長井のブログ
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ヒノキは腐らない?
その他日経ホームビルダー10月号で、常識に疑問を 投げかける試験結果の記事が掲載されています。 400個以上の試験片で実験した結果、 「ヒノキは心材でもばらつきがあり、腐りやすいものがある」 ウッドデッキを依頼した業者さんから、 「ヒノキは腐らないから防腐剤は塗らなくてもいいと言われた。 本当ですか」という相談がタイムリーにありま... -
事例714『耐力壁の幅不足』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 先週と今週、ほとんど現場に出ていたため、 書類作成がたまっています。 明日から現場予定を先延ばしにして 書類作成に集中します。 ■(1)今回の事例__________ 「耐力壁の幅不足」 __________________ ◆写真解説 筋違いによる耐力壁の幅が550mmほど。 筋違いが起... -
大手でもミスは起きる
その他今朝テレビで、名古屋の地下鉄「東山線」が 不通というニュースを見ました。 地下鉄名古屋駅が浸水?何でだろうと思っていましたが、 隣の高層ビル工事現場の掘削が原因のようです。 (確定ではなく、現在、調査中らしいです) これが本当だとしたら、設計か施工にミスがあったことになります。 ビル工事の元請け、竹中工務店は 名古屋市交通... -
事例713『梁切欠き』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 忙しい時ほど、体に痛みが出てもそのままにしがちです。 昨日、筋肉のハリがひどく長時間座っていられない 状態になりました。 ひどくなる前にストレッチなどをすれば防げるのに 忙しいと、忘れてしまいます。 ■(1)今回の事例_________ 「梁切欠き」 _________________ ... -
検査営業
その他家の検査は高額なため、依頼する時は迷って当然です。 費用を業者が負担してくれたら、検査を依頼できる。業者に説明して欲しいという話しがきた。 これと似た話しで、本人は検査依頼したいけど家族が反対してる。説得して欲しいという話しもたまにあります。 現状で不備があったとしても、私が説明すれば仕事が欲しいだけにしか聞こえない。... -
欠陥事例の公表
その他今週初めはTV局のデイレクター、 週末に出版社の記者が 事務所に打ち合わせに来ました。 私に会いに来る目的は、欠陥事例の情報収集。 実際こんなひどい例があるんだと、世間に公表することで、 欠陥住宅被害の減少につながればよいと思います。 欠陥住宅を造り責任を取らない 全国展開しているA社。〇県のB建築士。 △県のC社。◆県のD... -
事例712『筋違い割れ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は朝8時に事務所を出て、帰ってきたのが20時過ぎ。 これだけ現場に出ていると、疲れて 今から仕事する気になりません。 今日は、早めに帰ろうと思います。 ■(1)今回の事例_________ 「筋違い割れ」 ________________ ◆写真解説 筋違い金物のビスを端に打ちすぎ... -
瑕疵が減らない理由
検査業務午前中は紛争の現場打ち合わせに行き、 午後からは欠陥検査の書類を書いています。 今日、書いている現場は、指摘の数が多すぎる。 つまり、業者が無知すぎるということです。 常に思いますが、中間検査や瑕疵保険の検査が 厳しくなれば、瑕疵や紛争は減ります。 「中間検査や瑕疵保険の検査があるから大丈夫です」と 業者はお客さんに言いつ... -
裁判が好きな業者
業者情報某県での裁判に行ってきました。 場所を確認するため、裁判所の受付で本日の予定表を見ると、 この県で有名な建築業者の名前が目に入りました。 この業者、直接裁判の相手になったのは過去1回ですが、 この県内の裁判所に行き、予定表で名前を見ることは 頻繁にあります。 裁判所の常連であることは間違いないでしょう。 効率を優先する会社... -
事例711『筋違い下の隙間』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は朝から夕方まで一つの現場にいました。 事務所に帰ったらすぐに打ち合わせで、 まだ、今日中にやることが片付きません。 3連休明けでたくさん連絡を頂きましたが 時間がなく、何件か連絡できていません。 明日も朝から1日出っぱなしになります。 ■(1)今回の事例________ 「筋違い下の... -
欠陥住宅対策
その他欠陥検査の書類を書くため 確認申請書をチェックしていたら こんなことが書いてありました。 「欠陥住宅にならないためには、資格(建築士)を持っている人と 工事監理の契約を行い、しっかり工事監理してもらうことが 大切です」 住宅の現場では、形式だけの監理者は存在しても 実質の監理者が存在しないことが多い。 工事完了後提出が必要... -
高速道路移動中
検査業務欠陥検査からの帰り。250km私が運転し、スタッフと交代。名古屋到着予定は1時。 連休ですが、時間が遅いため道は空いてます。 明日は9時から現場立会いがあるので、いつもどおりの出勤。明後日からは、紛争関連の予定がぎっしり。 最近は、新築住宅の着工減に比例し、新築検査が少ない。対応する時間は比較的あります。 -
事例710『外壁のひび、カビ』
仕上げこんにちは住宅検査カノムの長井です。 明日の現場は名古屋から500KM先。 今日中に現地へ移動し、朝から1日検査を行います。 500KMは車で7時間くらいかかります。 早めに用事を済ませ出かけようと思います。 ■(1)今回の事例______ 「外壁のひび、カビ」 _____________ ◆写真解説 真っ白な外壁に多数のひ... -
直接交渉による円満解決
住宅紛争外は明るいのに大雨が降っています。 雨の降り方は強く、このまま降り続くと被害が出そうです。 家に不具合が出て、当然、業者が無償で直してくれると思い、 連絡をすると、経年劣化や許容範囲内だと理由を付け 自己負担なら直すと言われることが多い。 最近も、不具合に対し数百万円の見積書を提示された家があります。 納得がいかないため... -
住宅の保険
その他床の傾斜で保険会社が対応してくれない家がある。 そこで瑕疵担保保険の事故実例集を見ると この現場より、かなり緩い傾斜でも保険金がおりている。 保険会社、担当者で違いがあるようです。 そうなると、保険金が出やすい会社を選ばないといけません。 住宅の瑕疵保険は通常、業者の勧めるままに入ります。 施主が選べるように、情報がたく... -
事例709『床を受ける材への集中穴あけ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 準防火地域の木造3階建て。 上場企業が国から防火施工不備の指導を受け 皆が気を付けるようになるはずが、 中小工務店は何も気にしてないようです。 間違った施工。それでも検査済証がおりて 引渡しされています。 ■(1)今回の事例__________ 「床を受ける材への集中穴あけ」 _____... -
業者の本当の姿
業者情報欠陥住宅検査の弊社指摘に対する相手からの回答で 公開したいくらいの、ひどいものがあります。 家を買う人は、こういった情報を本来は知りたいはずです。 しかし、このような情報を得ることはかなり困難です。 ここの業者はいいですと、勧めてくれる組織、会社は多くても この会社はやめなさいと言うところはありません。 住宅業界、飲食店... -
事例708『棟換気が機能していない』
結露こんにちは住宅検査カノムの長井です。 来月一新する予定のホームページ。 ワードプレスへの移行に伴い、ブログもアメブロから ワードプレスへ移行する予定です。 ホームページ作成は業者さんに任せてありますが 説明文などは私のほうで書いて渡さないといけません。 その作業が意外と時間を取りそうです。 ■(1)今回の事例_______... -
指摘是正のチェック
検査業務瑕疵検査後の修補工事の立ち合いをしてきました。 検査時に指摘をした「壁断熱材の抜け」 (↓窓横のオレンジ色部分) 壁をめくったら、やはり断熱材がなかったと 報告を受けました。 赤外線サーモグラフィーカメラは、 日当たり具合、外気温、室温など 撮影条件によって写り方が変化します。 カメラの性能よりは、撮影する人の経験が大事です... -
新しくても危険な木造住宅
躯体構造今日、こんなニュースが配信されていました。 震度6強~7程度の大地震でも倒壊しないとされる 「新耐震住宅」でも、建築基準法が再改正される 2000年5月以前に建った木造住宅の約8割に 十分な耐震性がないことが、日本木造住宅耐震補強 事業者協同組合(木耐協)の全国調査で分かった。 簡単に言うと、築14年より古い木造住宅の約...