欠陥工事写真集– archive –
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114、基礎と柱をつなぐ構造的にも重要な土台に配管を通すための穴が大きく、かつ連続で開けられている。耐力低下は一目瞭然。 平成20年2月12日
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113、間柱が短く梁まで届いていない。これでは間柱の意味がない。(写真は小屋部分で写真上は外壁裏側になる) 平成20年2月6日
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112、床下断熱材の未施工 部分。 床下点検口廻りが特に多い。 大工さんの手抜き工事であり 断熱ロスが発生する。 平成20年2月4日
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111、サーモグラフィーカメラで天井を撮影した写真。左側の「青い丸」の部分は表面ではわからない雨漏りの疑い。 平成20年1月30日
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110、基礎立上がり鉄筋の かぶり不足。赤印の部分は 最低4CM必要。写真は2.5CMしかない。 発生確率の高い事例 平成20年1月25日
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109、柱端部を内部に金物を入れてピンで固定し留めるタイプの工法。ピンを入れ忘れる(矢印部分)と全く固定ができない。 平成20年1月24日
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108、壁の垂直を計測。矢印 「5」の位置で傾きゼロ。写真は9mm上部が左へ傾きあり(高さ1.5Mあたり)。1Mあたりに直すと6mmの傾きで傾斜としては大きい。 平成20年1月21日
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107、鉄筋コンクリートの耐震スリットがコンクリートを流し込む際にずれた。本来、赤線の位置にあるものが矢印のような斜めに、左側は表面に現れていなくどこへ消えたか不明。これでは機能を果たさないし、柱も欠損する 平成20年1月16日
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106、2×4の1階床合板、釘の空打ち。床下から見た写真で釘が抜けているのが見えます。床剛性がこれでは取れません。 平成20年1月10日
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105、2×4の壁コーナー部、パネル接合部分の釘打ち忘れ(赤丸の箇所天井まで)釘打ちのみの接合であり、この部分は力がかかれば離れる。 平成20年1月8日
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104、筋交いの付く土台端部でアンカーボルトがない。これでは地震時に躯体が基礎と離れ浮き上がる。 平成19年12月27日
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103、筋交いの端部の金物 規定では矢印の部分は柱に留めないとダメですが、梁が大きいため、柱が短く、全て梁にビス留めがされている。 平成19年12月24日
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102、筋交いを欠損し(切り欠いて)ホールダウン金物を取り付けしている。当然、筋交いの強度はかなり弱くなる。 平成19年12月17日
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101、1階の天井裏をのぞいたらバルコニー軒裏換気の光が見えた。つまり、断熱対処がない!(外気が天井裏へ侵入する) 平成19年12月13日
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100、壁下地の石膏ボードのビス打ち忘れ。良くある事例です。耐力壁以外は大きな問題ではないが程度によっては仕上への影響がある。 平成19年12月11日
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99、基礎の鉄筋、印の部分が離れて固定されていない。基準法違反であり、耐力不足の原因です。 平成19年12月4日
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98、床下で基礎の断面を発見 、この上部の横にある鉄筋は直径12mm以上と法で決まっているが写真部分は10mm。 強度不足は明らか。 平成19年11月30日
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97、木造の1階床組、角に土台火打ち(斜め材)が付いてない、これが不要な施工方法でもなく角の剛性が出ない。 平成19年11月27日
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96、屋根裏部分、束の端部、引き抜けないためのかすがい打ちがない。(両面2ヶ必要) 平成19年11月21日
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95、ナット下に座金が付いていない。大きな力がかかれば木にめり込んでしまう。 建築基準法施行令47条2に違反。 平成19年11月18日
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94、土台のジョイント付近にアンカーボルトがない。ジョイント押さえ側土台に浮き上がり防止でアンカーボルトは必要 平成19年11月14日
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93、床下で洗濯排水の接続部、防臭措置がない。下水からの臭いが漏れて床下に臭気が充満。 平成19年11月9日
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92、基礎をあとから穴をあけた際に鉄筋を切った。○内の茶色の丸3つが鉄筋切断面。 主要な鉄筋も切れており強度低下は免れない。 平成19年11月4日
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91、2×4の基礎端部にアンカーボルトがない。躯体と基礎の緊結ができず構造的にも重大な欠陥。 平成19年10月31日
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90、窓廻りの防水テープ。両面タイプで防水紙(白の紙)が抑えてなく浮き上がったままで密着せず、防水目的を果たしていない。手抜き工事 平成19年10月25日
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89、コンクリートのジャンカ 意味は、コンクリートが行き渡らずに空洞が出来る現象のこと。程度によっては問題があり、写真は鉄筋が見えて空洞も大きく瑕疵である 平成19年10月22日
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88、家が傾きビー玉を転がした写真。最大傾斜13/1000 (1Mあたり13mm) これでも業者は非を認めない 平成19年10月20日
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87、サイディング目地、コーキング工事中。専門職でない人が施工、接着を高める下地処理「プライマー」を施工していない。土まで付いたまま。 平成19年10月16日
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86、2×4の石膏ボード用ビス 耐力壁部は強度の認定を得たビスを使用しないとダメ。 写真は非認定ビス。強度の保証はなく違法。 平成19年10月11日
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85、梁の下部を切断し排水管が通っている。梁は構造材であり当然強度低下を招く。 平成19年10月4日
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84、2×4アンカーボルトのズレ及び、ナットが締まってなく役割を全く果たしていない。 地震時に浮き上がりは確実 平成19年10月1日
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83、壁の断熱材、右と左で種類(密度)が違う。 左が図面どうりの16kg/m3 右が10kg/m3、左の方が性能が良く図面どうり 平成19年9月19日
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82、屋根の頂部にある棟換気の下地合板穴あけ部分。空気が抜ける開口巾が狭いのと、あけ方も雑。 平成19年9月11日
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81、ベタ基礎下の地盤が緩く、鉄筋下のかいものがかなりめり込んでいる。砕石の転圧が不十分と思われる。 平成19年9月8日
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80、外壁防水シート、コーナー部の横方向の重ね不足。 写真は8CM,本来その倍は必要。 雨漏りの原因になりやすい。 平成19年9月5日
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79、床下点検口をあけたら土台火打ち(土台の水平方向の変形を抑える構造材)にノコギリで切った溝が10mmくらい入っている。 平成19年9月1日
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78、図面には右側のように縦の鉄筋の上はフックが付いているが、現場は左丸内のようにフックはない。弱くなる側でかつ、図面どうりでない施工(契約違反)が問題。 平成19年8月29日
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77、ユニットバス天井裏 外壁換気扇貫通部の断熱材めくれ。大工さんが入れた断熱材を電気屋がめくた、大きな断熱欠損につながる。 平成19年8月27日
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76、ユニットバス換気扇接合部の外れ。浴室の湿気が外部へ出ずに内部へ排出される。 平成19年8月23日
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75、鉄骨造の柱と梁の接合部基本的に間違っている。 この部分には局部変形防止の補助材が必要であるが付いていない。 平成19年8月17日
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74、鉄骨梁の接合部 ・片側溶接留め(黒矢印) 反対側のようなボルト接合 が正解 ・ボルトが規定と違う(赤丸) 鉄骨の基準と違う施工で 構造的に重大な瑕疵。 平成19年8月7日
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72、台風などで屋根が飛ばないようにする下地を固定する金具、規定のものより細い釘が打たれている よくある事例です 平成19年8月1日
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73、下の例とも関連しますが基礎部で配管が連続している写真。わかりにくいですが後からコンクリートをはつり、通している。この部分は強度が低下する。 平成19年7月30日
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71、基礎に埋込む配管 ・テープでの固定はコンクリ リートが廻らないのでNG。 ・配管の間隔が狭い、現状の倍は離したい(強度的な問題) 平成19年7月30日
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70、筋交いの端につける固定のための重要な金物、印の部分は本来柱側に付くが、向きを反対に付けられ未固定 これでは緊結にならない 平成19年7月26日
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69、1階床の鋼製束と木部の留め付け。側面(○の部分)は指定より細い釘、下部(矢印部)は釘打ちなし。 固定方法が弱い 平成19年7月24日
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68、梁接合部のボルトの緩み かなり緩んでいるため 締め忘れと思われる。 平成19年7月20日
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67、木造住宅の屋根裏、 赤で記した「振れ止め」の未施工。基準法にも必須になっているが忘れが非常に多い。 平成19年7月17日
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66、筋交い金物のビス打ち忘れ。本数が多いのと確認時見難いために大工さんも忘れる。この金物がきちんと施工されてないと筋交いの意味がない。 平成19年7月15日
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65、水道配管が邪魔で鉄筋を切断。(赤の線部) 補強もなしでそのままコンクリートを流しこむ所でした 平成19年7月12日
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64、外張り断熱でバルコニー部分の梁部、断熱材施工忘れ 外周部は全て覆う必要あり 平成19年7月10日
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63、2×4の2階床根太の 電気配線穴の集中。 この部分は見ての通り 弱くなる。公庫基準ではこの写真の3倍以上離してあけないとダメ。 平成19年7月6日
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62、雨漏りで腐った木部 この状態になると耐力はない 61番とは別の現場 平成19年7月2日
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61、雨漏りにより木が腐った。場所にもよりますが2~3年でボロボロになる。 平成19年6月28日
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60、床下に植物が生えている 防湿フィルムの施工が雑 で湿気を好む植物に良い 環境になっている。 平成19年6月18日
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59、梁接合部に金物がない 能登の地震ではこういう家が倒壊している 平成19年5月26日
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58、柱が短く間に木をはさんである。金物が打たれているが補強としては不十分 平成19年5月26日
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57、2×4工法、石膏ボードの下端が下枠まで届いていない (壁内部が見える) 耐力壁部は下部釘打ちが必要で基準法違反。 平成19年5月2日
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55、基礎立上がりの鉄筋 右側の型枠に付いている 本来4CM以上の離れが基準 コンクリートを流し込むとわからない箇所 平成19年4月14日
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56、床を受ける束の下部がずれている。現状を保てば良いが地震時にずれ落ちる可能性が高い。 平成19年4月