長井のブログ
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家の流行
その他5年、10年と約5年ごと過去をさかのぼり 家を見ていくと、いろんな変化が分かり面白いです。 過去に流行った工法、材料が、今現在は無くなってしまった というものが結構あります。 その工法、材料を使えば、客受けもよく、受注が伸びると思い たくさんの業者が飛びつき、ブームになる。 実際に採用していくと、いろんなマイナス要因がわ... -
事例787『基礎断熱の雑な施工』
断熱材週末、連続で瑕疵検査を行ったら、 昨日、頭痛、だるさなど、疲れがどっと出てしまいました。 昨年、ぎっくり腰になってから 何か体に異変を感じたら、すぐ対処するようにしています。 昨日は早めに寝て、疲れを取りました。 ■(1)今回の事例______________ 「基礎断熱の雑な施工」 ________________... -
赤外線サーモグラフィーカメラ
検査業務赤外線サーモグラフィーカメラを使い始めて約8年。 最初の頃は使い方が良くわからなかったり、判断に迷うことが多かった。 このカメラは操作の慣れと、誤判断しないために専門知識の両方が必要です。 最近も雨漏りの発見などで活躍しています。 表面上は分からなくても、このカメラでは濡れている個所が分かります。 (青色の濃い箇所が濡れ... -
欠陥検査
検査業務2日続けて欠陥検査に行ってきました。 今日の現場は建物規模が大きいため、1日で完了せず再度伺います。 欠陥検査は、いろんな危険があります。 今日は検査中にグラスウールに触れてしまい、背中や腕がずっと痒かった。 グラス繊維が体に刺さると、洗っても痒さは残ります。 先週と今週、ムカデが出ますと事前に言われたので 周囲を警戒し... -
事例786『制振装置の固定不良』
躯体構造明日は早朝出発。 今晩中に、車に道具を積み込みました。 高速走行がメインのため、ルーフの脚立をしっかり縛りました。 ■(1)今回の事例______________ 「制振装置の固定不良」 _______________________ ◆写真解説 制震装置の固定ナット。 ボルトの出が短いため、ねじ山がナットから出ていな... -
経年劣化、実は施工不良
その他賃貸マンションのオーナーが、外壁タイルの剥離の修理を求め ゼネコンを提訴したニュースを目にした。 大半のマンションは、最初の定期検査でタイルの浮きがある程度発見される。 発見されても施工不良ではなく、経年劣化と判断されて、 修理費用はマンション所有者負担となるケースがほとんど。 今回、施工者を提訴したことで、裁判の結果に... -
事例785『コンクリート補修の不備』
ブログこの時期になっても結露の相談が多いです。 当然、今現在は結露は起きていません。 今年の冬に起きた結露被害の相談です。 発生しているときに調査した方が分かりやすいですが 夏場でも冬型結露の原因を調べることは可能です。 ■(1)今回の事例______________ 「コンクリート補修の不備」 _____________... -
こんな家は危ない
住宅紛争先月出演したジョブチューンの台本に 「デザイナーズ住宅は危ない」というセリフが書いてあった。 事前打ち合わせを行ったが、それは私が提案したものではない。 TV局の情報では、世間はそう思っているようです。 同じ建築士を責めたくないですが、それは間違いではありません。 先日瑕疵検査に行った家は、まさにデザイナーズ住宅。 検査... -
ファイバースコープ
その他午前中、打ち合わせ。午後は検査予定が無くなったため 事務所で書類作成です。 書類は、文章中心の時はワード。写真や図が多い時はエクセルで書きます。 今日はエクセルが途中で2回も止まった。まめに上書きして作業しています。 今まであまり役に立たないと思っていた道具が、最近、役に立っています。 それは「ファイバースコープ」 多分... -
安易な紹介を受けない
住宅紛争家を建てるのが目的で土地を買った人に 仲介した不動産業者が建築屋を紹介するケースがある。 紹介してもらえば、業者を探す手間は省けますが、 自分の希望に合った業者に知り合えるとは限りません。 不動産は紹介に関するトラブルも多い。 業者を何社か紹介してもらい、最終的に自分で探した業者と契約した方が、 あっせん業者から高額な手... -
事例784『棚の破損』
仕上げ駐禁の切符を切られました。 駐禁の標識が無く、他の職人さんも止めていたので 安心して止めたら、「無余地駐車違反」を切られました。 3.5Mの幅がないとダメなんですね。 ■(1)今回の事例______________ 「棚の破損」 _______________________ ◆写真解説 押入れ中段、軽く押しただけで下... -
大雨の被害
雨漏り九州で大雨による土砂崩れ被害が出ています。 造成地において擁壁などの規制が厳しくなっていますが、 古いものや規制がかからない低い擁壁、ブロック土留めなどは 危険なものがあります。 隣のブロック土留めが崩れ、外壁に当たった事例も、 この前見てきました。 不動産の営業に技術的なことを聞いても意味がないため 知識のある建築士など... -
すごいカメラ
検査業務情報化社会であっても知らないことが多い。 先日、イオグランツという3DCADソフトの会社に行き このカメラの存在を知りました。 これは全天球カメラです。 シャッターを1回切るだけで、360度全て撮影ができる。 横方向だけでなく上も下も写ります。 基礎や部屋の全景はシャッター1回で、全て撮れます。 今まではいくつかに分けてシャッター... -
事例783『土台の変形』
躯体構造午前中は、銀行などの雑用をまとめて片付け。 計5件もまわったため、午前中が全てつぶれ、 午後一番の現場に遅れそうになりました。 ■(1)今回の事例______________ 「土台の変形」 _______________________ ◆写真解説 土台の反り、変形。雨に濡らした状態で施工。 その後乾燥し、反り、縮みが出て... -
事務所仕事
検査業務木曜日から日曜日まで4日間、 約200KMほど先まで毎日、日帰りで出かけました。 今日は、朝から2件だけ現場へ行き、14時ころから事務所。 外出が続くと、事務所でやることがたまります。 膨大な仕事を片付けるには、最初に予定を組むことが大事です。 また、仕事をどう片づけていくか、頭の中で事前に整理します。 このブログを書くのも予... -
分譲住宅完成検査
検査業務建売の完成検査に行ってきました。 今日は地元の業者。信頼を大事にしているようで、 設計図書もきちんと整っていましたし、施工も丁寧でした。 最近書いた、態度の悪い分譲業者と大違い。 ただし、狭い商圏で商売をしている会社が どれもきちんとしているわけではありません。 ある程度の棟数をこなし、長年続いている業者はいい業者が多い... -
事例782『床のカビ』
仕上げ今日はスケジュールを詰め込みすぎました。 用事は3件ですが、移動距離がやや長い。 事務所に戻るのは日付が変わる頃でしょう。 ■(1)今回の事例______________ 「床のカビ」 _______________________ ◆写真解説 床材の表面に黒い点。これはカビです。 濡れた下地合板の上にフローリングを施... -
住宅紛争の基本
住宅紛争欠陥住宅の相談を受けた家で、雨漏り、カビ、契約違反など 一つの現象だけで紛争を行っているケースがある。 そのような現場にあとで行く機会があり、構造瑕疵などを見つけることがある。 裁判などの紛争の場で、途中から瑕疵を追加することもできますが、 タイミングによっては、受け付けてもらえないこともあります。 過去に、小さな瑕疵で... -
専門書
その他専門書の新刊はできるだけチェックし、興味があるものを買って読んでいます。 ネットで買うため、立ち読みはできない。本の中身は題名で判断します。 先日、題名が面白い6千円くらいの構造の本を買って読んだら 目新しいものは一つもありませんでした。 ただ、一緒に買ったこの本は良かった。 建築基準の根拠を解説した本。現在2巻までありま... -
事例781『天井の大きなひび』
仕上げ今日から夏服に替えました。 汗をかいてもすぐに乾く素材の服です。 さっそく屋根裏へ入り、大汗をかきましたが すぐに乾きます。 9月くらいまで、相談などの時もこの格好です。 ■(1)今回の事例______________ 「天井の大きなひび」 _______________________ ◆写真解説 天井の大きな...