長井のブログ
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最近、毎日床下に入っています
検査業務連続で5日間、床下に入りました。 十数年検査の仕事を行ってきた中で 間違いなく新記録です。 一時は床下が体力的につらく、 床下ロボットをリースしようと思いました。 しかし、よく検討してみると、配管が邪魔するなど 完全なものではないことがわかり、導入を断念。 たまにはいると、あちこち痛くなったり 疲労感がありますが、 今回、体... -
不動産購入体験
その他午前中は事務所で書類作成に追われています。 午後から現場へ出るため、早めの更新です。 3月に中古物件を購入しました。 途中、難題を2つクリアするなど、仕事柄、失敗は 恥ずかしいので、要所はきちんと押さえました。 ただ、仕事が忙しかったので、いろんなことを短時間で 済ませています。購入を決断する現場確認は、15分くらい だった... -
事例676『構造用面材の傷』
構造用面材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 GW明けの週、いろんな紛争事案が舞い込んで来ています。 着工が一時より減っているはずなのに 紛争は増えているのでしょうか。 ■(1)今回の事例__________ 「構造用面材の傷」 __________________ ◆写真解説 構造用面材の傷。 筋違いの金物が干渉するため、大工さん... -
耐震等級を信用してはいけない
躯体構造躯体検査に行った現場。 耐震等級3(最高等級)で設計されている部分に疑問がわいた。 耐震等級計算は、壁だけでなく水平構面の計算も行います。 2階の床は、単体で計算するのに、 屋根と2階天井(小屋梁)部分は合算して計算する。 (写真は本文の現場と関係ありません) 検査した現場は、屋根だけが頑丈で、小屋梁の水平構面が柔い。 合... -
事例675『間柱の釘の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 連休中、雨の日もありましたが 組んだ予定を遂行できました。 疲れがやや残っていますが、 いい気分転換になりました。 ■(1)今回の事例_________ 「間柱の釘の不備」 _________________ ◆写真解説 間柱を固定する釘。構造用でない釘が使われている。 本来、構造用... -
危険な建物
コンクリート、かぶり遊びに行った先で見た建物。コンクリートがあちこちで爆裂。 かぶり不足と、塗装などのメンテナンスを長年しなかったのが原因。 この建物は賃貸マンション。こんな危険な状態でも入居者はいるようです。 -
休日出勤
その他今日は午前中だけ、書類作成。午後からは、休みです。パソコンで文章を書くときの必需品。PC用メガネと、周囲のノイズを消すヘッドホン。集中できないときは、目の疲れ、周りの音が気になります。新しい事務所は、すぐ横を電車が走るため、特にです。 -
事例674『防火被覆 一部未施工』
防火こんにちは住宅検査カノムの長井です。 書類の仕事をたくさん残したまま 明日から連休に入ります。 天気も良さそうなので、予定通りの遊びが出来そうです。 ■(1)今回の事例__________ 「防火被覆 一部未施工」 __________________ ◆写真解説 外壁の室内側、写真左側は石膏ボードが施工してあるが、 丸... -
屋根裏が暑い季節になりました
検査業務屋根裏、床下に3日続けて入りました。 今日は特に屋根裏が暑かった。 温度は40度後半くらい。 この温度なら30分くらいは大丈夫です。 ただ、ボルトがたくさん締まってなかったので、 ついでに締めてあげてたら、汗だくになりました。 小屋裏はグラスウールなど繊維系の断熱材が 施工してある場合は、かなりの埃が舞います。 防塵マスク... -
事例673『たて枠(柱)の位置ズレ』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日の瑕疵検査は計8時間かかりました。 午前中だけで疲れ果て、2日に分けたい気持ちになりましたが 何とか1日で終わらせることができました。 「家がおかしいと素人が感じたら、 必ず大きな問題が発覚します」 今日の現場もそうでした。 ■(1)今回の事例__________ 「たて枠(柱)の位置... -
ゴールデンウィーク
検査業務ゴールデンウィーク。前半は休みなし。明日は一日、欠陥検査です。休みは3日から6日の予定です。それまでは、検査予定はかなり多め。それに加え、裁判書類の作成、図面チェックもいくつかあります。 -
雨漏り検査
雨漏り今日は雨漏り検査。工務店さんが何度か調査しても、分からなかった内容で、行く前はプレッシャーを感じてました。なんとか3時間で原因特定。ホッとしました。まだ何件か、雨漏り検査を待っていただいています。順番に対応中です。 -
急成長の犠牲になるもの
業者情報新築検査で入った現場。 図面がいい加減で、変更も全く反映されないため、 現場の進行を見ないと、どんなものが使われるか 分からない状況でした。 基準法を無視した変更が次々あり、 検査のたびに指摘が多く出るため、 途中で、現場監督は雲隠れ。 その後は、設計担当者を捕まえ、指示してました。 いい加減な業者ですが、急成長しているよ... -
事例672『躯体まで達している雨漏り』
雨漏りこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今朝、岡崎ICで大型トラックが横転。 大渋滞しているというニュースを聞いて、 急遽、朝一番の岡崎市の現場を2番目に入れ替えました。 明日からGW。 名古屋周辺は、四日市~鈴鹿、岡崎~三ヶ日、一宮~小牧 の渋滞がひどいため、こちら方面の検査はできるだけ 休日を避けて予定を組んでいます。 ■(1... -
耐震診断ソフト
その他今夜、新しい耐震診断ソフトの説明会に参加してきました。検査の仕事をしているので、耐震診断の知識は、非常に役立ちます。昼間、移動が長く疲れていましたが、集中して聞きました。前のソフトに比べると、明らかに作業量が増えた。それだけ内容が濃くなっているようです。 -
耐震等級3相当?
躯体構造こんな図面表示をよく見かける。『相当』 言葉の意味を深く考えると、無責任な表示です。耐震性に対する性能表示に使うには、違和感を感じます。耐震等級3を計算によって確かめず、多分3だろうという思い込みからの表示でしょう。耐震等級は1、2、3の3段階で、3が最高。相当や簡易チェック済みという表示では、あとで計算し、性能がなく... -
事例671『コンクリート打設時の手抜き』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 退去した事務所は築15年超。 15年も経っていると、いろいろ劣化します。 管理会社は、経年変化したものまで 修理費用の請求をしてきた。 知識がないとやり込められます。 ■(1)今回の事例_________ 「コンクリート打設時の手抜き」 _________________ ◆写真解説... -
ビー玉の転がり
その他こんな質問が来ました。 「昨日、さんまのからくりTVでやっていた 芸能人の家の欠陥事例。 ビー玉が転がれば、欠陥であり、業者に修理を 要求できるのか」 (↑数年前、私が解説したニュース番組で使われた画像) 傾斜の程度が大きくなくても、ビー玉は転がります。 地盤沈下でない床の傾斜の場合、何が原因で 床が下がっているかを見極める... -
顔見知りが増えています
検査業務最近、有名メーカーの現場へ行くと 以前会ったことがある人に会うことが多い。 昨日は工事課長さん、今日は大工さん。 一回だけでなく、何回も現場で会っている人も多いです。 中には退職し、転職した先の現場で会う方もいます。 また、現場以外でも声をかけられることが、たびたびあります。 個人的な付き合いはないので、 検査がやりにくい... -
紛争はお金がかかる
住宅紛争先週、今週は週末でも高速道路はそれほど混んでいないです。 ゴールデンウイーク前で、遊びに行く人が少ないのでしょうか。 欠陥住宅であることが発覚し、 相手へ損害賠償を求めるための検査の問い合わせで、 被害のひどさを訴え、何とか交通費だけ、もしくは、格安で 検査ができないかという話が時々あります。 欠陥住宅をつかんでしまった...