長井のブログ
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事例765『3階建て 防火施工不備』
防火日曜日に足を痛め、関節に水がたまり、場所が悪く注射で抜けない。 痛み止め、炎症を抑える薬で治療。 その薬で胃腸を痛め、体調が最悪の1週間でした。 歩くのにやや不住がある程度で、仕事を休んでいませんが、 水曜日に歩きすぎて悪化。 検査以外、余分に動かないようにしてます。 ■(1)今回の事例______________ ... -
現場に落ちている釘が刺さった
検査業務朝、車のタイヤがパンクしているのを発見。 すぐ近くにガソリンスタンドがありますが、朝早くてスタッフは女の子1人。 無理かと思いましたが、そのスタッフに修理をしてもらいました。 2月にもパンクをしています。 現場に車を入れると、パンクする確率がかなり高い。 それでも、近所迷惑などを考えると、場内が空いていれば車を入れます。 ... -
コンクリート強度不足
住宅紛争昨日の夕刊で知ったニュース。 高松建設が建築した仙台市の賃貸マンション。 設計上、必要とされるコンクリート強度が、大半の箇所で実際には不足していたため、 30日、仙台地裁は建て替えしかないと判断した。 詳細な情報は、まだ入ってきていません。疑問に思うのは、 ・東日本大震災で被害があったのか。(1998年築) ・コンクリー... -
事例764『まぐさの穴あけ』
躯体構造日経BP社のケンプラッツで、記事の紹介ページが出来ました。 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20150328/696209/ 会員登録すると内容を見ることができます。(一般会員登録は無料) ■(1)今回の事例______________ 「まぐさの穴あけ」 _______________________ ◆写真... -
安全性の検証
その他東洋ゴム工業の免震ゴム、震度7でも倒壊の恐れはない。と発表された。 これで交換を免れるか、国が交換を強要するか、今後に注目しています。 建築の場合、何かミスが起きた時に、あとから安全性を立証して 責任回避する例は多い。 免震ゴムの安全性の検証は、実際に震度7で揺らすことは不可能なため、 構造計算で安全を確かめたようです。... -
体力不足
その他検査で体がきついのは、狭い屋根裏と床下。 特に屋根裏は、足の踏み場が少なく、狭いと這って移動するため 無理な姿勢を取り続けないといけません。 体力が維持できないと、この仕事は出来なくなってしまいます。 大工さんで70代の方が見えるので、鍛え方次第だと思います。 最近は、現場で体を痛めることが多く、接骨院通いが急増。 体力... -
事例763『屋根断熱材の落下』
断熱材年度末のバタバタもひと段落。 今週、先週と予定を詰め過ぎて、現場到着が遅れたり することもありました。 今日は午後から裁判所。午前中の仕事を予定どおり 終わらせないといけません。 ■(1)今回の事例______________ 「屋根断熱材の落下」 _______________________ ◆写真解説 屋根断熱材... -
原因解明
その他今年は、空調システムの不具合の相談が多かった。 蓄熱床下暖房が効かない。 全館空調が効かないなど。 原因は、建物の断熱、気密に原因があることが多い。 空調システム会社は、原因が建物だと分かっても口をつむる。 設計者や工務店が、彼らにとって仕事を発注してくれる立場だからです。 業者へ原因追及を任せると、時間だけが過ぎて行き... -
事例762『軒天材が薄い』
防火消費税8%の駆け込みで一時、住宅業界は落ち込んでいましたが 今月は完成物件が多いようです。 引渡し、引っ越しなども今週、来週がピーク。 弊社は、先週あたりがピークでした。 ■(1)今回の事例____________ 「軒天材が薄い」 _____________________ ◆写真解説 軒天材の厚さが薄い。 図面では... -
現場監督の2面性
検査業務先週末、基礎完成・土台の検査に行った現場。 元請けではなく下請けの現場監督が立ち合いをした。 この監督、ため息を何度もついたり、大きな声で 仕事なんてやってられないみたいなことを言っていた。 まず、監督にジャンカの補修をお願いしたら、 「ジャンカなんて補修しないと行けないのか。問題あるのか」と反論してきた。 (↑基礎のジャ... -
裁判費用
住宅紛争今日は昼から3件の予定が入っています。午前中は事務所で雑用を片付けています。 先日出廷した証人尋問の日当・交通費の振込通知が来ました。 証人尋問に呼ばれると、基本的に拒否できません。 会社勤めですと、休みを取って出廷しないといけません。 有給を取ってさらに報酬が出る。金銭的には良いかもしれませんが、 弁護士からの厳しい質... -
事例761『アンカーボルト ナット未施工』
アンカーボルト今日発売の日経ホームビルダーに アンカーボルトの埋め込み深さについての記事を書いています。 また今日は、次月号の原稿の締め切り日。 建築のプロにとっては、面白い内容を書いたつもりです。 購読がまだの施工者の方、ホームページをリンクしておきます。 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/HB/ ■(1)今回の事例____________... -
鉄筋コンクリート造の検査
検査業務久しぶりの鉄筋コンクリート造の配筋検査。 住宅は圧倒的に木造が多いため、他構造の検査は、たまにしかありません。 鉄筋コンクリートの現場を初めて経験したのは学生時代、 インターンシップで大成建設に1ヶ月ほどお世話になりました。 現場は名古屋栄の東急ハンズ。今でも建物を見るたびに 当時の事を思い出します。 その後、検査の仕事... -
安かろう・悪かろう
検査業務瑕疵検査に行くと、いろんな機械を使います。 先日の瑕疵検査は赤外線サーモグラフィーカメラで外壁の雨漏りが判明。 その他、ファイバースコープでホールダウンボルトが設計で指示したものと 違うことも判明しました。基礎の鉄筋も調べましたが、基礎屋さんが優秀だったためか 問題ありませんでした。 この家の建築主、最初に依頼した検査会... -
事例760『棟換気 雨漏り』
雨漏り今日は3階建ての瑕疵検査。 階段を何往復したでしょうか。 事務所に帰ってきたら、どっと疲れが出てきました。 ■(1)今回の事例______________ 「棟換気 雨漏り」 _______________________ ◆写真解説 屋根頂部の換気金物からの雨漏り(矢印は雨染み)。 雨漏りしない構造になっているものか... -
基礎非破壊試験
コンクリート、かぶりシュミットハンマーの試験あと。 コンクリート面を直接打撃するため、1ヶ所の測定に付き、 20ヶ所のくぼみができます。 外側で行うと、美観を損なうため、完成した家では床下で行います。 この非破壊試験の機械を持っている業者はほとんどいません。 たまに貸してほしいという、問い合わせもあります。 強度の有り無しよりは、計画した強... -
免震材料の不正
その他東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料について、 [1]大臣認定の内容に適合しない製品を販売していた こと(大臣認定不適合)、 [2]不正な申請書を提出し建築基準法に基づく性能評価・大臣認定を受けていたこと (大臣認定不正取得)が、今朝の新聞の1面に記載されていました。 免震装置は大地震が起きないと、その効果は分からない。 担当... -
事例759『ボルトによる基礎の割れ』
構造金物このところ現場に出ている時間が多く、書類が溜まっています。 また、月刊誌の原稿締切も近いので、明日から書類作成に ある程度の時間を割くつもりです。 メールの返信などが遅れるかもしれません。 ■(1)今回の事例______________ 「ボルトによる基礎の割れ」 _______________________ ◆写... -
1日で5件の検査
検査業務朝から現場へ出かけ、17時過ぎの時点で新築検査4件完了。 4件共に優秀な現場だったため、予定どおり完了しました。 (朝1件目は、名古屋駅の西。屋根上から見える駅付近の写真) 今から床下検査に向かいます。 住んでいる方の会社帰りに合わせ、この時間です。 普段はMAXに入れても1日3,4件。 5件もまわるのは久しぶりです。 たまにな... -
高裁へ出廷
住宅紛争午後から名古屋高裁に証人として出廷。 証人尋問に出るのは、5回目くらいでしょうか。 途中での和解が多いので、尋問は頻繁にあるものではありません。 場の雰囲気+3人の裁判官が目の前にいるため、経験を重ねても多少は緊張しますが、 最初の時に比べると、かなり平常心で居られるようになりました。 約50分間、証言をしてきました。判...