長井のブログ
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修理工事
その他床の傾斜の修理工事に立ち会いました。 やはり、完成してからの工事は解体が伴うため大変です。 ↓ボンドを取るのに苦労しています。 ある大手ハウスメーカーは、傾斜の問題予防のため 工事中3回も水平を確認しています。 1回もやらない業者が多い中、かなりきちんとしています。 弊社が工事中、検査に入ると、 基礎完了、躯体上棟時の2回... -
事例790『屋根断熱の手抜き』
断熱材今日は、時間に全く余裕が無い1日でした。 特に午後は裁判の現場確認に立ち会い、 事前準備など含めると長時間、現場に居ました。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根断熱の手抜き」 _______________________ ◆写真解説 マンション最上階、屋根断熱材の厚さ。 図面は25mm、現場は6m... -
雨漏り検査
雨漏り新たに追加した赤外線サーモグラフィーカメラ。 基本的な使い方は今までの機種と同じ。 ただ、機能が増えているため操作が複雑になった。 あと、重量もかなり増。持つ手がすぐに疲れます。 今日は雨漏り検査に持ち込み撮影。 水掛け試験だけでは分からなかった 壁裏の濡れを発見できました。 ↓紫色が雨漏りしている個所。 -
事例789『2階床合板釘打ち忘れ』
構造金物今日、新しい特殊機械が納入されました。 取扱い説明を1時間ほど受け、 あとはここ1週間くらい、いろいろ試す予定です。 この機械は性能、価格がハイグレードなため、 これを標準で使う瑕疵検査などは、検査価格の改定を 予定しています。 実際の性能を確かめてから、 金額などを決めようと思っています。 ■(1)今回の事例___... -
今年は涼しい?
その他明日で6月が終わり。イコール、今年も半分が終わり。 そんなことを考えていたら、 今年はまだ冷房を入れていないことに気付いた。 名古屋あたりの一般的な家庭において 冷暖房を1日も使わないのは5月、10月。 6月は毎日でなくても、例年は昼間、エアコンを入れる日がある。 何年か前は猛暑が続きましたが、昨年から暑さが一段落してい... -
紛争処理だらけの1日
その他今日は瑕疵検査はなく、紛争処理3件。 話し合い、相談。このあと夕方から説明会。 その中の一つ、建築会社に騙された事件。 素人の建築主を騙した内容を今後、解明しないといけません。 不動産購入は大きな金額が動きます。 詐欺話しは決して珍しいことではありません。 悪徳業者に狙われやすいのは、 若い夫婦、女だけの世帯、年寄り世帯。... -
省エネ住宅の知識
断熱材省エネ最高ランクの家だと言う割に、賃貸マンションと変わらない、 それほど省エネでないと感じる方が多い。 多くのハウスメーカーが高断熱をうたっているが、 インチキ物も相当あります。 「燃費半分で暮らす家」 鎌田紀彦 室蘭工業大学名誉教授 監修 (↑画像をクリックするとアマゾンのページへリンクします) ヨーロッパではEUの建材... -
事例788『防水テープ未施工』
雨漏り今週は打ち合わせが多く、時間を取られました。 今日はある問題解消の打ち合わせ。 相手は最初、問題解決できるのか疑っている感じでした。 私にとっては、今まで何件も解決したことがある内容で 打ち合わせが終わるころには、疑いが晴れたようです。 ■(1)今回の事例______________ 「防水テープ未施工」 ________... -
夏の暑さ対策
その他外壁の断熱、遮熱を高めた家。 窓はLOW-Eガラスとブラインドで遮光していますが、 温度は40度を超えています。梅雨が明ければ50度を超えるでしょう。 また、窓の上の壁は他に比べ熱くなっている。 プレビュー LOWーEガラスでも熱がかなり入り込みます。 夏の暑さを防ぐには、窓を直射日光に当てないことが重要です。 ホームセン... -
家の流行
その他5年、10年と約5年ごと過去をさかのぼり 家を見ていくと、いろんな変化が分かり面白いです。 過去に流行った工法、材料が、今現在は無くなってしまった というものが結構あります。 その工法、材料を使えば、客受けもよく、受注が伸びると思い たくさんの業者が飛びつき、ブームになる。 実際に採用していくと、いろんなマイナス要因がわ... -
事例787『基礎断熱の雑な施工』
断熱材週末、連続で瑕疵検査を行ったら、 昨日、頭痛、だるさなど、疲れがどっと出てしまいました。 昨年、ぎっくり腰になってから 何か体に異変を感じたら、すぐ対処するようにしています。 昨日は早めに寝て、疲れを取りました。 ■(1)今回の事例______________ 「基礎断熱の雑な施工」 ________________... -
赤外線サーモグラフィーカメラ
検査業務赤外線サーモグラフィーカメラを使い始めて約8年。 最初の頃は使い方が良くわからなかったり、判断に迷うことが多かった。 このカメラは操作の慣れと、誤判断しないために専門知識の両方が必要です。 最近も雨漏りの発見などで活躍しています。 表面上は分からなくても、このカメラでは濡れている個所が分かります。 (青色の濃い箇所が濡れ... -
欠陥検査
検査業務2日続けて欠陥検査に行ってきました。 今日の現場は建物規模が大きいため、1日で完了せず再度伺います。 欠陥検査は、いろんな危険があります。 今日は検査中にグラスウールに触れてしまい、背中や腕がずっと痒かった。 グラス繊維が体に刺さると、洗っても痒さは残ります。 先週と今週、ムカデが出ますと事前に言われたので 周囲を警戒し... -
事例786『制振装置の固定不良』
躯体構造明日は早朝出発。 今晩中に、車に道具を積み込みました。 高速走行がメインのため、ルーフの脚立をしっかり縛りました。 ■(1)今回の事例______________ 「制振装置の固定不良」 _______________________ ◆写真解説 制震装置の固定ナット。 ボルトの出が短いため、ねじ山がナットから出ていな... -
経年劣化、実は施工不良
その他賃貸マンションのオーナーが、外壁タイルの剥離の修理を求め ゼネコンを提訴したニュースを目にした。 大半のマンションは、最初の定期検査でタイルの浮きがある程度発見される。 発見されても施工不良ではなく、経年劣化と判断されて、 修理費用はマンション所有者負担となるケースがほとんど。 今回、施工者を提訴したことで、裁判の結果に... -
事例785『コンクリート補修の不備』
ブログこの時期になっても結露の相談が多いです。 当然、今現在は結露は起きていません。 今年の冬に起きた結露被害の相談です。 発生しているときに調査した方が分かりやすいですが 夏場でも冬型結露の原因を調べることは可能です。 ■(1)今回の事例______________ 「コンクリート補修の不備」 _____________... -
こんな家は危ない
住宅紛争先月出演したジョブチューンの台本に 「デザイナーズ住宅は危ない」というセリフが書いてあった。 事前打ち合わせを行ったが、それは私が提案したものではない。 TV局の情報では、世間はそう思っているようです。 同じ建築士を責めたくないですが、それは間違いではありません。 先日瑕疵検査に行った家は、まさにデザイナーズ住宅。 検査... -
ファイバースコープ
その他午前中、打ち合わせ。午後は検査予定が無くなったため 事務所で書類作成です。 書類は、文章中心の時はワード。写真や図が多い時はエクセルで書きます。 今日はエクセルが途中で2回も止まった。まめに上書きして作業しています。 今まであまり役に立たないと思っていた道具が、最近、役に立っています。 それは「ファイバースコープ」 多分... -
安易な紹介を受けない
住宅紛争家を建てるのが目的で土地を買った人に 仲介した不動産業者が建築屋を紹介するケースがある。 紹介してもらえば、業者を探す手間は省けますが、 自分の希望に合った業者に知り合えるとは限りません。 不動産は紹介に関するトラブルも多い。 業者を何社か紹介してもらい、最終的に自分で探した業者と契約した方が、 あっせん業者から高額な手... -
事例784『棚の破損』
仕上げ駐禁の切符を切られました。 駐禁の標識が無く、他の職人さんも止めていたので 安心して止めたら、「無余地駐車違反」を切られました。 3.5Mの幅がないとダメなんですね。 ■(1)今回の事例______________ 「棚の破損」 _______________________ ◆写真解説 押入れ中段、軽く押しただけで下...