現場監督が忙しすぎて ミスが出るケースが増えている。 ひどい現場になると、ほとんど顔も出さず職人任せ。 住宅会社はどこも忙しそうです。 ■(1)今回の事例______________ 「土留めブロックの傾斜」 _______________________ ◆写真解説 建物際、土留めブロックの傾斜。 埋め戻... -
住宅の構造計算ミス
躯体構造過去に起きたマンション偽装事件。 構造計算の偽装を役所などが見抜けなかった。 現在は法が改正され、高さ20mを超える鉄筋コンクリート造の建築物など 一定規模以上の建築物については、構造計算適合性判定があり 間違いがないかチェックをされている。 それ以外、3階建て住宅などは今でも適合性判定がないため、 偽装や間違いが頻発して... -
事例912「屋根材のカビ」
結露日本テレビ「鉄腕DASH」の製作会社から 写真の提供を求められました。 昨年もドラマなどいくつかTV局に写真提供しました。 TV局はネットで情報検索しています。 探しているキーワードで画像が出てくるためだと思います。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根材のカビ」 ___________________... -
事例911「大引き貫通」
躯体構造本日、ダブルブッキングをやってしまいました。 そのため、比較的余裕な1日だったはずが、 バタバタの1日になりました。 再発防止策を考えないといけません。 ■(1)今回の事例______________ 「大引き貫通」 _______________________ ◆写真解説 1階床の荷重を支える鋼製大引き。 トイレの... -
事例910 「配置ミス」
ブログ書類作成業務がたまっていたため、 ここ数日は、現場予定を多少調整していました。 書類の処理もひと段落。 明日は1日、欠陥検査です。 ■(1)今回の事例______________ 「配置ミス」 _______________________ ◆写真解説 境界からの距離を間違えて基礎を施工。 位置出しを間違えたのが原因。 ... -
事例909「屋根断熱の施工不備」
断熱材事務所内の整理を行いました。 物の位置を少し変えたりして、使いやすいようにアレンジ。 大事な書類を預かったりするので 常に整理整頓を心がけています。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根断熱の施工不備」 _______________________ ◆写真解説 屋根断熱材の落下。原因は接着不良。 野...