長井のブログ
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事例683『屋根合板の釘の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 出張疲れが残っていたので 午後からの弁護士との打ち合わせは電車で移動。 車なら40分かかるところ、電車は20分。 時間も節約できました。 ■(1)今回の事例_________ 「屋根合板の釘の不備」 _________________ ◆写真解説 屋根合板の釘が外れている。 それもNGで... -
欠陥写真アップ
検査業務欠陥検査に行った帰りです。片道250km、名古屋まであと1時間かかります。毎週火曜、金曜日に欠陥写真アップしていますが、今日は明日の段取りもあり、無理そうです。明日、更新します。 -
実験台
業者情報経験や知識のない業者が新たな試みをして 失敗するケースがあとを絶ちません。 建築士の監理もなく、職人も言われるままに施工し 完成してしまう。 失敗しても、きちんと責任を取ればよいが 逃げる業者が多いです。 車でもモデルチェンジ直後は買わない方がいいと 聞いたことがあります。 そのくらい、予想ができない不具合はあると思います... -
これからの不動産はどうなるか
その他今日は、事務所にこもり、書類を書いています。 紛争などを扱わないので、検査のカテゴリーは違いますが、住宅検査、特に中古などの検査を広めている方の本。 アベノミクス、金利、東京オリンピック、高齢化、人口減などと 不動産のからみを、しっかり解説してくれています。 これから3年 不動産とどう付き合うか/日本経済新聞出版社 ¥1,512... -
勉強不足
検査業務今日午前中の現場で、 瑕疵保険の検査員が話しかけてきました。 内容は「この基礎の設計は基準を守れていない」 一旦は反論しましたが、あまりに自信をもって言うので 帰って調べることにしました。 事務所で調べたところ、やはり検査員の勘違いでした。 土曜日は休みのためか、アルバイトの検査員が来ます。 アルバイトの検査員は、普段は設... -
事例682『受け木の厚み不足』
構造用面材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 相手業者との直接交渉の場へ 午前中の現場を終え、急いで向かうと 何か様子がおかしい。 すぐに場所が違うことに気づきました。 間違った場所から、話し合いの場の 弁護士事務所までは車で1時間。 結局、今回は参加することができず、ご迷惑かけました。 私の勝手な思い込みが原因です。 メールをしっ... -
説明不足でした
住宅紛争先週書いたブログ。「勝手に利用される」 http://ameblo.jp/kanomu-kensa/entry-11857992604.html 何名かの方から「すいません私の事でしょうか」と連絡がありました。 連絡いただいた方は、内容までは聞いていませんが このブログ内容と関係がない方々です。 説明不足で、ご心配おかけしましたことをお詫び申し上げます。 具体的にNG例を... -
その表示は正しいか
その他建材に貼ってあるシール。 F☆☆☆☆は、1㎡当たりの面積から1時間に発散される ホルムアルデヒドの量が最も少ない等級(無垢材などを除く)。 世の中、全ての会社が正直ではありません。 この程度のシールなら、勝手に作って貼ることも可能です。 この建材が原因かはわかりませんが、 ホルムアルデヒド濃度が国の基準を上回っていました。 -
事例681『屋根下地の腐朽』
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日はやや遠方へ、マンション完成検査に出かけます。 一個人からの依頼で、見る場所は限られますが、 ピット内や屋上など、ミスが出やすい共用部分も 抜き打ちで場所を指定し、チェックしてきます。 売主、施工者さんには時間を取らせるため 遅れないように早めに出発します。 ■(1)今回の事例__... -
材料の出荷ミス
仕上げ新築検査で見た階段のノンスリップ。よく見るとひとつだけ色が違う。メーカーが間違えて出荷。大工さんも気付かず組み立てた。階段をバラさないとノンスリップの交換は不可能らしく、担当者は頭を抱えていました。 -
帰り道
検査業務検査の帰り。諏訪湖付近で日没。事務所に着くのは、9時ころ。渋滞なしで帰れそうです。 -
事例680『鉄骨の接合不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 新築検査で業者さんと話をしていると、 新規の受注は大手ほど落ち込んでいるようです。 数ヶ月先は、職人さんも落ち着いてくるかもしれません。 ■(1)今回の事例_________ 「鉄骨の接合不備」 _________________ ◆写真解説 鉄骨造、梁と柱の接合部の不備。 柱の凸部... -
勝手に利用される
住宅紛争「カノムの長井さんに聞いたら、○○だと言っている」など 私の名前を勝手に使い、業者と交渉している人が 数名発覚しています。 プロとして言うはずもない身勝手な内容なので 相手業者は、すぐにおかしいと気づくようです。 こちらに問い合わせがあれば、 当然「知らない」と答えます。 いちいち連絡を入れて注意はしません。 だからと言って... -
エネファームの問題
住宅紛争家庭用燃料電池「エネファーム」。 説明より光熱費が安くならないとして、紛争になっているようです。 高額な商品なので、消費者の期待も大きいと思う。 初期は大手メーカーを中心に導入していた。 大手は断熱性能の良さをうたっているが、 実際はそれほど暖かくない家も多い。 そのあたりで想定と違った可能性もあるのでは? -
事例679『無数のクラック』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日、伊勢市まで行ったついでに伊勢神宮によりました。 毎年1回は参拝していますが、 ここ数年、平日でも大勢の人が押し寄せています。 ただ、今朝の新聞を見ると外国人には あまり有名ではないようです。 ■(1)今回の事例_________ 「無数のクラック」 ________________... -
下請け いじめ調査
その他中小企業庁から「消費税の転嫁拒否等に関する調査」 が送られてきた。 内容は消費税5%から8%になったときに、元請けから、 発注価格を実質下げていないかの情報提供を求めるもの。 無作為に出しているようで、弊社にも届きました。 情報先の秘密は守ると書かれています。 元請けと下請けの関係が悪ければ、告発する業者も多いのでは。 -
基礎断熱にご注意
検査業務基礎の周囲を断熱し、床下に外気を取り入れない 施工現場が増えています。 新築のうちはコンクリートから水分が蒸発する。 換気扇を施工しても、電気が通るのは完成間近。 そのため、完成時に床下に入ると 木部がカビだらけの現場をよく発見します。 (大引きに付いたカビ) 基礎断熱の現場は、 工事中に換気対策を考える必要があります。 -
事例678『基礎の瑕疵を見逃した』
住宅紛争こんにちは住宅検査カノムの長井です。 紛争処理が忙しいです。 遠方からの問い合わせも最近、急増。 ただ、費用面で依頼できないケースも多いです。 最初だけ安く、あとが高いという手法は取っていません。 ■(1)今回の事例_________ 「基礎の瑕疵を見逃した」 _________________ ◆写真解説 瑕疵保険会社... -
お決まりの反論
住宅紛争現在調停中の物件。 構造欠陥の指摘に対し、業者の反論は 「瑕疵保険の構造検査に合格している」 業者は瑕疵の核心を突かれ、逃げ場がなくなると、 役所や保険会社を盾にする。 瑕疵が明快なため、役所や保険の検査が合格していても 逃げられるケースではありません。 この現場の保険会社の検査員は、ろくに現場を見ていません。 基礎の検査... -
長寿命コンクリート
コンクリート、かぶり昨日の日経新聞に、 寿命100年超えのコンクリートの記事がありました。 記事を読むと、コンクリート内部の水分の蒸発を防ぐ 工夫をするようです。 もともと、水分を少なくしてコンクリートを打つことも 重要だと思います。 住宅でも、基礎コンクリートのひび割れのクレームは多く、 大手メーカーなどでは、極力生コンの水を減らしています。 ...