長井のブログ
-
材料の出荷ミス
仕上げ新築検査で見た階段のノンスリップ。よく見るとひとつだけ色が違う。メーカーが間違えて出荷。大工さんも気付かず組み立てた。階段をバラさないとノンスリップの交換は不可能らしく、担当者は頭を抱えていました。 -
帰り道
検査業務検査の帰り。諏訪湖付近で日没。事務所に着くのは、9時ころ。渋滞なしで帰れそうです。 -
事例680『鉄骨の接合不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 新築検査で業者さんと話をしていると、 新規の受注は大手ほど落ち込んでいるようです。 数ヶ月先は、職人さんも落ち着いてくるかもしれません。 ■(1)今回の事例_________ 「鉄骨の接合不備」 _________________ ◆写真解説 鉄骨造、梁と柱の接合部の不備。 柱の凸部... -
勝手に利用される
住宅紛争「カノムの長井さんに聞いたら、○○だと言っている」など 私の名前を勝手に使い、業者と交渉している人が 数名発覚しています。 プロとして言うはずもない身勝手な内容なので 相手業者は、すぐにおかしいと気づくようです。 こちらに問い合わせがあれば、 当然「知らない」と答えます。 いちいち連絡を入れて注意はしません。 だからと言って... -
エネファームの問題
住宅紛争家庭用燃料電池「エネファーム」。 説明より光熱費が安くならないとして、紛争になっているようです。 高額な商品なので、消費者の期待も大きいと思う。 初期は大手メーカーを中心に導入していた。 大手は断熱性能の良さをうたっているが、 実際はそれほど暖かくない家も多い。 そのあたりで想定と違った可能性もあるのでは? -
事例679『無数のクラック』
コンクリート、かぶりこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日、伊勢市まで行ったついでに伊勢神宮によりました。 毎年1回は参拝していますが、 ここ数年、平日でも大勢の人が押し寄せています。 ただ、今朝の新聞を見ると外国人には あまり有名ではないようです。 ■(1)今回の事例_________ 「無数のクラック」 ________________... -
下請け いじめ調査
その他中小企業庁から「消費税の転嫁拒否等に関する調査」 が送られてきた。 内容は消費税5%から8%になったときに、元請けから、 発注価格を実質下げていないかの情報提供を求めるもの。 無作為に出しているようで、弊社にも届きました。 情報先の秘密は守ると書かれています。 元請けと下請けの関係が悪ければ、告発する業者も多いのでは。 -
基礎断熱にご注意
検査業務基礎の周囲を断熱し、床下に外気を取り入れない 施工現場が増えています。 新築のうちはコンクリートから水分が蒸発する。 換気扇を施工しても、電気が通るのは完成間近。 そのため、完成時に床下に入ると 木部がカビだらけの現場をよく発見します。 (大引きに付いたカビ) 基礎断熱の現場は、 工事中に換気対策を考える必要があります。 -
事例678『基礎の瑕疵を見逃した』
住宅紛争こんにちは住宅検査カノムの長井です。 紛争処理が忙しいです。 遠方からの問い合わせも最近、急増。 ただ、費用面で依頼できないケースも多いです。 最初だけ安く、あとが高いという手法は取っていません。 ■(1)今回の事例_________ 「基礎の瑕疵を見逃した」 _________________ ◆写真解説 瑕疵保険会社... -
お決まりの反論
住宅紛争現在調停中の物件。 構造欠陥の指摘に対し、業者の反論は 「瑕疵保険の構造検査に合格している」 業者は瑕疵の核心を突かれ、逃げ場がなくなると、 役所や保険会社を盾にする。 瑕疵が明快なため、役所や保険の検査が合格していても 逃げられるケースではありません。 この現場の保険会社の検査員は、ろくに現場を見ていません。 基礎の検査... -
長寿命コンクリート
コンクリート、かぶり昨日の日経新聞に、 寿命100年超えのコンクリートの記事がありました。 記事を読むと、コンクリート内部の水分の蒸発を防ぐ 工夫をするようです。 もともと、水分を少なくしてコンクリートを打つことも 重要だと思います。 住宅でも、基礎コンクリートのひび割れのクレームは多く、 大手メーカーなどでは、極力生コンの水を減らしています。 ... -
事例677『窓の位置ズレ』
その他こんにちは住宅検査カノムの長井です。 介護保険料、4月から0.17%上っていたことを 今日知りました。 値上げばかり目につきますが、 建築業界は人件費の高騰で、建材など材料単価が 値切られているようです。 建材屋さんは厳しいですね。 ■(1)今回の事例__________ 「窓の位置ズレ」 __________________ ... -
隠れた瑕疵
検査業務検査に行って、目的以外の重大なことを発見し、 依頼者から感謝されることもあります。 詳しいことは今は書けませんが、 今日の検査はそのパターンでした。 また、今日、瑕疵検査の書類を仕上げた家は、現在、裁判中。 私が検査し、重大な瑕疵が発覚したので 状況はこれから変わるでしょう。 重大な瑕疵があっても、目につく箇所でなければ ... -
最近、毎日床下に入っています
検査業務連続で5日間、床下に入りました。 十数年検査の仕事を行ってきた中で 間違いなく新記録です。 一時は床下が体力的につらく、 床下ロボットをリースしようと思いました。 しかし、よく検討してみると、配管が邪魔するなど 完全なものではないことがわかり、導入を断念。 たまにはいると、あちこち痛くなったり 疲労感がありますが、 今回、体... -
不動産購入体験
その他午前中は事務所で書類作成に追われています。 午後から現場へ出るため、早めの更新です。 3月に中古物件を購入しました。 途中、難題を2つクリアするなど、仕事柄、失敗は 恥ずかしいので、要所はきちんと押さえました。 ただ、仕事が忙しかったので、いろんなことを短時間で 済ませています。購入を決断する現場確認は、15分くらい だった... -
事例676『構造用面材の傷』
構造用面材こんにちは住宅検査カノムの長井です。 GW明けの週、いろんな紛争事案が舞い込んで来ています。 着工が一時より減っているはずなのに 紛争は増えているのでしょうか。 ■(1)今回の事例__________ 「構造用面材の傷」 __________________ ◆写真解説 構造用面材の傷。 筋違いの金物が干渉するため、大工さん... -
耐震等級を信用してはいけない
躯体構造躯体検査に行った現場。 耐震等級3(最高等級)で設計されている部分に疑問がわいた。 耐震等級計算は、壁だけでなく水平構面の計算も行います。 2階の床は、単体で計算するのに、 屋根と2階天井(小屋梁)部分は合算して計算する。 (写真は本文の現場と関係ありません) 検査した現場は、屋根だけが頑丈で、小屋梁の水平構面が柔い。 合... -
事例675『間柱の釘の不備』
躯体構造こんにちは住宅検査カノムの長井です。 連休中、雨の日もありましたが 組んだ予定を遂行できました。 疲れがやや残っていますが、 いい気分転換になりました。 ■(1)今回の事例_________ 「間柱の釘の不備」 _________________ ◆写真解説 間柱を固定する釘。構造用でない釘が使われている。 本来、構造用... -
危険な建物
コンクリート、かぶり遊びに行った先で見た建物。コンクリートがあちこちで爆裂。 かぶり不足と、塗装などのメンテナンスを長年しなかったのが原因。 この建物は賃貸マンション。こんな危険な状態でも入居者はいるようです。 -
休日出勤
その他今日は午前中だけ、書類作成。午後からは、休みです。パソコンで文章を書くときの必需品。PC用メガネと、周囲のノイズを消すヘッドホン。集中できないときは、目の疲れ、周りの音が気になります。新しい事務所は、すぐ横を電車が走るため、特にです。