欠陥工事写真集– archive –
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498、基礎のひび割れ。幅は約2mm。漏水、耐久性に十分影響が出る幅です。通常よく見かけるひび割れ幅は0.1、0.2mm程度。 平成24年2月3日
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497、釘の種類で、CN釘とNC釘がある。現在も、多くの大工さんが勘違いしている。これらの断面積比は約倍違い、性能的には別物。ちなみに写真のNC釘は、構造用ではない細い方の釘。 平成24年1月31日
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496、給水、給湯管(青とピンクの管)に干渉し、排水管の勾配が取れていない。また、固定も悪い。 平成24年1月27日
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495、基礎の表面が膨らんでいるため、断熱材が密着しない。これだけ空間があれば、断熱材の意味がない。 平成24年1月24日
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494、筋かいを固定する金物と、柱の引き抜きを押さえる金物が干渉している。弊害として、筋かい金物はビス不足。 平成24年1月20日
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493、2階の排水管。施工時に穴あけをした際、梁を一緒に切ってしまった。穴の位置は、開け替えたが、梁は未補修のまま、隠蔽。 平成24年1月17日
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492、2本の電気配線が筋交いを貫通している。類似例を何度も紹介してます。構造部材として重要な筋交いは、切り欠いたりしてもダメです。 平成24年1月13日
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491、省エネ対策等級4への対応のため、ユニットバスの洗い場床裏に断熱材が吹き付けてある。ただし、施工がいい加減なため、未施工箇所が点在する。 平成24年1月10日
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490、鋼製火打梁。おさまらない箇所へ無理やり取り付けた結果、端部が曲げられ、固定の釘3本も未施工。 平成24年1月6日
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489、ツーバーフォー工法の天井裏。天井下地が在来工法の方法で組まれ、さらに壁の石膏ボードが上枠まで届いていない。無知で施工したと思われ、構造的な影響がある。 平成24年1月3日
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488、中古住宅検査で発見した床下のシロアリ被害。売主は不動産業者。表面だけ綺麗にリフォームし、見えない箇所は隠蔽したようです。 平成23年12月27日
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487、基礎外周部、折り曲げた鉄筋が下に付いている。かぶりはゼロで、基準法に違反する。 平成23年12月23日
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486、木造住宅の床束。表面上は分からないが、内部はシロアリに喰われ空洞化している。 平成23年12月20日
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485、鉄骨造の床、コンクリートを流す前の写真。溶接金網接合部の重ね不足。本例の基準は200mm必要。 平成23年12月16日
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484、大きく不同沈下している家。最大沈下箇所から一番遠い玄関の柱が、沈下側へ引っ張られ、基礎から離れてしまった。 平成23年12月13日
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483、窓まわり、両面防水テープ(黒色)と防水紙が接着していない。サッシ部への雨漏りの原因になる。 平成23年12月9日
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482、筋かい金物のビス、施工忘れ。柱と筋かいが無固定状態。 平成23年12月6日
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481、柱頭と梁が、離れないように固定する金物の位置が間違っている。梁同士を固定している。(矢印位置に付くのが正解) 平成23年12月2日
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480、通し柱に接合する梁、固定ボルトのナット締め付け忘れ。誰かが気づかないと、固定されないまま完成し、大地震時にこの部分が抜ける恐れがある。 平成23年11月29日
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479、1本だけアンカーボルトが出過ぎている。基礎への埋込み不足+これではナットが締まらない。 平成23年11月25日
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478、玄関まわり、気密タイプの基礎パッキンに入れ替えている。図面で指示された場合は勿論、省エネルギー対策等級4仕様では、玄関の気密化が必要です。 平成23年11月22日
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477、電気配線、2階の床梁を大きく欠損している。筋交いがある、大きな力がかかる箇所。梁を傷めてはいけない。 平成23年11月18日
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476、勾配天井断熱材。施工がずさんで、隙間だらけ。夏場の暑さ、冬場の結露の懸念がある。 平成23年11月15日
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475、コンセントBOXビスのサビ。壁内が湿気ているために発生した。木が腐る恐れがある事例。 平成23年11月11日
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474、基礎スリーブの間隔が狭い。耐力低下を防ぐため、直径の3倍、離なさければならない。是正中の写真。 平成23年11月8日
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473、ホルムアルデヒド濃度0.135ppm。日本の基準値0.08ppmを大幅に超えている。ほとんどの現場は、0.02以内です。 平成23年11月4日
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472、ホールダウンボルト、先に埋め込んだが、長さの間違に気づいたため、カットすることで、ごまかそうとした。 平成23年11月1日
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471、フローリングの溝と、壁が並行でない。フローリングを斜めに貼り出したことが原因。 平成23年10月28日
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470、基礎打ち継ぎ面に、砕石が大量に乗っている。コンクリートの一体化を妨げる。 平成23年10月25日
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469、高断熱仕様の家なのに、床下点検口蓋に断熱材がない。断熱材は隙間なく施工することが基本です。 平成23年10月21日
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468、屋根パネルを固定するビスが、完全に外れている。全く固定されずに、パネルが置かれている状態。 平成23年10月18日
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467、配管補強筋のかぶり不足。補強筋でも、6CMのかぶりを確保しないといけない。 平成23年10月14日
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466、床下浸水により、木部にカビが生えた。直接濡れなくても、条件によってはこのようにひどくカビが生えることがある。 平成23年10月11日
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465、床下浸水のあと(矢印部まで水が溜まった)。天災ではなく水漏れによるもの。 平成23年10月7日
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464、床下収納が基礎に当たるため、基礎の表面を削って無理やり入れた。これにより、かぶり不足になった。 平成23年10月4日
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463、機械で鉄筋の位置を確認。表面から鉄筋までの距離が30mm必要なところ、20mmしかない。建築基準法違反。 平成23年9月30日
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462、大手ハウスメーカーの現場で発見したアンカーボルトの不備。位置がずれたので、曲げてそのまま放置。これでは基礎との接合が不十分。 平成23年9月27日
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461、屋根合板の結露。合板にカビが生え、腐食が進んでいる。放置すれば、屋根が崩れる。 平成23年9月23日
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460、アンカーボルトの露出。基礎から完全にはみ出している。こうなると、引き抜き強度の低下は確実。 平成23年9月20日
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459、基礎の表面で、結露がおきている。床下の通気が悪く、湿気がこもったことが原因。 平成23年9月16日
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458、雨漏り調査で、写真の箇所へ水をかけたら、すぐに漏水した。外壁裏の下地防水の不備が原因。 平成23年9月13日
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457、ホールダウンボルトの下(矢印部)、液体が出ている。これはケミカルアンカーの接着剤が溢れたもの。事前にセットし忘れたため、こっそり接着剤でボルトを入れた。 平成23年9月9日
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456、軒先金物、釘が一本も打たれていない。あとから施工するつもりで、忘れたようです。 平成23年9月6日
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455、擁壁ベースが薄い。設計では350mm。実際は200mmしかない。耐力的に弱いことは確実である。 平成23年9月2日
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454、玄関ドア枠の横下から水が出ている。下から出てくる水の判断は難しい。 平成23年8月30日
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453、基礎コンクリートの爆裂。鉄筋は無く、砕石の変異が原因?症状はひどく、修理、補修が必要。 平成23年8月26日
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452、ユニットバスの脚の支えが、コンクリートブロック。高さ調整に安価な材料を調達。空洞部が多いため、当然弱く、破壊する恐れがある。 平成23年8月23日
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451、柱の含水率25.5%。20%を超えると、カビ、腐朽菌の発生や耐力低下につながる。 平成23年8月19日
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450、壁石膏ボードの大きめの段差。裏側に何かあるようで、クロスの下地処理で、誤魔化しきれないと、壁が膨らんで見える。 平成23年8月16日
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449、2☓4屋根梁方式の小屋組。頂部のたるき相互の接合金物が施工されていなく、緊結状態が十分でない。 平成23年8月11日
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448、外壁防火構造部のユニットバス室内側の石膏ボード。道具を使わずに穴を開けたため、大きく雑な穴になっている。隙間が大きいと防火上不利になる。 平成23年8月9日
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447、アンカーボルトが1本もない基礎。どうやって躯体を緊結するのか?答えはブログを読んでください。 平成23年8月5日
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446、基礎の位置がズレていて、土台がのらない。基礎図面と、木躯体図面の不整合が原因。 平成23年8月2日
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445、アンカーボルトのズレ。これだけを見るとNGです。だだし、後ろのホールダウンボルトが、役割をカバーするため、もともと、不要なアンカーボルトである。よって、これでも基準的には問題がない。 平成23年7月29日
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444、床下断熱材を、釘で支える簡易な留め方をしていたため、完成後、木の痩せや、振動によって多くが落下。 平成23年7月26日
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443、図面に書かれているコンクリート強度。記載は間違いではないが、基礎屋さんが注文する強度は、これより強くないといけない。これが意外と知られていなく、基準に違反している現場が多い。 平成23年7月22日
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442、筋交いの抜け節。圧縮の力がかかると、材の薄い側に曲がり、節部分で折れやすい。 平成23年7月19日
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441、屋根を構成する母屋の端部の接合ピン抜け。上の赤丸は社内検査時の印、下は見落とした? 平成23年7月15日
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440、金物ビス施工不備。途中で施工を中断し、そのまま忘れてしまった? 平成23年7月12日
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439、耐力面材モイス、釘の打ち忘れ。基準どうり釘打ちしないと、所定の耐力が出ない。 どこのメーカーの現場かブログで公表 平成23年7月7日